行ってらっしゃい (りんたろう)
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2014-11-10 17:20:42
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国際有機農業映画祭にでも行きやっとでしょかい?はたまた、巌流島へ他流試合か、ヴァージンアトランティックで華のロンドンか? ほほーっとお飛び下さいまし。
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と、りんたろう兄に茶々入れられて、行って来ました。
木曜日に出て土曜日には帰るというあわただしい旅でしたが、実は「ユニバーサル農園」の現場を見せていただくのが目的でした。
「農業と福祉の融合」それが、ユニバーサル農業です。
正しく、なのはな村が目指してきたものです。ただ、最近のなのはな村は、農業に関してどうも歯車が噛み合わなくなって来たような気がします。フジサキ一人が、巨大化したエアー人形と、相撲を取っているような図式です。
自己反省を込めての、勉強を願い出ました。
お訪ねした「京丸園」と名付けられたユニバーサル農園、17歳から82歳までの62名の方々が働いていらっしゃいます。その中の21名の方々が障害のある方々です。勿論、戦力として必要不可欠な方々、と社長は力説されていました。
いったい何に見えるでしょう?
そう、こちらは「水耕栽培」がメインの農園です。
ネギの上に被さっているものは、超大型掃除機です。
虫等を吸い取ってくれるもの。このおかげで、農薬散布がなくなった、とおっしゃいます。
ただ、歩行ロボットではないので、人が押していかなくてはならない。出来るだけゆっくり、ゆっくり、と。
「ぼくには、まだるっこしくて仕方がない。」と、社長。フジサキも同感です。
「で、いらっしゃるでしょう。」社長は続けられます。「2.3歩、歩いて立ち止まる人。そんな方が最高のスタッフです。あるいは、リハビリで歩かなきゃならない人、リハビリして給料がもらえます。」
この農園には、そんな工夫がいっぱい。
こちらは、社長のお母さんの同級生。
同じ姿勢はきついからと、作業台が上下します。
収穫予定の野菜は、ハウスから作業室に運ばれます。
こちらは、全員が障害のある方。
フジサキ、なのはな村の農場に何の工夫もしてこなかったことに猛反省。
・・・、・・・、ただ、ただ・・・、・・・、
フジサキのもうひとつの関心ごとは、なのはな村が長年培ってきた有機農業と水耕栽培のドッキング。
少しヒントがありましたが、まだまだ宿題のようです。