ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

上州・万座、草津温泉(野湯探索2013)

2013年09月08日 | 山温泉
2013年9月7日(土)~8日(日)

久々に山へ行ける週末であったが、生憎の天候のようだ。
そこで、こんな時は数年ぶりに「野湯探索」の山旅へ。
過去の探索はホームページにあります。お時間あるとき探してみてください(笑)
今回、1日1ヶ所で野湯は2ヶ所。あとは万座、草津の温泉を数箇所の計画で行ってみた。

第1日目

天候:曇りのち晴れ

家からだと上田経由で入るのが早いが、今回はあまり急ぐ旅でもないので
志賀高原経由で行ってみた。
高速を中野インターで下り、朝食とって志賀高原へ。
曇っているものの、まだ雨は降りそうにない。
久々に、草津白根のお釜を見る。
すでに観光バスなどで観光客がいっぱいだ。


草津白根山

硫黄成分によるブルーがきれいだ。


白根山看板

結構な混み方していたので、さっさと離脱。
1日目は草津方面の野湯を計画していたが、日曜の天候がよくないので、
2日目に計画していた万座方面の野湯を探索してみる。
ここ、野湯、源泉マニアには有名な場所であるが、細部位置は情報が少ない。
しかも結構冬にアプローチしているものが多い。
無雪期は、ヤブ漕ぎもあるようである。
まずは車で行けるところまで行く。大体の位置は把握していたので、
地形図とにらめっこしながら沢への下降点を探す。
やはり車から降りた方が探しやすい。
2ヶ所怪しいところがあったので、身支度して可能性の低い方から探索。
1ヶ所目は、根曲のヤブがひどくここではない感じであった。
2ヶ所目は、沢ヤならここ行くだろうな~ってところを行ってみる。


こんなとこ

やはりここ当たりっぽい。
踏跡もけっこうしっかりしている。
ヤブ漕ぐこと無く、順調に高度を落とす。
整備もされているようである。ということは登山道状態。
地形図見ても順調に行っている。
そろそろだなという所で硫黄臭。そして地獄登場。


最初の源泉

大岩の上に湧き出している。


噴出口

ここの湯温は、適度で38度くらいだ。残念ながら湯船は無い。
マニアの方々が使うシートあれば何とかなりそうだ。
そして、本流筋はご覧の通りの温泉天国である。


最初の湯船

本流筋は、水が入っているのか湯温が低い。
夏の最盛期なら入湯可能であるが、今日はちょいと寒い。


二つ目の湯船

ここも湯温低し。それでも後ほど一湯入魂するが。


三つ目の湯船

この上に源泉が出ており、途中本流の水と混ざり湯温が下がっている。
この横から適度な流出量の源泉が出ており、横の工事をして快適湯船作成。
そして、一湯入魂!


お見苦しい写真失礼します

いや~野湯はいいね~。大解放感の中で入浴。
これ、やった人で無いとわからないだろうな~
このあと、たくさんある湯の花、身体につけまくりお肌のお手入れ。。。
その写真は、SNSで限定公開か。。。見苦しいかもだけど(笑)
のんびり堪能していると、ポツポツときた。
身支度整えて、最初の大岩のところへ行くと下の岩穴から先の源泉からの
湯が溜まっているではないですか。


岩穴の湯

この穴、写真で見るより結構でかい。
湯温は低目だが、やはりここは一湯いただくことにする。
この写真も見苦しいので限定。
さて、時間は昼過ぎ。本格的に降りそうであったのでさっさと来た道を登りにかかる。
樹林帯なので結構降り出したが、あまり濡れずに済んだ。
登り25分、下り20分くらいで情報よりあっさり行けた。
湯温低く、よく冬行くな~と思ったが、シート使って私が工事した源泉を
溜めると冬でもいけるのかもしれない。だけど道わかれば夏の方が快適であろう。
次回は盛夏に行ってみたい。

さて、次からは普通に誰でもいける温泉へ。
本日、二湯目は万座温泉湯の花旅館。
こういう鄙びた所が好きである。



湯治の湯のようで、自炊のお安い設定のお値段もある。
温泉は、白濁した硫黄の強い温泉であった。





露天風呂は、補修中であった。
入れれば入っていいよとのことであったが、熱くて入れずでした。。。
内湯も熱いが42,3度だろうか。何とか入ることが出来た。
万座、草津は湯温高いが薄めてはいけない。
濃度も薄まってしまうので、そのまま入るのがよろしい。

さて、急遽とった草津の宿へ向かう。
ちょいとしょっぱい感じであったが、湯はいい。
ここで三湯目。草津の地蔵源泉を使用でここも硫黄分が強くいい感じ。
ただ、先のお湯もそうであるが、酸性度が強い。
ということで、先ほどから全身殺菌効果も大でお肌もいい張りがでる。
一休みして、昨年リニューアルされた大滝乃湯へ。
ここは、煮川源泉である。
6月に7源泉中3つ入ったが、今回はその他2つを入った。
ここのお湯は透明であるが成分は濃厚である。
また、「合わせ湯」という38度から42、44,45,46度と各温度のお湯があり
順番に入っていく入り方が特徴的である。
これと似たのが那須にもある。
44度まではいけたが、45以上はさすがきつい。
この他に大浴場と露天があるが、こちらは適温で誰でも入りやすくなっている。
この温度は、水で薄めて調整するのではなく、自然に冷ましている。
これで本日四湯目。
お腹も空いたので、湯畑方面へ。





雨であったが、明日のマラソン大会の影響か浴衣着た人たちも多い。
ここでうどん食べて、五湯目。
前回行った、白旗の湯。
ここは、白濁した湯でメチャ熱いが、これ入ると草津来た~って感じがする。
外は肌寒いが、身体ポカポカである。
そして、帰る途中にもう一湯入ってしまった。
先の白旗もそうであるが無料共同浴場が18もあるので歩いているとすぐに見つかる。
最後の一湯は、千代の湯。
宿と同じ地蔵源泉であるが、ここもメチャ熱い。
しかし、1分は耐えて本日の入湯終了。
この日だけで六湯も入ってしまった。当然、この後は爆睡である。


第2日目

天候:雨のち曇り

今朝もいい降りである。
のんびりオリンピック招致のテレビ観ながらくつろいで、宿の内湯へ。
その後は、近くの地蔵の湯へ。


地蔵の湯

ここも熱々の共同浴場である。
これで本日二湯目。
そして、帰る前に煮川の湯へ。ここも熱いが身体が慣れていてすんなり入れた。


煮川の湯

マラソン大会のランナーが来たので応援して、朝食とって信州へ向かう。


湯畑

帰りに、最近行っていなかった旧鹿沢温泉の紅葉館へ寄る。
いつもの歴史ある建物が無くなっていた。びっくり。
そして、新しくなった建物で聞いてみると、建て直したとのこと。
しかし、お風呂は昔のままでほっとした。
ここで本日四湯目。鉄分の強いいいお湯である。

そして松本へ戻り買い物して帰宅する。

この二日で十の湯に浸かり、疲れもとれ久々の温泉三昧の日々であった。
また、野湯探索&はしご湯してみたい。


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