ゴッホ作
『ドービニーの庭』
今回、広島まで足を延ばした目的は、
ひろしま美術館が所有する
この作品を鑑賞する為でした
『ドービニーの庭』
今回、広島まで足を延ばした目的は、
ひろしま美術館が所有する
この作品を鑑賞する為でした
ひろしま美術館
ホテルをチェックアウトして
真っ先にここへ向かいました
駐車場を利用する為には
近隣の施設と共同の
地下通路を通過しなければならず、
そこを通過するだけで1時間近く
かかってしまいました
休日の駐車場の利用は
避けた方がよいかも
ひろしま美術館 本館
円形の建物の本館にある
第2展示室にこの作品が展示されています
ここからは
この作品を見るきっかけとなった
BSジャパンの番組の紹介です
『ゴッホ最後の70日
ひまわりの画家はあの日、殺されたのか?』
この番組でひろしま美術館が紹介されています
ここに展示されている
ゴッホの名作『ドービニーの庭』
『ドービニーの庭』は世界に2つ存在します
1つがこのひろしま美術館のドービニーの庭
もう一つはスイスのバーゼル美術館にある
ドービニーの庭
いずれもゴッホが描いた作品ですが、
2つの作品にはいくつかの違いがあります
その違いの1つの『黒猫』
スイスの作品では左下に描かれているが
ひろしまの絵には黒猫がいない
かつてこの黒猫をゴッホ自身と捉えて
後に描かれたひろしまの作品に
黒猫の存在を無くすことで
自らの自殺をほのめかした
いわゆる『遺書』ではないかと
思われていたこともありました
この作品を完成させた数日後に
ゴッホは謎の死を遂げ、
自殺であったというのが
定説となっています
しかし、2008年のX線解析により
黒猫が存在したことが解明されました
これがCGにより再現された黒猫
後にこの黒猫はゴッホの死後
画家であり、美術商であるシェフネッケルにより
黒猫がこの作品にそぐわないと判断され
価値を上げる目的で消されたと
考えられています
この作品が描かれた当時のゴッホの手紙には
死を予感させる記述はなく、
むしろこれからもたくさんの
絵を描いていこうという
意欲が感じられます
これらの事から、
ゴッホの死は自殺ではなかったのではないか
というのがこの番組です
番組では『ドービニーの庭』の
黒猫の話の他にも
自殺ではないことを裏付ける
様々な説を取り上げていました
ゴッホの事を知る事が出来る
いい番組だと思います
BSジャパンさん
また放送をお願いします
実際のドービニーの庭は今も残っています
いつかここへ行けたらいいなと思います
ひろしま美術館のおみやげは
幻の黒猫キューピー