日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

駐車場にたたずむ人

2008年05月23日 | 地震のあとで
現在、七尾幼稚園に北陸学院短大の保育学科の生徒さんが教育実習にきています。そこで、今日短大の先生が、実習生の様子を見にいらっしゃいました。事務的な用事もあります。園長とも少し話していきました。
さて、お帰りになった後で、幼稚園の教師達が「すいませんでした」と私のところに言いにきました。「何かあったの?」と聞くと、「北陸学院の先生だと気づかなかったので、お声をかけなかったんです。あの先生、けっこう長い間、駐車場にいらっしゃったんです。」と言うのです。「すいません、気づかなくて、失礼な事をしました」「もっと前にお声をかけるべきでした」。
ああ、そうなんだとここで気づきました。実は今日いらしたのは、北陸学院の先生ですが、金沢教会の教会員(長老)でもある方です。去年も同じ時期にいらっしゃいましたが、地震の被害のことをたいそう心配してくださいました。
だから、きっと駐車場から新しい牧師館を見てくださっていたのでしょう。礼拝堂の傾きも気にしてくださっていたのかもしれません。もしかして祈っていてくださったのかもしれません。
「新しい牧師館を見ていたんだと思うよ。」と、教師達にわかる程度に説明をしました。
そして改めて思うことは、この一年、たくさんの人に祈られ支えられて七尾教会と七尾幼稚園があるということなのでした。
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