鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

カラスウリの葉で

2018-11-19 16:11:28 | 日記

 このところ、腰がぎっくり一歩手前だったので、しばらく自重。

きょうはやっとよくなったので、近所を歩きました。

 カラスウリの葉にいたのが、トホシテントウの越冬幼虫。

右にあるのは脱皮殻。

 

分岐した黒い棘がものものしいですが

さわっても指にささる硬さはありません。

冬の間にもう数回脱皮しそうです。

 

トホシテントウはこんもりした体形といい、細毛でおおわれた体表に散る10個の黒い点々といい

大好きなテントウムシ。

とげとげしい幼虫とはがらっと違うこれが成虫。かわいいよね~

庭にあるカラスウリで繁殖してくれたらうれしいので、連れ帰りました。

 

 

 

これもカラスウリの葉裏にいた1.2㎜の幼虫。

まだ小さいのではっきりしないけれど、去年の秋に見つけたウリキンウワバの終齢幼虫に雰囲気がにているので

たぶん、ウリキンウワバ。

これが去年の9月に見つけたよウリキンウワバの幼虫で、この後ほどなく営繭した。

秋に羽化したとすると、きょう見つけた小さい幼虫はこのまま越冬して春に羽化かな。

 

 そういえばリンゴドクガの幼虫、まだ!幼虫なんです!

11月11日の様子。

 

オニグルミの葉で見つけて、クヌギの葉で育てていたけれど

だんだんうちの前のクヌギの葉も硬くなってきちゃったので、

その隣にあるコナラにしてみたら、まだ柔らか目な葉が気に入ったらしく

けっこうな食欲。

これが今日の様子。

営繭の様子をぜひ見たい!

 

 

 

 

 

 

 

 


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