ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

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チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

男はつらいよ ロケ地めぐり(日田市)

2013-07-19 17:40:13 | 国内旅行
男はつらいよ第28作寅次郎紙風船は
今から32年前の1981年(昭和56年)
12月に封切られました
この回のマドンナは音無美紀子さん
ゲストは岸本加世子さんです
ロケ地は大分県、福岡県
ということでロケ地めぐりをしてきました


まず映画のあらすじは・・・

旅先から故郷の柴又に帰った寅さんが
母校の同窓会に参加することになりました

まさか寅さんが参加するとは
思ってもみなかった同級生は
寅さんを見てびっくり

寅さんは久しぶりに会った同級生に
酔って無礼な言葉をかけてしまいます
黙って耐えていた同級生も
さすがに黙ってはおれず
胸の内をぶつけてしまうのです

気まずくなった寅さんは翌朝
また旅に出ることになるのです

そしてたどり着いたのが大分県日田市にある
夜明駅

電車から降りた寅さんは
このホームを歩いて行きました

映画でのワンシーン

この駅は大分⇔久留米間を走る久大本線と
この駅から北九州へと走る日田彦山線が公差しています
実家の近くの南小倉駅を通る日田彦山線の列車を
ここで見ることができます

日田彦山線小倉行き列車

電車から降りた寅さんは
このホームを歩いて新しい旅先へと
降り立って行くのでした

映画でのワンシーン

撮影時は秋だったのでコスモスが咲いていました

夜明駅の駅舎

映画の時も木造の駅舎でしたが
現在の駅舎は2010年に改築されたもので
無人駅ですがとてもきれいな駅舎でした

夜明駅前

駅は非常に分かりづらいところにあり
ナビを見ながら探しても通り過ぎてしまいました
2~3台の車が停められるわずかなスペースの先にある
階段を登るとようやく駅が見えてくるのでした

そのあと寅さんが歩いて渡った沈下橋

沈下橋とは雨で川が増水した時に
水面に沈んでしまう橋です
もともと沈むことを想定しているので
水面に近く欄干などもありません
普段は川の流れも穏やかなので
渡るのに怖くはありません
車も通れる橋なのです

沈下橋の先にある鉄橋では
先ほどの夜明駅からの電車が通過していました


映画でのワンシーン

写真でみると分かりづらいのですが
鉄橋の下の沈下橋を寅さんが歩いています

その後寅さんが向かったのは賑やかな温泉街

福岡県朝倉市にある原鶴温泉です
福岡市から60分ほどで行ける
有名でお手軽な温泉街
大きな規模の旅館も立ち並んでいますが
現在は閉鎖されているところも多いようで
少し寂しい感じも漂っています

一級河川 筑後川(ちくごがわ)

原鶴温泉は筑後川に面した温泉街で
今の季節はこの川で観光の鵜飼いも
行われているそうです

原鶴温泉のお土産屋さん

このお店は寅さんの映画に出てきたお店です

映画でのワンシーン

お店の前の右側で温泉客相手に
いつもの商売をやっているシーンです
お店の様子は少し変わってしまいましたが
今でも当時から変わらずに
そば饅頭を売っているようです

寅さんは商売の後、
筑後川沿いのひなびた旅館に泊まります

その旅館で今回の映画のゲスト
岸本加世子さんとの出会いがあるのです


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