ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

両白・三方岩岳(1736m)~野谷荘司山(1797m)

2014年11月03日 | 山歩き
2014年10月29日(水)

天候:晴れ

まあ10月は忙しかったですな。
土日つぶれた分の代休をこの日に取ったが、うまいことにピーカン。
今年の2月に野谷荘司山へ滑りに行ったが、雪の状況がよろしくなくピークは踏んでいない。
ということで、三方岩岳と野谷荘司山セットで登ってみた。

白山スーパー林道の三方岩登山口から行けばすぐであるが、それではあっさり過ぎるので、
馬狩から周回コースとした。これで標高差は約1000mちょっとである。
早朝、休みのあったヨーさんと松本出発。高山で飯食って一路白川郷へと思ったら、
高速、6時まで整備通行止め。少し寝ながら待って白川郷へ。
白川郷は、低層雲の中でガスガスであった。
トヨタ自然学校前に車を停める。アジサイがドライフラワーになっていた。



冬はこの先除雪されておらず、ここまで。



支度してスーパー林道をトボトボ行くと、馬狩の料金所。
普通車3240円とちょいといい値段。それを稼ぐために、歩く!(笑)


馬狩料金所

料金所左の駐車場が登山口だ。



当初、白谷左岸を行く。少し行くと尾根に向けて急登を登る。


白谷

ちょうどこの辺の紅葉がいい感じである。



この辺はブナ林がいい。
尾根に上がり、尾根道行ったり、ブナの斜面を上がったりして高度を稼ぐ。
振り向くと、天生峠の向こうにうっすら白い剱と立山が見えてくる。


剱立山方面

合掌作りの萩町集落はまだ雲海の下である。



高度を上げていくと、冬らしい感じになってきた。



素敵なブナ林である。ここを登ると針葉樹林帯に入る。
途中、四等三角点があった。



飛騨岩が見えてからも、まだまだ距離ある感じである。


飛騨岩

尾根上を飛騨岩の右を回り込んで行くと右に加賀岩。
そこに山頂標識がある。


加賀岩

左の日陰は、ガッツリ凍っていた。ツルツル君。
一登りで山頂。林道からと思われる方が一組おられた。
ここからも景色はいい。


笈ヶ岳と大笠山

笈ヶ岳は、岐阜、石川、富山三県の境である。
登山道はなく雪の付いている時にしか行けない200名山である。
深田さんが百名山に入れるかと迷われた山でもある。
今この山一番行きたいかもしれない。


三方岩岳山頂

写真など撮ってから、飛騨岩の方へ戻り野谷荘司山を目指す。
今回は地形偵察も兼ねているので、じっくり見る。


白谷右俣


右俣2

小さなアップダウン繰り返しながら、白山北縦走路を行く。


馬狩荘司山方面

馬狩荘司山の尾根が白谷の右と左を分けている。


縦走路途中にある山頂

普通に歩いていると見過ごしそうである。
下山に使う、鶴平新道の尾根も見えてきた。


鶴平新道方面


白谷左俣

素敵な斜面である。我々の行った数日後に不幸にも雪崩事故があった。合掌
鶴平新道との分岐に荷物置いて野谷荘司山へ。
山頂には一組のパーティーが居た。それが、FB友のトモちゃんであった。


野谷荘司山頂

もう1人は地元のボーダーの方で、お互い話盛り上がりすぎた。楽しかった。
今シーズンのPatagoniaのカタログとそのビデオの場所がここ。


野谷上部

雪がなければ、ただの崖であるが雪が付けばビデオのように滑ることが出来る。
白山は、まだ雪なく茶色かった。


白山方面

そういえば、富士山も顔出していた。北アルプスも西側全山、御嶽までよく見える。
話もエンドレスの勢いであったが、適当に切り上げて下山する。
トモちゃん達は、林道登山口へ。


鶴平新道

1973年にこの下の大窪集落の大杉鶴平さんが開いた道である。
当初は、やせ尾根であるが、それが終わるとブナの急斜面。ここ滑るには最高であった。
歩いて下っているとなんか違和感がする。


ぶな~

新道入口に鶴平さんのお墓がある。合掌


鶴平新道登山口


多分鶴平さんのおうち

舗装道路を少しで、馬狩の駐車地へ。
いつも、敬遠していた萩町内の白川郷の湯へ。


白川郷の湯

平日で空いていて、いい泉質の湯であった。
汗を流して、高山ラーメンいただきに行く。今回は宮川中華そばへ。
九州ラーメンの様な細麺で、美味しくいただいて帰路につく。

さて、雪~降ってくれ~






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