なのはな村通信 (都城市 社会福祉法人なのはな村)

宮崎県都城市「社会福祉法人なのはな村」理事長・フジサキが発信するブログ。日々のよしなしごとを、つれづれなるままに。

ソーシャルファームジャパンサミットinびわこ

2015-06-26 08:22:11 | なのはな村日記

ソーシャルファーム

障害者や労働市場で不利な立場にある人(ホームレス、シングルマザー、刑務所出所等)に働く場を提供することを目的とした社会的企業です。企業的経営手法を用い、税金の負担も少なく、障碍者を含む就労困難者を多数、3割以上を雇用することが特徴としています。

1970年代末にイタリアのトリスエストの精神病院を発祥として、今やドイツ、オランダ、フィンランド、イギリス、韓国などにも広まっています。

 

と、大層なことを書きましたが、フジサキは当初は農業のことと思い込んでいたのです。

 

 

この会に、なのはな村の若者2人と参加します。

なのはな村の農業を中心とした事業を、どう展開していくかはフジサキの時代ではなく、若者たちがどう捉えて実践していくかにかかっています。

なのはな村、見本市にも出店します。

今からでも遅くはありません。どうぞ、参加して下さい。


田植え

2015-06-25 11:31:54 | なのはな村日記

雨が続きます。

でも、もう田植えをしなきゃ。

なのはな村の田植えは、この地域で最後となりました。

トリを務めます。

この御仁は、フジサキではありません。

なのはな村は、田植え機を持っていないのです。有機農業のなかまに応援をしてもらいました。

来年は田んぼを増やして、みんなの工賃アップに繋げる予定ですので、どうか田植え機を買ってください。

どうも、フジサキには決定権がないようなのです。

 

農場班のみんなは、田植えの終わったところから合鴨さんを囲い込むネットを張っていきます。

 

 

生後、1週間目の合鴨さんたちは元気です。

水浴びをした後なので、ちょっとしょぼんとした風に見えますが。

 

来週には、田んぼに案内します。


牧原祐樹クラッシックギターミニリサイタル(2)

2015-06-23 08:47:39 | なのはな村日記

本日のリサイタルの演奏者。

 

牧原祐樹、きょうは黒のスーツに、目力を和らげる眼鏡に変えて登場です。

 

 

きょうは、これだけの曲を弾きます。

フジサキ、真ん前で聞いたせいあるかもしれませんが、本当に圧倒されました。

毎日の練習を、いつも聞くこともなく聞いているのですが、こんなにまとめて聞いたのは久しぶり。

素晴らしい表現者になっていることに、改めて、いや初めて、気が付きました。

 

第2部は、ちょっと柔らかく、楽しく、井筒先生とのギター二重奏。

 

中学校時代から顔見知りの牧原祐樹ですが、高校卒業のとき「なのはな村で、ギターリストになるための支援をして欲しい。」と、父親から依頼された時は正直言って困惑しました。音楽を専門にやっている他県の福祉事業所をいくつか紹介をしたのですが、2人とも乗り気ではありません。

なのはな村がかれらの夢に加担しようと思ったのは、学校のの先生の一言ことでした。「就労のための支援をして欲しい、ギターは趣味で好いんじゃないか。」

誰しも(誰しも、ではないか)、若いときこう生きようと夢を抱くじゃないですか。すでに将来はギターリストと強い意思を抱いているユーキを、何もやらないうちから諦めろ、とフジサキは言えません。

と、言ったものの、フジサキには音楽の素養は全くありません。

親戚の井筒輝男さんに協力を仰ぎました。「もう引退したからねえ。草刈機を持つ方が性に合ってるよ。」

もうそう言わずに、と引き合わせたところ、ユーキの魅力にはまったみたいです。「こんな集中力の高い人を見たことがない。」とのことで、二人三脚が始まりました。

 

今回のリサイタルでも、ギター二重奏で出演していただきました。

「ユーキのおかげで、ギターリストに戻ってしまった。」苦笑いをされていました。

 

さあ、また、今からです。

最後は、和気あいあいと、お楽しみ抽選会。

息子以上に熱心な父親と母親も登場。

きょうは、47人の方々に聞いていただきました。

 

蛇足、です。

きょうのコンサートにお出しした「畑のテーブルSai菜」の軽食。

軽食じゃなかったな、おなか一杯になってしまいました。