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心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

最後(になるかも)の韓国ソウルを思いつくまま愉しむ旅NO6ー鞍山チャラッキル散策2

2025-05-27 | 25年春の韓国旅行

4月15日、旅の4日目になりました。初の韓国風カプセルホテル、韓屋ホテルダムの一夜、つい最近リニューアルされたばかりとあって清潔感ある空間はそれなりの居心地でしたが、やはり一定程度の広さがないと落ち着いて寛げないので、今回限りの利用になるでしょう。宿での寛ぎより外での活動が多い若い方等、宿泊費を節約したい方には良いだろうと思います。

朝食は期待通り、今まで利用した無料の朝食が提供される宿の中では、最高レベルでした。具体的にどんな料理があったかは、写真を撮り忘れお伝えできず済みません。

ワンプレートに盛った15日の私の朝食(パンもサラダも食後の果物も一緒に盛ってしまったため見苦しくてすみません。赤いトマトの上のオレンジ色はマンゴーです。)

 

朝食を終え、山裾歩きの身支度を整えると、忘れ物のない様気をつけて荷を纏め、鞄は夕方迄フロントへ預かっていただくようお願いして、9時過ぎには出発。待ち合わせの11時には少し早いですが、お昼用にサンドイッチでも何処かで調達していこうと思います。ユルゴク路を昌徳宮(チャンドックン)前から安国駅方面へ向かうと、いつも安国駅界隈から見る風景とは視線が違うので、とても新鮮でした。

 

向こうの木々の間に仁王山方面が見えるのですが.... 、写真ではよくわかりませんね。

 

 

11時にシンチョンで待ち合わせた後、マウルバスに乗ってソデムンクチョン(西大門区役所)迄行きました。其処からの散策路がチングは好きなんだそうです。

 

 

着いてみたら、そこは9年前にポジャギチングとお花見をしたズバリその場所でした!山裾のそこここに桜が咲いていて、近景にはチューリップの花壇。

あの時は3号線ホンジェ駅からホンジェ川沿いに歩いて此処まで花見に来たのでした。

同じ鞍山チャラッキルでも、一緒に来る人によって、違う姿を見られるのは面白いものです。

4月も半ばのこの日、桜は大分散り始めてはいましたが、まだまだ花見を楽しめました^^

桜が舞っているのですが…

 

チングを遠くから撮りました。此処の桜はほぼ葉桜になってますね。

 

 

 

 

此処は少し上の方のサクラです。去年セスクさんと写真を撮った額縁のある撮影スポットです。

 

お昼はマンナミ(出会い、待ち合わせ)の広場でチング持参のキムパッと私持参のサンドイッチを分け合っていただきました。

食べ終えるや、ゆっくりですが、散策開始です。桜を見ながらお弁当を頂き、食後は川沿いの来た道を帰ってしまった9年前とは違い、今回の目的は散策ですから。

マンナミの広場から少し進むと展望の良いところに出ました。眼下には街のアパート群、遠方には北漢山。

 

 

 

写真を見返していたらこんなものを見つけました↓(左下角심장충격기)

心臓衝撃器とあります。いわゆるAEDでしょうね。散策中に心臓発作を起こす人がいたら~これで即蘇生できますね。

散策路に戻ります。

 

 

 

韓国の春と切っても切れない花連翹、花の下で踊り出したい気持ちが実感できます。

 

 

散策路に設置された“区のお知らせ掲示板”、多分環境数値が急激に悪化した時など、市民に緊急に告知したい時に表示されるものと思われます。数日振りの快晴のこの日、空を見ていただけばわかる様に、すこぶる清浄なので、何の表示もされていませんね。こんなところに現れた行政の施策一つを見ても、韓国の政治がちゃんと国民の幸せを想定している事が感じられます。

 

鞍山裾道はこちらの表示

 

鞍山チャラッキル、西大門区庁側から独立門側まで約半周、若干の休憩込みで2時間程の散策を終え、独立門近所のヨンチョン市場を見学し、この後映画を見るというチングと別れ、2度目の引越しの為鞄を預けたホテルに戻りました。(15日、まだ続きます)


最後(になるかも)の韓国ソウルを思いつくまま愉しむ旅NO5ー3日目後半、また新村(シンチョン)へ

2025-05-11 | 25年春の韓国旅行

3日目後半、決まっているスケジュールは、留学チングとの午後4時のシンチョン(新村)駅待ち合わせ。それまで何をしていようか?

シンチョンへ行くなら、まずやりたいことはマッサージ!

諸物価高騰のソウルですが、市井の個人で営業するマッサージ屋さんは1時間たっぷり施術しても、まだ日本で受ける半額ほどです。どうかすると普通に部屋で座っている時すら、思わず肩に力が入っている私、肩が常にガチガチです。ソウルに来るとマッサージせずにはいられない思いです。

韓屋ホテルダムに鞄を預けると、まっすぐシンチョンに向かいました。チャンドックン前の停留所から延世大方面行きバスに乗ります。延世大からはヒョンデーデパートの西側、大通りを一筋入った一角にあります。とりあえず行ってみて、空いていれば直ぐやっていただけば良いし、来客中なら予約だけして帰るのもありだと行ってみました。幸いなことに出勤したばかりの店主さん、待たせて申し訳ありませんがと、さかんに恐縮されるので、急がせて申し訳ないとかえって私の方が恐縮してしまいました。基本のマッサージ1時間プラス渡韓後痛めた左足のケアと肩の凝り解消を重点的に計約2時間とても気持ちの良い時間を過ごしました。

終了後はマッサージ店の目と鼻の先にある古い韓屋カフェPatioで一休み。お昼はまだでしたが、夕食が早めになるだろうし、あまりお腹もすいていなかったので、甘い生姜茶をチョイスして若干のエネルギー補給をしました。 

テーブルに惜しみ無く盛られたこんなお花があるのも嬉しい!

 

注文した飲み物が出て暫くすると、季節のフルーツがサービスで供されます。

伝統家屋を利用した落ち着いた雰囲気と共に、私がこのカフェを気に入っている理由です。旅先でフルーツのサーヴィスは結構嬉しいものです^^

 

待ち合わせ時間までここでくつろいでいようかとも思いましたが、せっかくシンチョンまで来ていて若干時間もあるので、イファヨデ(李花女大)博物館を覗き、興味ある展示をやっていたら、後日ジックリ観に来れるよう下見をしておこうと思います。

イファヨデキャンパス

 

イファヨデ博物館

いつも特設展示場となる部屋を覗いてひと通り見学、今回は残念ながら興味を惹かれる展示ではなかったので、後日の再訪は無しですが、ドラマ『風の絵師』でお馴染みのシン・ユンボクの絵が一枚ありました。

パッと見に猫と犬が描かれているとわかりますが、それ以上のことは不明なこの絵、風俗画家として有名なシン・ユンボクがこんな絵を描いていたのは知らなかったので取り敢えず絵と解説文を写しておきました。

[解説より]

大きな岩とザクロの木を背景に犬と猫が対峙している。仇敵として知られる犬と猫が喧嘩する絵は、中国の宋朝から描かれた長い伝統を持っている。この絵は老人の「耄」と発音が似ていて老人を象徴していた猫と共に長寿の象徴である岩、豊かさの象徴であるザクロを一緒に描いて、豊かに長く生きることを願う吉祥の意味を盛り込んだ。この絵を描いたへウォン蕙園シン・ユンボク申潤福(1758?-1817?)は朝鮮後期の代表的な風俗画家として名声が高く、この絵のように花と動物を単独テーマとした彼の作品は非常に稀である。

 

展示室を駆け足で一周し、イデ前に出、以前通ったお店を確認していたら、お気に入りのワッフル店ビーンズビーンズが無くなっているのに気づきました。残念!三清洞の方はどうか?気にはなりましたが、体調上一人で一人前を平らげられない今は、私には鬼門の場所なので行くのはパスです。

さあいよいよ待ち合わせの時間が近づいて来ました。急いでシンチョンまで戻ります。

微細埃避けシェルターで暫し待ち、定刻4時キッカリに4番出口に行くと丁度階段を上がってきたチングと2年振りの「お久しぶり!」の挨拶。向かった先は、映画館アートレオンの先を左に入ったところにあるコンルンタッカンマリ。

タッカンマリと言うと東大門にタッカンマリ横丁がありますが、チングのたっての希望でこちらにしましたが、そこはコロナ前に夫と来たソウル旅行で入ったことのあるお店でした。彼女曰くこちらの方があっさりした味だそうです。

おしゃべりに夢中になっていて料理の写真はありません。思い出話、滞在の苦労、地方旅行等々色々話をし、食べ、締めはご飯一膳分を投入し、仲良く分け合って美味しいおじやをいただきました。おしゃべりの中で、彼女が明日は鞍山のチャラッキルを歩くというので、昨日歩きはしたものの、急激な天候変化のために歩き足りない感があったので、同行をお願いしたらOKしていただけたので、明日も鞍山チャラッキル歩きです(わ〜い)^^


最後(になるかも)の韓国ソウルを思いつくまま愉しむ旅NO4ーイサカンダ(引っ越しする)

2025-05-04 | 25年春の韓国旅行

14日、‘25年春旅3日目です。今日の予定は語学留学時代の友人に会うこととホテルへの一回目の引っ越しです。友人とは夕方会い食事を一緒にする事になったので、ホテルへの引越しを先に済ませます。野菜サラダとカボチャ粥の朝ご飯をいただき、セスクさんのお宅をお暇しました。月曜のこの日彼女は趣味のお教室が午前にあるので、次に会う21日までしばしお別れです。

この日の天気は朝から雨、なんだかんだ初日から何がしか雨が降ります。大きな鞄を引っ張って、バスも地下鉄も乗る気がしないので、大通りに出た所でタクシーを拾うことにしました。宿の位置がハッキリしないから鍾路3街(チョンノサムガ)迄。そこから鞄をガラガラひいて益善洞界隈のカフェの一軒に休憩旁々wifi利用のためお邪魔。宿までの経路をスクリーンショットして、再びガラガラ〜。

20数年前はほぼ地元民以外行き交う人を見かける事のなかった益善洞は、古い韓国の民家をリニューアルし小洒落たショップやカフェが軒を並べる観光エリアに変わっていました。

 

 

 

初めて利用する韓屋ホテルダム、‘韓屋’の文字に惹かれ、てっきり韓国の伝統家屋を利用した宿泊施設だと勘違いしていました。それでも初めての利用で、HPの紹介写真だけではイメージが掴みきれなかったことや、部屋の写真がベッドしか写っていなかった為、もしかしたらカプセルホテル?の不安もありながら、良さげな雰囲気もあり、何よりちゃんとした朝食が付いていることが魅力で一泊だけ利用してみることにしたのでした。

所在地は益善洞の北側鍾路区雲泥洞です。鍾路からよりもユルゴク路からの方が近く、分かりやすかったです。昌徳宮のまん前、道路を隔てた反対側に「ウリソリ博物館」があるのですが、そこを入って少し南に下るとありました。

 

(3日目、まだ続きます。)


最後(になるかも)の韓国ソウルを思いつくまま愉しむ旅NO3ー大根スープ、大根飯(写真2枚追加5/12)

2025-05-01 | 25年春の韓国旅行

4月13日、旅の2日目、2時間足らずの散策を終え奉元寺(ポンウォンサ)にたどり着くや、帰りはバスに乗って行こうと最寄りバス停に停車していたバスに乗るセスクさん。ここでトラブル発生!このバス停から出るバスは全て新村行き(つまりセスクさん居住の最寄り駅)だと思い込んでいたセスクさん、反対方向行きに乗ってしまいました。

急な天候変化にバス乗り間違えのトラブル、散々な目に遭ったかの散策でしたが、何故か楽しい時を過ごし、帰宅後に作ってもらったお昼ご飯は蒸し餃子とムグッk(大根スープ)。

今回は、このムグッk(大根スープ)と夜ご飯のムバッp(大根飯)についてご紹介します。両方とも初めて頂く料理でした。

 

ムグッkの具は大根、牛肉、豆腐、昆布(出汁をとったものを、勿体無いから刻んで一緒に食べるのだそうです)

このスープ、大根の切り方にセスクさんのこだわりがあるようです。セスクさんのお母様が昔からやっていらした方法だそうですが、まな板の上でトントン切るのでなくゴボーを削ぎ切りにする様に切るのだそうです。その方が味もよく染み口当たりも滑らかで美味しいと思って、お母様譲りの方法で調理しているとのこと。

成程、角がありませんねえ!口当たりもお味も優しいスープです。バッチリ撮ったのはこれだけで、お昼の食卓の全体写真がありませんが、蒸しマンドゥや白菜キムチ、にんにくの芽の醤油漬けなどが並びました。

 

夜ご飯のメインは大根飯。前日だったか、お昼の大根スープを食べている時だったか、忘れてしまいましたが、大根飯の話が出て夕食につくってくださることになりました。大根飯はドラマ「おしん」で話には聞いていますが、実際には食べたことありません。ただドラマから受けたイメージで貧しい農家でコメの量が少なくて済むように大根を混ぜて炊く、ご馳走とは無縁の食べ物だという認識でした。そういう食べ物が韓国でも食べられていると聞いて、韓国の大根飯がどんなか、とても興味が湧きました。

韓国の大根飯の具材は大根、椎茸、牛肉を炊き合わせる炊き込みご飯でした。栄養もあり消化も良い優しい料理でした。お鍋ごと食卓に運び、好きなだけ薬味を入れた醤油を回しかけていただきました。これもムグッk同様優しくかつ滋養に富み美味しかったです^^


最後(になるかも)の韓国ソウルを思いつくまま愉しむ旅NO2-登山する

2025-04-23 | 25年春の韓国旅行

セスクさんと過ごす二日間、さあ何を一緒にしましょうか?まず浮かんだのは、去年の楽しく爽快だった山裾歩きです。今年も又一緒に行きたくて、山歩き用の靴やポールを用意して来ました。

セスクさんは、登山好きの韓国人の例に漏れず、時間があれば週に2・3回は山歩きをするそうです。徒歩10分足らずで山の入り口に辿り着けるので、日本でジョギングや散歩を習慣とする人が、近所の公園などに出かけて行く感覚で「トゥンサンカンダ(登山に行く)」と出かけます。

前日のうちにお天気を調べたら10時台には雨マークになっているものの他の時間は辛うじて曇りを維持していました。早く朝食を済ませてそれまでに帰ってくるか、雨が上がってから出かければ大丈夫ね。と、すっかり出かける気になっていました。

出かけたのは11時近くでした。今日はイデ(梨花女子大)方面から行きましょうと家を出発、空はまだ降りそうな気配を残しているので、念のために雨具を持参しました。しばらく行くとポツポツ降り始めたかと思ううち、雨は雪に変わり、風まで吹いてくる始末!止むまでカフェに避難を提案するも、全然耳を貸す気配のないセスクさん、イデ方面に向かっていた足を慣れたヨンセデ(延世大)方面に向けたものの、このまま進行するつもりのようです。もちろん私もやめる気は無かったものの、雨宿り(雪宿り)はしたかったなあ^^;

ほんの10分程後には嘘のように青空が覗き、セスクさんは‘(さっきの悪天候は)イデ方面には行くなという意味だったのよ‘と言いながら、去年と同じ道を進んで行きます。雪は撮り忘れましたが、ここで本日初めての写真をとスマホを構えました。

 

 

私がスマホを向けていた方向に白い幹の木を見つけ、さかんに不思議がるセスクさん。この木は黒いと思い込んでいたというのです。

 

 

振り返ってもう一枚

 

なるほど言われて見てみると、ペンキを塗ったような白さです。でもペンキでは無く自然な色がこうなんだそうです。プラタナスとか?私は木のことは全くわからずプラタナスの幹が本来どんな色をしているのか全く分かりません。説明できず残念!(検索して見たら、プラタナスなら迷彩服の様にまだら模様が多い様です。白い樹皮は剥がれて模様が変化したりもするようです)

キャンパスを抜け山に入る直前で、ポールをセットしました。

⚪︎ルカリで手に入れたリサイクル品ですが、使い心地は上々です。全体重を2本の足で受けるところを、ポールも含め4本で支えるからでしょうか、楽に動ける気がします。

でも持ち方がぎこちなかったのでしょうか?散策中に出会ったセスクさんのご近所友達さんからは、ポールは正しく持たないとダメよと注意を受けてしまいました^^;アドバイスはお話だけありがたくいただきました。その内自分に最適な持ち方になっていくでしょう。

 

ヒョロっと高いメタセコイアの群落が見えてくると「これは私がミスコリアと名付けてるのよ」と話し始めるセスクさん。頭の回転が鈍くなっている私、何のこと?って思いましたが、目の前の群落を目にしてようやく何のことか理解。正式名称は別にあるけれど、細くスラッと背の高い姿を美人コンテストの“ミスコリア“に例えているのでした。セスクさんは中々ウィットにも富んでいるようです。

 

チャラッキルには所々に休憩できるベンチがあったり、トイレも複数箇所設置されて個人が自分のペースに合わせて散策できると思いました。マンナミの広場と名付けられた場所まであり、休日に家族やグループで訪れた人々が、お昼のお弁当を一緒に広げたり、歓談したりするできるようになっています。そこで休んでいた時韓国の国鳥カッチがかなり人の近くまで近づいているのに気づきました。至近距離で撮ったことがないので、今日がチャンスとカッチの進行方向の少し離れたところへ行き、カッチの方から近づいてくれるのを待ってみました。


 

 

一休みして、まだ大して歩いてはいなかったんですが今日はもう帰りましょうと歩き出してしばらくするとまた雨が降り始め、慌てて傘を開くや雪と風が〜

 

 

  

 

もうこれは吹雪でした。丁度通りがかったメタセコイアの群落が風でユラユラ揺れてすごい見ものでした。動画で撮ったのを切り取ったのですが、これ以上の処理の仕方を知らないので見苦しいのと、雪が画面に現れていないのであの吹雪の状態がお伝えできなくて残念です。

 

今思うと山での天候変化による危険よりブログにアップする映像を撮ることを考えているなんぞということは不謹慎極まりないですね。

 

この時も計っていたわけではないので、正確な時間は分からないのですが5分から10分足らずで雪も風も止み、麓のお寺の写真を撮った20分後には太陽が見えていました。

 

 

2日目続く。