事務所のご紹介

　3月27日に、地下鉄２号線威寧路の住宅内（海逸公寓）から、今の事務所に移転しております。ブログ掲載の通りネットが中々開通せず、昨日夕方ようやく使えるようになりましたので、ご案内を申し上げます。

　場所は、西郊百聯からはみ路を南に徒歩10分ほどのところになり、地下鉄で来るには若干不便です。２号線の北新経か、虹橋路にもうすぐできる10号線のどっかの駅が最寄り駅になると思います。



　日経ビジネスや、講談社現代ビジネスに前事務所の中の写真が掲載されておりますが、140m2の住宅では全く倉庫としても十分なスペ－スが無く、在庫管理もまともに出来ないような状況になっていました。また、４トントラックが頻繁に入ってくるので、当然周辺住民との摩擦が発生しており、今まで書いてこなかったのですが、

・突然電気がつかなくなる
・突然ネットや電話が付かなくなる

　という事が合ったのですが、嫌がらせで私の部屋のみ、もしくは隣にある会社とあわせ１階のみの電話線や電気の線を切られるという事も発生していました。（もちろん、そのまま泣き寝入りするほど穏やかな嫁やスタッフじゃありません。何したかまでは書きませんが）。

　また、急に公安が来て私が何してるんだとか聞かれたのですが、これも嫌がらせ目的のタレこみのようでした。別に悪い事していないのでぱすぽ－トみせただけでしたけど。

　さてさて、今度は高級住宅地が密集しているところの近所にある、
　
「　金
　金金達都心工業園」という工業団地の中のビルの４階になります。（金が３つで森のような感じがこの国にはあるんです）。１階は自動車修理工場があり、ベビ－用品販売？という外見なんですが、中に入れば隣は香港の貿易会社、階下も台湾の貿易会社。日本のメ－カ－さんもどっかに入っているようです。

　安いんですこの場所（といても430m2と３倍の面積になっており、コストも３倍。改装工事費用やネット回線費用も３倍になり前よりは当然高いです）。事務所にお客さん集めて高級志向を狙いたいのですが、まずはネット販売の事業拡大。僕らのインフラ利用した日本企業のECアウトソ－シングをするには、こういう場所が良いかなと思いました。

　この事務所に着てよい点、悪い点は、
・車が無いので不便なので、地下鉄や近所から徒歩で来る客は減りそう。
・一方自動車で来る客に対象を絞れる。後はその数を増やすだけ。
・エレベ－タ―があほな業務用で、上に上がったらあがったきり。だから荷物が来るときは、エレべ－タの止まっている階まで行く必要がある。時々妊婦さんが来るので之は大きなマイナス。
・荷物の量が多く、かつ大きいので１階じゃないとやはり搬入は不便。
・とはいっても広く、別な空室があるので拡張性も大きい。比較的都心に近い事務所倉庫にしては安い。
・西郊百聯が近所なので、日本からの来客を案内するには便利（上海人の中堅層以上の生活が見れるショッピングセンタ－）。
・近所にさてんが無い（会議室に机を置けばよいんですけど、未だ無いので）。

　事務所ビルを借りている日本企業の家賃を色々聞いていますが、安いと思っている会社様でも実は上海人基準からすると高い事例の方が多いのが実態です。そして、総務関連の購買コスト、宅急便代。これは日本企業が真面目にやっていないからというわけではなく、やはり外国人料金になる事。物の購買に伴ってはバックマ－ジンが当たり前の世界である事から、多少とはいえどこかに余計なお金が流れてしまうんです。

　その辺、僕らは思い切り上海人の上海価格で仕入れているので、コストは多くの日本企業よりも当然安くなっています。日本基準のサ－ビスが無いので、余計な時間や手間がかかってしまうこともままありますけど。

　という事で、中国でECをしたい。かつ事務所を設け人も派遣する人は、よければこの事務所で一緒にやりませんか？管理コストは当然チャ－ジします。また、未だ個人事業形態に近く、総務経理などの管理体制とかは整備しないとだめな面もありますが、細かいトラブル対応や販売ノウハウ、来客もあるので、上海にはじめて進出する企業さんにはメリット多いと思います。

　まぁ、未だコスト計算できていないし、梱包作業要員が不在で僕らが梱包作業をしているので、値段もまだつけていないですから、もう少し先の話ですけど。

　それに、真剣に商売したい人だけしか望みません。僕ら中国基準からすると売上規模に対してスタッフ数は普通の中国企業やタオバオの売り子の半分から３分の１で運営しています（参考までに、タオバオNo1の檸檬緑茶は売上20億円近いそうですが300人もいる。僕ら売上はその10分の１しかいませんが、スタッフは私いれて今６人と5分の１。梱包作業員１名増やしても、一人当たりの売上は全然異なり日本レベルを目指しています）。だから、中国水準ではかなりこき使っているのが実態で、しかも要求水準はどんどん高めています。まぁ、将来のコアメンバー(学歴は妻除き皆低いですが）にしないといけないので。

一方その雰囲気を壊す形態の企業はＮＯなんです。ただ、リストラしたい企業さんや、少し社員を鍛えたい会社様は、僕らにその部門を放り投げると良いかもしれません。私に人事権がある前提になりますけど、だらけた人は勝手に辞めてくれるでしょう。

之も現地化オペレ－ションだと思います。


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