鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

ウスタビガ繭集め

2020-02-23 09:16:34 | 日記

 春の嵐という予報だったのに、おだやかに暖かい日。

久しぶりに絵本作家のIさんを案内して、近所の雑木林へ。

このところ、いくたびにウスタビガの空マユが見つかっているのだけれど、

オスのマユが多くて、卵付きのメスのマユが見つかりません。

虫目のいいIさんと一緒なら、と高枝バサミを持って。

 

あった、あった。

あれ、今見ると、右側の小枝のさきに、卵らしきものが写ってる。

 

その後、5つも見つかりましたが、オス率が高く、卵付きは見つからず。

ウスタビガのオスとメスのマユって、いくつか見てくると、すぐ見分けがつきます。

オスのはちょっと小さ目で、形がなんとなくすっとしている(左)

真ん中がメスのマユ。ふっくらしています。

右端はヤママユ。大きいですね。

 

近々、卵付きを絶対さがそう、とIさんと約束しました。

 

 


えっ!もう蛹化?

2020-02-06 16:04:57 | 日記

飼育してきたウスギヌカギバの幼虫。

まだ3センチにもならないのに、もう蛹化がはじまった。

もう少し幼虫でいてほしかったなあ。

でも、蛹まで無事に育って一安心。

葉のはじっこを折り曲げて繭をつくるのね。

あの面白い模様の成虫をみるのが楽しみです。


ウスギヌカギバ20ミリに

2020-01-31 11:24:16 | 日記

脱皮後のウスギヌカギバ、大きさが20ミリになりました。

体の模様も縦方向の縞がはっきりしてきて、変化している感じ。

 

フンもでている。以前より色が緑色っぽい。

いいね、いいね。

 


脱皮しました

2020-01-24 20:24:34 | 日記

 先日見つけたウスギヌカギバの12㎜の幼虫。

この2,3日はじっとして、フンもでていないので

心配していたら、脱皮だったのね。

 

 

 

よかった、よかった。
でも暖かい季節の脱皮と違って、体はあまり大きくならないよう。
 
それにしても、ウスギヌカギバの幼虫の姿はかなり複雑。
『イモムシ・ハンドブック』の説明には
『条と班、突起と毛が複雑に配置されている』とありますが、

顔はあばただらけだし、ちょっと見、どこがどうなってるの?という複雑な形態。

ほんとにイモムシのデザインは多彩で、奇想天外で、興味が尽きません。

 


ブログの不具合

2020-01-22 15:22:46 | 日記

 Windows OSのアップグレードをしたのですが、なぜかこちらに写真をアップロードできなくなってしまいました。

 もしどうしても改善できない場合、ブログのお引越しをしなくてはいけないかもしれません。正常に動作するようになりましたら、更新します。

私は、元気です!!!

 

 ・・・・・ともう一度試してみたら、できたーーー。

 

 最近近所のアラカシで、ウスギヌカギバの幼虫を見つけました。

12㎜ほど。越冬中らしく、まだ脱皮もしませんが、ウスギヌカギバは成虫も大好きなので

無事に育ってほしいと思っています。

 

 

 


元気です

2019-09-28 06:34:08 | 日記

 きのう久しぶりに会ったIさんから「Sさんが、このところ海花さんのブログが更新されていないけど、何かあったのかな、元気なのかな」と連絡ありましたよ、と言われました。

 ありました、ありました。

先ごろ、身内が引っ越ししたり、入院したり。

でも、その前から更新をなまけていたな・・・・・・。

私自身は元気ですよ、とメールをしようかと思ったけれど

電話することにした。

電話の声って、その人のその時の状態がとてもよくわかる、と私は思っています。

なので、元気です、と伝えるには、言葉より[声]そのものじゃないかと。

 Sさんはちょうど昨日が、年1回11年間続けていらっしゃる三股駅ギャラリーでの展覧会の最終日ということで搬出のあと、しばし近況や虫情報などおしゃべりすることができました。

http://kamakirimodoki.sblo.jp/

 

 先日は、飯能に来てから行きたいと思いながら先延ばしになっていた秩父のミューズパークという施設に行ってきました。キャンプ場やスポーツ、音楽施設などがある複合的な広大な施設だけれど、『昆虫の森』(ここは人気がないのか、誰もいなかったけど)というのもあって、いろいろ虫も観てきました。

このとき見つけた10㎜ほどのアケビコノハ幼虫が、そろそろ蛹化しそう。

アケビコノハの幼虫って、複数をいっしょの容器にいれておくと、同じようなポーズで止まっていたり、いつもそばで2匹つるんでいてかわいくて面白い。

 

 人生いろいろなことがおこるけれど、虫を観る楽しみを知っていると、どんな場面でも

小さな喜びに心躍らせることができる、とつくづく感じ、虫たちに感謝感謝のこのごろです。

 

 

 

 

 

 

 


シロモンフサヤガ、昨日のつづき

2019-08-14 08:05:49 | 日記

 シロモンフサヤガは終齢になるときれいな青色に変身する。

その変身の課程をみたくて、今朝は4時過ぎには起きたのだけれど・・・

遅かった・・・

 

 


わっ、わっ!

2019-08-13 18:35:07 | 日記

 わっ、わっ、シロモンフサヤガ!

ずっと観たかったんだ~

4齢くらいかな。35㎜

 

終齢になるとなんとブルーに体色が変わるんだよね。

ぜひ見てみたいです。

 

近くの葉には、初齢らしき6㎜の幼虫も。


アオバセセリの赤い蛹

2019-08-04 05:57:19 | 日記

 アオバセセリの体が縮んで、蛹化がはじまりました。

 まず、アワブキの葉をつづって、簡単な巣をつくります。

 

ちょっとのぞかせて~

はでな蛹ですね。

 

赤い体はしかし次第に、白い蝋物質でおおわれていきます。

 

 

巣をつくってから約2日後、ムーミントロールみたいな真っ白な蛹が完成しました。

 

 

 


家族の仕事

2019-08-01 13:08:00 | 日記

 虫関連ではありませんが、家族(夫と娘)の仕事の紹介です。

 

 昨日発売された『anan』映画特集「体感する映画」。

娘が渾身編集担当をした号です。

『anan』というと、本やさんでも表紙をみるのだけでもちょっと気恥ずかしいことが多いのですが・・・・・・

今号は大人でも大丈夫~笑

映画の今と昔がわかる総力特集。1冊で2冊分くらい内容充実。

販売は来週の火曜日まで。

 

 

 こちらは、デザイナー中山泰(夫)が、亡き大瀧詠一さんのためにデザインした作品の数々をまとめたヴィジュアルブック。

今日から全国のSHIPSの店舗およびサイト、TUTAYA、タワーレコードなどで販売開始。

 

 

大瀧さんが亡くなった時、私がFACE BOOKに投稿した文章が載っているページも。

 

ご興味のあるかた、よろしくお願いします!