しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

レトロ門司港は、古き美しい建物がいっぱいです。歩いて楽しい街です。 その1

2011-11-17 22:00:46 | Weblog

 宿泊先の福岡県行橋市から北九州市門司区へは、郵便局が営業する9時より相当早く着くようにしました。理由はレトロ門司港を見たかったからです。

 まずは、門司港駅です。現役の駅でありながら、国の重要文化財になっています。

 

 明治24年に建てられた旧門司駅を、大正3年、200mほどずらして、現在の位置に建て替えたそうです。ネオ・ルネッサンス様式というそうです。ドイツ人技師のヘルマン・ルムシュッテルの監修で建てられました。
 下は駅の切符売り場です。

 

 下は待合室です。

 

 港側に進み、ホームリンガー商会の建物を見つけました。

 

 だいぶ改造されている(3階部分は後で作った?)ようですが、レトロな感じは残っています。ホームリンンガー商会は、E・ホームとF・リンガが起こしたスコットランド系の会社だそうです。

 港を見た後、通りを一本南に行くと、旧大阪商船の建物が聳えていました。

 

 角に立つ塔がいい景観です。八角形なのだそうです。大正6年に建てられた旧大阪商船門司支店を修復したものです。赤いのはレンガではなく、タイルなんだそうです。御影石とのバランスが良いです。

 その隣にあるのが旧門司三井倶楽部です。

 

 大正13年に、三井物産の社交倶楽部として建築されました。ハーフティンバー様式というヨーロッパの伝統的な木造建築様式で造られているのだそうです。日本を訪れたアインシュタイン博士も宿泊され、門司港とこの宿泊先がかなり気に入ったそうです。宿泊された部屋は今でもそのままだそうです。

 

 その1の最後は、本来は土木屋の私が、おもしろいと思った岸壁に船を繋ぐ繋船柱です。

 

 土木には港湾工学という分野があります。繋船柱、今は鉄製で頭が曲がったものが普通です。頭が真っ直ぐで、コンクリートが詰められたものはたぶん、初めて見ました。


コメント
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