カンボジア日記  ゆめきの日々

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タイの軍政は、バンコクの不法滞在労働者を摘発中

2014-06-13 13:42:31 | タイの政治動向
いつものように天気から

雲の厚さが感じられるようになりましたので本格的なrainy season に移行しつつありまして、嵐のような暴風雨が来るのを期待しています。
昨年の同一時期には、地域によっては台風並みの暴風雨が吹き荒れまして数日間の降雨量で1,000-3,000mmの雨が降りましたから、地方の都市部とかアスファルトの多い地域は雨が滞留しまして洪水のような大騒ぎが各地でありました。
原因は、下水道の普及が遅れているせいで、効果的な下水の完備がなされていない事による水の排水が間に合わずに洪水騒ぎになるのですが、通常は数日間の滞留による影響があるだけで雨水は土に浸み込みますからさほどの問題があるとは感じていませんが、当地の報道は「大変だ」ですので、先進国の報道姿勢を模倣している手法です。
理由
土の多い所では、一般的には1日以内で水が砂岩大地の土に浸み込みますので洪水にはなりません。
ですが、地方の都市部では、アスファルト道路の場所と家屋が密集している場合には降雨水の排水が間に合わずに低い土地の所に流れまして洪水被害の可能性がありまして、一部の土地には毎年のように被害が出る地域もあります。
だだ、地域住民は土地の高低差に認識があり低い土地に住み続ける利益の享受もあるので、年に数回あるか無しの水の被害を気にしないで生活しているという事です。
※当地のテレビ報道では、とてつもない洪水被害の地域が映像に流れますが、過去の土地改良人工水没地域の場合も有るし船が映像に流れる場合も有るので、船があるという事は洪水地域では無いと言う証と解釈して欲しいです。
すなわち、船があれば常時水のある地域という事ですから、洪水被害では無い。
映像を織り交ぜて編集する報道も散見されるが、通常は「カンボジア人」にも判別不可能な映像ですので、質問し確認しても正しい回答が得られるとは思えません。
何故かというと、地域の特性を十分熟知している必要があり、プノンペンで生誕し生活継続している人には内容を検証し正誤を添削できないのです。
★洪水被害云々話は、インドシナ全域で「眉唾物=虚偽報道=国策報道」の臭いがプンプンしていまして、この話を大騒ぎするというか大騒動のように書き立てる報道姿勢の方に問題があると思う。
ドリアンの香しい香りと一緒だよ・・・(笑)
私は、コンポート産のツーレィン(ドリアン)が大好きですが、価格が高いのでタイの市場でなら購入します。(笑)


カンボジア人のタイ国内不法就労者帰国問題

現、タイ国軍事政権がタイ国内で不法就労している外国人を排除する捜査を強力に推進していまして、特にカンボジア人の不法就労問題には積極的に対応していますから、バンコクで働くカンボジア人は帰国を余儀なくされた人々が大多数になりました。
以上を踏まえて、
6月12日、以前プノンペンで働いていた若い女性が子供の養育費を稼ぐためにタイのバンコクに不法就労出稼ぎに行っていましたが、2年程度連絡が無かったのに昨日に「hello」ですから、「??誰だ??」・・・面白がって名前を言いませんので、誰だ? 妻の電話番号にかけなおせと言いまして、通話を強制切断。(笑)
妻が帰宅してから話をしましたら、多分「通称 チー」だと言いますので、妻がチーの実家に電話したら当該人物登場です。(笑)
いつ帰って来た?
昨日!!
ポイペトで、10ton トラックの荷台から降ろされたんで、怪我していないのか?
バスで旦那と一緒にポイペトまで移送されたので、プノンペンは通過しただけで実家に戻ったと言いますから、ナニー? 旦那だと?
そう、バンコクで新しい旦那と働いていたと言いますから、「口あんぐり」です。
理由
彼女は、最初の結婚生活を田舎で過ごしていて6-7年の間に二人の子供を授かりましたが、ぐうたら亭主ですからお金を家に入れませんが飯だけは食いに来る食客ですから、こんな亭主をいつまでも相手にしているカンボジアの女では無いのでポイしようとしたら改心するというので更に時が流れました。
ただ、子供の養育費が必要ですので、ただ飯は我慢できても子供の養育費まで親に無心は出来ないので、家族一同の決定で旦那の首切りがなされました。
子供には養育費が必要なので、1年でus200$の支払いをせよという合意書を作成しましたが、書類作成後は音信不通で行方不明のカンボジアスタイルですから、彼女自身がバンコクに出稼ぎに行くことになったのです。
○正式書類作成の結婚です。
○結婚と言っても、以前記述したように「no money,no honey」ですので、お金のある人は嫁さんを何人もいるのが今でも多いので、此処には不倫云々とか持ち金の共有と言う認識は希薄ですから、それぞれに独立した生活の基本思想がありますので日本人的には理解されにくい領域と思います。
現在の居住地・・・彼女の実家に新規の旦那と子供と生活している。
新規旦那の素性
建築職人で、バンコクで月に9,000bart ですからかなりの高額な給与の受給者です。
チーの給与 
建築補助手伝いで、月額6,200bart・・・通常の給与範囲内
給与支払い条件
食事は自己で調達する方式なので食事代金は自己負担ですから、建築現場で働く連中が割り勘で食事代金を支払いします。
現場によっては、米だけは無料で配ってくれる雇い主も多いので一菜であるおかずの購入が必要ですが、各自で好みが違うのでこの部分に共同生活者の苦労があります。
ですから、一つ20bart以内のおかずを買ってきての食事になりまして月に貯蓄できる金は3,000bart内外になりますが、警察の摘発を受けると所持金金額に問題提起される場合が多いので、こまめに送金が常識となっているようです。
委細は割愛です。
連絡があったので妻に就職先の斡旋と今度の結婚式の出席依頼してきたと思うが、彼女の初婚結婚時には「金集めの為の招待状配布を10枚も依頼」されて随分迷惑を掛けさせられたので、今度また結婚式をするとの話を聞いた時には「行かない」けど挨拶に来れば金だけ贈与すると回答しておきました。
あれあれ、カンボジアの経済に対する影響を記述するつもりが、どっかに行っちゃったよー・・・(笑)
では、本題
タイの不法就労者摘発を軍事政権が優先課題で取り組んでいますが、実はタイではカンボジア人の不法就労問題が何度も取り上げられていまして、過去にも同様の大掛かりな不法就労摘発がなされています。
今回は、バンコク市内と市外近郊が特に摘発の対象となっていますが、地方でも摘発が行われていますのでバンコクだけではありません。
ですから、摘発を避ける為に不法就労を辞めて帰国する人達も随分いまして、何万人になるのか予測が困難です。
この数日間で20,000人以上が帰国していると考えられているので、カンボジア国内からすれば生産年齢層の無職の人々が何万人も一気にできるという事なので、マクロ的には大きな社会問題となります。
私は、カンボジアの国内経済事情が下降期に入っていると考えていて、銀行の金利上昇が判断の一つの材料であり、他に庶民の食事場所の店舗数も材料の一つと考えていますから、私の解釈では相当の経済が下降しているはずと思う。
政権の税収も落ちているはずなので、此処に数万から20万人程度の外国出稼ぎ労働者が一気に帰国し、一気に仕事を求める行動に出ればどうなるのか?
カンボジアの選挙時の投票有権者数から推測すれば、失業者数は最低でも1%以上上昇するのが明白であり、受け入れ先の職を開発する事が急務になりまして、一案として現政権は外国からの新規案件と継続投資を目論んでいますが、成功するか否かは不透明な部分が大きいはずです。
どうなるのでしょうか?
不動産投資についてですが、今も旺盛に投資は繰り返されていますが、課題は外国からの大型案件を誘致できるのか否かであり、個人で行う国内在住者の小規模なタンス預金不動産投資では「焼け石に水」です。
★現在、カンボジアのリエルと米ドルの為替相場がドル高に向かっていますので、早晩「1$→4,100riel」突破が近いと思う。
この件も、カンボジア経済の下降判断材料の一つです。


私の記述の引用をする人達へ

文章のコピーペーストとかパクリとかを、自己都合解釈で引用とか編集と或いは能力と表現する人も居ますが、引用するにしても勉強してほしいものです。
何故かというと、記述文章が曲解されて表現されるので「勉強」が欠かせない要素となるのですよ。
タイの軍隊についての表現では、私が以前から「タイの軍隊は国王の軍隊」と記述しているのを、日本の報道機関が編集して「タイの軍隊は国王の軍隊」と同一表現を用いて報道していました。
引用はさておき、此の引用はある種危険性をハランデいるので、タイ人は此の翻訳表現はしないはずです。
ですから、タイの居住経験者でなければ記述が無理な部分と言え、居住経験者ならば記述の意味も解釈可能ですから、通常は記述しないというか直接的表現を回避する部分になるのですが、一言勉強不足でしたね。
タイについての記述をする時には、イギリスの女性が書いた小説「KING AND I=王様と私」の英語言語本の読書と、アメリカ映画ジュディフォスター主演の「KING AND I」を何度も読み返し、映画も飽きるほど見て欲しいものです。
何故読書と映画が必要かというと、二つは同一題材なのに「表現が異なり」ましてまるで別物ですから、表現の仕方が多用あるという事です。
しかも、言語本小説は現実のように描かれた記述ですが、実際は小説の中に脚色が多用されているので現実とは異なります。
此の中で、タイの国王の奥さんは何人いたのでしょうか?
此の事を勉強すると、タイとカンボジアの文化と風習が理解できるようになるはずで、引用と編集だけでなく是非も無く「必ず勉強する認識」を忘れないで欲しいデス。
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