もし地獄に落ちても閻魔大王と対面した時の対応を考えておいて
予行演習の数回もしておかないといけないなと思った一日だった。
電話(と言ってもダイヤル式黒電話ではない)が鳴った。
「こちら奈良・簡易裁判所です。」
『はっ?』
「簡易裁判所です。」
何かした? 俺?
交通違反をした覚えもないしオービスに引っかかった覚えもない。
万が一でも先ず呼び出しが警察からあるだろうし・・・。
危ない橋は渡っているけれど、ソッチの方ではなく朽ちかけの腐り橋で
生活に不安はあっても犯罪にはならんだろ。
ヤクも常習はしていても医師の指示で経過観察程度の物。
政治の世界にはトンと無縁で収賄の経験もない。
もちろん横領や窃盗をしていたら、こんなに貧乏なはずはない。
人間の頭ってIQや学校の成績に関わらず、たった数秒の内に頭の中が
グルグル巡るものだと感心した。
「〇〇さんはいらっしゃいますか?」
『ウチは個人事業のちっちゃな商店でして、そんな人は愚か私以外には誰も』
「〇〇さんから連絡を聞いた番号がコチラでして」
『いえ、ウチからは誰もかける者はおりません。何番におかけですか?』
「ホニャララのホニャララ ラララ ホニャホニャホホホ ですが」
『それ、間違いなくウチの番号ですから掛け間違いじゃないですねぇ』
「そうなんですね、ではコチラで調べなおしてみます。」
なんじゃそりゃ、人騒がせな・・・。
と思いつつも ホッと胸を撫で下ろしたものだ。 エガッタ~
勘弁してくださいよ、裁判所殿。 それからはかかってきませんでした。
絶対、閻魔サンとのやり取りを練習しておくべきだ。
あの世の裁判所じゃポリグラフがあると聞いたこともないしな。
ポーカーフェイスの練習も。 そうそう!汗を抑える訓練も。