もう一歩のところで就労が決まらないIさん、御本人も支援員も悔しい思いをしていますが、きょうより新しい実習が始まりました。
ラーメン屋さんです。なのはな村では、初めての職種です。接客の仕事がしたい、と日頃から言っているIさん。何となくフジサキ興奮して、鼻息荒く、天職かもよ、と送り出しました。
日頃、外食するときはうどんかそばが定番のフジサキですが、こっそり客で行きますからね。
就労支援員は、実習初日ということもあって、きょうは1日、Iさんといっしょです。
そして、もうひとつの実習先の「はじトマト農園」は休み。
前置きが長くなりましたが、ここの3人組が浮いてしまいました。
少し、本題に近づいてきました。
事業所内の訓練事業「オーガニックレストラン遊楽」で3人組をお願いしようとしましたが、お店は予約一杯で、ここに携わる支援員は手一杯。(「なのはな食堂」に負けず、「遊楽」もがんばっているのです。)
じゃあ、フジサキしかいないじゃないかと、フジサキは意気揚々。何となく3人組が敬遠しているのが分かりますが、そこのところは知らんぷり。
やっとこさ、タイトルの「ニンニクの芽」に辿り着きました。
これが、にんにくの芽です。おいしいものです。また、芽を摘むことによって、にんにく球の肥大を促すという一石二鳥の作業なのです。さすがに「はじ農園」の実習をこなしているみなさん、初めての作業も飲み込みが早い。
食べきれない分は、冷凍で保存します。
なのはな村のニンニク畑。
ただの雑草地じゃないか、などと言わないで下さい。畑や作物に害を及ばさない雑草(こういう言い方も、名前のある草さんたちに失礼になります。)と、にんにくが共存しているすばらしい世界なのです。
少し見方を変えれば、世界は変わります。(えらそうに、という声が聞こえてきそうですが。)
これが何かお分かりですか。
宇宙からの飛来物?
牧草を梱包しているのです。この作業のさまを見ていると、本当にびっくりします。機械で刈り取った牧草を、機械が丸めていきます。これからが、またすごい。機械から白いテープが出てきて、丸めた牧草に巻きつけていきます。
なのはな村の話ではないですよ。なのはな村の隣の畑です。