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Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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ロボカップジュニア・ジャパンオープン選抜規定 ver 1.0

2018-07-29 | RoboCup2019

ジュニア・ジャパンのHPに「ロボカップジュニア・ジャパンオープン選抜規定 ver 1.0」というのが掲載されていました。

 

http://www.robocupjunior.jp/rule.html

なぜか、ルールのところにあります。(!?)

 

タイトルの通り、ジュニア・ジャパンオープン(日本大会)の選抜についてのルールが書かれています。(ジュニア・ジャパンとしての General Rules といったところでしょうか)

 

1.NLの年齢制限について

NL(ニッポンリーグ)は、ジュニアに参加できる年齢の上限(19歳以下)を満たしていれば、下限は設けないようです。あとは、各リーグで年齢区分(昔のプライマリ/セカンダリみたいなもの)を設けたり、年齢の上限を決めるなり、勝手にしてください・・・ということです。

 

2.NLの複数回出場について

①世界大会に参加できる年齢になるまでは何度でも参加できる
 ⇒世界大会に参加できる年齢になってしまうと、NLには参加できないってことですね。
②ジャパンオープンで(成績優秀で)表彰されたチームは、年齢に関係無くWLにチャレンジすることを奨励する。
 ⇒「奨励」するということは、強制では無いので、NLに居座ることも可能なんですね。
③WLに一回でも参加すると、それ以降はNLには参加できない
④2019年のジャパンオープンから導入する

ということです。

で、その下に参考として、経過措置などが書かれているのですが・・・

2019 和歌山の開催日 4/28,29 時点での年齢による NL 出場可否は以下のとおりとする。

4月28日時点なの、4月29日時点なの? はっきりしてよ!(笑)

 

3. NL 競技運営資料の作成と各ブロックでの実践について

「競技運営ガイドライン」なるものを、作るようですね。しかも・・・2018年9月に間に合うように作るらしい・・・大変ですね。

この項目のタイトルに「NL」と書かれていますが、WLを含めて全体の話のようです。

 

4. NL 競技運営をメンター中心に実施することについて

どうも、NLは、参加するチームのメンターを中心に競技運営をさせる構想があるみたいです。でも、まだ構想段階であり、実践は先のようです。

 

5. NL サッカーLW を新たに設けることについて

NLにサッカーLWのリーグを作る構想も、先送り・・・

いやっ、NLをそんなに分ける必要ないでしょう。

 

6. OnStage の NL と WL の区分について

これも、何ら決定事項ではなく、OnStageの技術委員会での検討事項のようです。(TCという記述が気になりますが・・・)

 

7. NL チーム増に伴う WL チーム削減について

何故か理由が書かれていませんが・・・ジャパンオープンへの参加(枠)比率として、WLを減らして、NLを増やしています。

何で、WLを減らしてNLを増やすのでしょうか?

先日書いたRCJJの運営規定の目的の最初に「①世界大会への日本国内チームの選抜」と書かれているのだから、WLの選抜を第一に考えるが正しいと思うのですが・・・ねぇ。

 

8. NL は固定枠として各ブロックに 1 枠配分、残りを比例枠+特別枠とすることについて

見出しの文言が長い・・・

NLは各ブロックの固定1枠を配分し、残りを比例枠と特別枠にする・・・ということで、「小ブロックはズルい」の仕組みが残ってしまっているように思います。

 

9. WL の固定枠について

さて、ここからが面白いです・・・

①WLも各ブロックの固定1枠を配分する
ただし
②ブロック大会で参加チームが0で、競技が実施されなかった場合は、固定枠(1枠)を返上する
 ⇒参加申請があったけど、大会当日に参加しなかったので、競技が無かった場合
③ブロック大会に参加チームが1で、競技が実施されなかった場合は、以下のどちらかを実施する
 ③-1 他のブロックと一緒にブロック大会をやる(他のブロックの大会に参加する)
 ③-2 「ビデオ+審査書類」でジャパンオープンに参加すべきレベルであるかを判断してもらう

 ⇒③が微妙ですね。レスキューなんかは1チームだけでも競技をやったりします。競技さえやれば(結果がどうあれ)固定枠を貰えるのでしょうか? また、他のブロックのブロック大会に参加させてもらえれば、固定枠を貰えるのでしょうか? 

 

10. WL の「ビデオ+審査書類」について

「ビデオ+審査書類」は、理事会メンバーとTCメンバー(おそらく技術委員会メンバーのこと)からなるWGが判定する

これがちゃんと機能するのでしょうか・・・目的は、そのチームがジャパンオープンに参加するレベルにあるかどうかを判断することのようですが・・・判断基準などはあるのでしょうか?

レスキューだったら、こんなコースを競技進行停止無しで走破出来ること・・・被災者を救助できること・・・などの条件が思い浮かぶのですがねぇ。

 

と、まあ、こんな感じです。

 

で・・・これ単体で読むと、変わったところは、NLの比率が増えたとことと、「ビデオ+書類審査」位のように思うのですが・・・先日紹介した運営既定と組み合わせて、総合的に読んでみると、様々な疑問が湧いてきます。

まず、小さなブロックで、ブロック内の参加チームが30チームに満たない場合は、ブロック大会を開催できませんよね。そうなると、チームは居るのにブロック大会ができない。ブロック大会をやらない場合のことが9項に書かれていません。(この場合は、1枠もらえるのでしょうか?)

おそらく、1枠もらえなくて、③-1か③-2を適用することになると想像するのですが・・・明確に書かれていないので、何とも言えません。

そもそも、2017年の数値ですが、ブロックに30チーム以上の参加申請があったブロックは、関東、埼玉、群馬、静岡、東海、岐阜、関西、京奈滋、岡山、四国、九州の11ブロックだけです。残りのブロックはブロック大会自体が成立しないので、他のブロックと合同でやるとか、大きなブロックの大会に参加させてもらうことになりますね。

コメント
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