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俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

正と邪に分かれて

2016年02月21日 18時33分42秒 | 考察
 『64』のラストで滅んだはずのアンドルフだけど、ダイナソープラネットのクラゾアの力を借りて復活したり、アングラー皇帝として蘇ったりする。

(『コマンド』の『アステロイド/ミサイルの脅威』のあとの、ベルツィーノとの会話でフォックスが、「バイオ兵器の中にアンドルフのDNAが組み込まれていて その生命体が再びヤツの意思を反映してしまった…と言うことですか?」と言ってる。ベルツィーノは「そこまで断言できないが、(中略)かつてのアンドルフ軍に酷似している」と答えてる)


 しかし蘇った彼の姿は邪悪に満ちていて、理想郷を創ろうとした科学者の魂は宿していない。
 正と邪を兼ね備えていたアンドルフの、邪の部分だけが増幅してしまったものが、クラゾアと融合した彼であり、アングラー皇帝なんだろう。

 かれらは野望を果たすことができない。必ずフォックスたちに打ち砕かれる。

 彼の夢を引き継ぐのは、彼の正しい部分の化身であるアッシュだ。


 『コマンド』以降の時系列の『スターフォックス』が制作されることはもう無いだろうし、作られたとしても蛇足にしかならないだろう。
 『コマンド』の売り上げが振るわなかったから、という理由だけではなくて……、
 アンドルフの生まれ変わりであるアッシュが、彼の夢を引き継いでベノムを再生させる、というエンディングが用意された時点で、「アンドルフをめぐる物語」である『スターフォックス』は終焉を迎えているからだ。


 さらに。アッシュがベノム帝国の皇帝となるラストは、物語をふりだしへと戻してしまう。
 お互いの尻尾に食らいつく二匹の蛇のように、物語は大いなる円環を閉じ、永遠の存在となる。

 アッシュが「特別」だった理由がやっと分かった。
 なぜ、関わりのないストーリーのエンディングにまで顔を出すのか。なぜ『アッシュの選択』が最高難易度なのか。なぜ『アッシュの選択』にだけ、ジェームズが現れるのか。

 アッシュはアンドルフだ。邪悪な姿でしか戻ってこれなくなった彼に代わって、物語にピリオドを打つために生み出された、彼の正しい部分。

 『スターフォックス ゼロ』でまた巻き戻された物語が、同じ輪廻をくり返すことになるのか、それとも違った運命をたどることになるのか?
 それはまだ、きっと誰も知らない。

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