横浜国際平和会議場
通称はパシフィコ横浜
横浜市みなとみらいにある
世界最大級の国際会議場と
展示ホールとホテルからなる
コンベンション・センターです
通称はパシフィコ横浜
横浜市みなとみらいにある
世界最大級の国際会議場と
展示ホールとホテルからなる
コンベンション・センターです
展示ホール
ハーフミラーの壁に映るのはヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
そしてホテルの下部が会議センターです
CP+2016(シーピープラス2016)
毎年この時期にここで開催されている
カメラと写真映像のワールドプレミアショー
今年は2月25日(木)から28日(日)までの4日間開催され
本日27日(土)に参加してきましたので
その報告をさせていただきます
キャノンブース
今年は、今夏最大のイベント、リオオリンピックが開催される
『オリンピックイヤー』ということもあり
キャノンブースでは新製品体験コーナーの正面に競技スペースを設け
実際の体操選手が競技さながらの実演を披露していました
また4年に1度のオリンピックイヤーはプロ向け一眼レフカメラの
フラッグシップ機がリニューアルされる年
先日発表されたキャノンのフラッグシップモデル「EOS-1D X」の後継機を
動きの速い体操選手を被写体に、ここで体験できるようになっています
「EOS-1D X Mark II」
「EOS-1D X」の後継となるフラッグシップモデル
新開発の映像エンジンDIGIC 6+を2基搭載し
信号を並列処理することで、最高約16コマ/秒の撮影を実現しました
参考価格は税込73万円前後で4月下旬の発売予定です
ニコンブース
カウンター中央に設置されたオブジェは
いけばな草月流第四代家元・勅使河原茜(てしがはら あかね)氏が
プロデュースする『草月・花プロジェクト』が手掛けたものです
今回の担当は森彩琳(もり さいりん)氏
編み込まれた割竹により躍動感と立体感を与え
ニコンのイメージカラーである黄色の『れんぎょう』に青色の『デルフィニウム』
オレンジ色の『アルストロメリア』や白い『かすみ草』を合わせることで
黒を基調とした背景に鮮烈な色彩を放ち来場者の注目を集めていました
D5
ニコンもまた、オリンピックイヤーである今年に
プロ向け一眼レフカメラのフラッグシップモデル『D5』を発表しました
2014年発売「D4S」の後継となる今回のモデル
参考価格は税込75万円前後で3月の発売予定です
リコーイメージングブース
昨年のCP+2015でフルサイズ一眼レフのモックが発表され
話題となりましたが、今年はようやくその実機が展示されることになりました
ペンタックスK-1
ペンタックス初の35mmフルサイズフォーマットのデジタル一眼レフ
フルサイズでありながらセンサーシフト式の手ブレ補正機構を採用しています
ペンタックスの社名の由来でもあるペンタプリズム部は
厚みがあってとても印象的なデザインに仕上げられています
ファインダー視野率約100%、倍率約0.7倍を確保しています
参考価格は税込28万円前後で4月下旬の発売予定です
シグマブース
近年、社外の工業デザイナーを起用し
優れたデザインのカメラやレンズを世に送り出している
現在最も注目すべきカメラとレンズのメーカーです
そして今年もCP+2016で最も注目を浴びた
新しいデザインのカメラが発表されました
SIGMA sd Quattro H
5100万画素相当のAPS-Hセンサーを搭載した
ミラーレス構造のレンズ交換式デジタルカメラ
レンズマウントは一眼レフカメラ用のシグマSA用を採用
このためにレンズマウント部分が出っ張ってしまうのですが
そこを独特のデザインで演出し存在感を強調しています
3900万画素相当のAPS-Cセンサーを搭載する下位機種
「SIGMA sd Quattro」は体験コーナーで実機を手にすることが出来ていました
両機とも価格、発売日は未定です
パナソニックブース
デジタルカメラLUMIXシリーズを展開するパナソニック
私もLUMIXのカメラの愛好家でもあることから
ミラーレスの最新型の登場を期待していましたが
今年は残念ながらミラーレスカメラの発表はありませんでした
しかし気になる機種はいくつか出ていたので中を覗いてみました
LUMIX CM10
SIMフリーLTE搭載のコミュニケーションカメラ
昨年発売されて話題となったLUMIX CM1から
音声通話機能を無くした製品となります
スマートフォンのフォルムでありながら、大型の1インチセンサーを搭載し
描写の良い28mm相当F2.8の単焦点レンズ『LEICA DC ELMARIT』を備え
1眼カメラにも迫る画質と背景ボケを得ることが出来ます
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mmのカットモデル
3月発売予定のマイクロフォーサーズ用交換レンズ
F4.0-6.3でPOWER O.I.S.を搭載
35mm換算で200-800mm相当の超望遠ズームですが
非常にコンパクトに仕上がっています
日本カメラ博物館のコーナー
東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅前にある
日本カメラ博物館からの出展
特別展「メカニズムからみるカメラの歴史」が開催中でした
往年の銘機ニコンF3のカットモデル
1眼レフカメラの構造が良くわかります
ミノルタα-9000のスケルトンモデル
プラスチックボディのカメラの場合
透明の材料に変えるだけでスケルトンモデルが出来るので
大概のカメラメーカーは開発段階でこのような透明のカメラを作り
部品同士の干渉がないかとか、配線に問題は無いかなどを
目視確認しているようです
主要カメラメーカーの変遷
日本の主要カメラメーカーの歴史がよくわかる年表です
非常に参考になりました
以上でCP+2016の報告を終わります