鱒釣楽の近況

渓流釣行・散策遊行、そこで出会った魚・花・蝶・人などの記録です

晩夏の甘利山と富士吉田火祭り

2010年08月29日 11時56分12秒 | 散策遊行
 立秋も過ぎ、お盆(盂蘭盆会)も終わり、子供達の夏休みも終わり、静かな晩夏となりました。渓流釣の禁漁期も後1ヵ月後に迫りました。渓流の横を通過することがありますがなかなか竿を振れません。26日は富士山の山仕舞いの区切りとなる吉田の火祭りがあるので、かみさんと久し振りに富士山北麓の山の家に行きました。
 午前中は甘利山(標高1731m)を散策しました。標高差1300mの曲がりくねった急な狭い林道を上り駐車所に着くと訪れている車は2台のみで、曇り空で霧が立ち込めた気温24℃の静かな高原をゆったりと花を見て歩きました。
 
 
 そろそろ終わりのはくさんふうろが綺麗に咲いています。半分以上は種を付けています。林間にまるはだけぶき・しゅろそう・たむらそう・・・がぽつりぽつりと咲いています。
 
 木道の周りにはやなぎらんんが咲いています。今年は花が少ないようですし、鹿の食害が酷い様子です。れんげつつじの葉が色づき始めています。
 
 まつむしそうは少しだけ咲き初めていました。やまははこ・あきのきりんそう・われもこう・こうりんか・・・が咲いています。からまつにはさるおがせが付いて垂れ下がっています。
 
 のこんぎくも咲き始めています。花の色がここのは薄めです。
 
 山頂の広場にはつまぐろひょうもんの雌が群れて休んでいました。町の家の周りは雄ばかりですが、ここは雌ばかりでした。
 
 おにやんまがエンジンをかけた車のフロントの前に飛んで来てホバリングしています。
 

 帰りに椹池のさわぎこようを見る予定でしたが、温泉に早くいこうということになり旭温泉に直行しました。今日は何時もよりちょっと熱めで炭酸の含有も多いのか、湯に入っていると数分で体にびっしりと泡が付き真っ白になりました。ぽかぽかゆったりと体を休めました。周りの水田では稲穂が黄色になり頭を垂れ始めています。
 

 夕方前に富士山北麓に戻りました。往復とも途中は高速道路無料化された中部縦貫道を使いました。ただになり通行量が増えています。有料の時は高架の下に良い道路が並行していましたので全く通る車が無かったのですが、とても交通行政の矛盾を感じます。
 富士山は初雪は未だですが、富士山北麓(標高1120m)では気温は日中は24℃・早朝は20℃になりました。そろそろきのこの季節です。山の家の近所の庭にれんげしょうま・ふしぐろせんのうが咲いています。
 
 
 
 夕方前17時半過ぎに富士吉田の浅間神社の駐車場に車を止めて吉田の火祭り(毎年26日)を見物しました。今年は外国からの観光客が多かったです。露店もシシカバブ(牛肉でなくて鶏肉のようですが)の店が多く出ていました。娘への土産にりんごあめを3個(3種・色)買いました。明日はすすき祭り(毎年27日)です。
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
« 夏の行事の合間の逆谷地湿原... | トップ | 初秋の車山と蕎麦懐石 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。