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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

谷川・宝川ナルミズ沢(大石沢出合まで)

2010年09月20日 | 沢登り
2010年9月19日~20日

天候:1日目;曇り時々晴れ
    2日目;雨のち曇り
メンバー:ヒロ君、アッキー(Yさん改め)

どうも最近は天気に恵まれない。いつもの年より暖かくていいが。
さて、18日は高崎でライブ参戦後、夜中に集合場所へ。
朝まで車中泊。ヒロ君に起こされる。
今日はのんびり予定なので、ちょっとの寝不足も構わない。
高速飛ばして、宝川温泉奥の駐車場へ。
林道下の河原は、結構きれいだった。期待出来る。


ナメとナメの上にあった巨岩

林道終わり、アップダウンのあるトラバース(水平)登山道を行く。


登山道

途中、地図にある八宝滝がある。これを過ぎると徒渉点は近い。


八宝滝


徒渉点

徒渉点で装備を沢装備にする。単独のおじさんが下りてきた。よかったとのこと。

徒渉点すぐの滝

ここからすぐの滝は、水量多いのか淵が深く近づけず。
結局、ウツボギ沢出合まで登山道を行く。


ウツボギ沢出合

ここから当初平坦な河原を行くと、7m滝に出合う。
左壁行けそうだが、淵深く泳ぎになるので初心者2人にはつらいだろうと
右の巻き道を行く。


7m滝

この後は、ナメの小滝をいくつか越える。
どれも淵が深いため、ヘツリ(岩を横に水平移動)ながら越える。
いいヘツリの練習になったと思う。







こんな感じである。沢から大烏帽子山が見えると、大石沢は近い。


沢から大烏帽子山

大石沢には、すでにビバークしている1パーティーが焚き火をしていた。


大石沢出合

出合手前にいい草地のビバーク適地があった。


ビバーク地

草地で非常に快適である。マットもいらない。
ここから上にはこういう場所がいくつかあり快適。
今日はここまでで、早速テント張る。


出合から朝日岳

明日はここから軽装で遡行だ。おやつ食べて昼寝して、のんびり過ごす。
初心者2名には焚き火の火興しを説明し、やってもらってみた。
寝て起きてくると立派な焚き火が出来ていた。
あとで聞いてみると、とんでもないものを火付けに使ったようだが。。。。
火を囲んで、夕食&晩酌。



お二方は、だいぶ飲んでいるみたい。
いつもは暗くなると眠くなる私もだいぶ起きていた。
酒がつきた頃、就寝、爆睡zZZ

明け方テントを叩く雨音が。。。。ガックリ
とりあえず、少し明るくなって起きて、朝食とりながら様子見る。
リミットの7時になってもやまず。あきらめて下山。
登山道~林道を下る。林道に出る頃は、雨もやんだ。
どうもこの沢には縁がないというか。。。また来よう。
帰りはいつも気になっていた看板のところへ行ってみる。
これが大当たり!宝川温泉とか湯テルメは激混みのようだが、貸切状態。
この後、食事して帰路につく。








谷川・湯檜曽川白毛門沢

2010年09月15日 | 沢登り
2010年9月14日

天候:曇り時々雨のち晴れ
メンバー:のもえみ

この日は、のもえみ沢デビュー戦と言うことで米子あたりにしようかと思ったが、
どうも新潟方面天候がすぐれないらしい。
水上はよさげなので、私も行ったことのない白毛門沢へ。
しかし、新潟県境の谷川である。パッとしない天気であったが、気温はそこそこ。
濡れても寒くはなかった。
駐車場には数台の車があったが、縦走でもしている感じである。
登山道は行ってすぐの道を右へ行く。左も行ける。



左は、白毛門(しらがもん)、朝日岳への登山道。
右を行き堰堤を一つ越えたあたりから沢へ。
当初は平凡な渓相だが、沢が右に曲がるとすぐにナメの滝が現れる。


ナメ滝

そして、沢が左へ曲がったところに「ハナゲノ滝」登場。


20×70mハナゲノ滝

なぜ、ハナゲかはわからぬ。
傾斜のあまりない大きなナメ滝である。
水量なかったので、右も左も行けそうだが、左を登る。
水量ある場合は、左に巻き道あり。
その後はナメの小滝をいくつ越えると二俣に出る。
両方10mくらいのナメ滝。右は東黒沢。左が白毛門沢である。


東黒沢との分岐

トイ状の滝やナメ滝をいくつか快適に越える。
遡行図では、巻きのところも技量によっては越えられるので楽しい。


トイ状滝

快適に登っていくと5m滝上にタラタラのセンと呼ばれる大滝だ。
5mはあっさり登れるが、タラタラは左から巻き。


タラタラのセン(15m)

左にしっかりした巻き道がある。これに頼りすぎると高度あげすぎるので注意。
灌木を途中右にトラバースしていくとルンゼを2本越える。
これを越えて滝上に出る。
その上の5m滝も、とても登れそうもないので、巻く。
その上に大ナメ滝の登場。


20×40m大ナメ滝

これは右を快適に登っていける。その上に大岩が鎮座している。


大岩

これ、ほんとでかい!これは右も左も行ける。
この上で右から水量の多い枝沢が入る。
古い遡行図だとここを二俣としているのもあるが、これを過ぎてしばし行った
沢筋も細くなったところが二俣。
ここは、真っ直ぐが水量少なく、右の水量の多い方へ行く。
とにかく、沢の水量の多い方へ行けば間違いない。
二俣過ぎると沢もいよいよ細くなり一気に突き上げている感じで、快適に小滝を超える。


上流部の小滝

ジジ岩、ババ岩が見えてくるとスラブ帯に入る。
普段は水流もなさそうなここも通り雨が何回か降ったせいか、水流はあった。
快適なクライミングが楽しめる。


スラブ帯

ここを快適に越え、いよいよ水流もなくなり、笹藪の踏み跡を行くと
ポッと山頂に飛び出した。


白毛門山頂

最初ガスがかかっていたが、すぐに土合駅なども見え始めてきた。
装備を変えて下山する頃には、対岸の一ノ倉沢なども見えてきた。


一ノ倉沢

しかし、谷川山頂は見えず。


ババ岩とジジ岩


登山道から白毛門山頂

山頂からは大展望のようであるが、今回は見えずまた来よう。
急な登山道を2時間ほどで駐車場へ。
駐車場へ着くとウエットスーツとか着た若者10名くらいが降りてきた。
これが今流行のキャニオニングの皆さんか。

その後は、湯テルメ谷川で温泉に浸かり帰路につく。
また、来週もこちらへ来まする~

北ア南部・一ノ俣谷~常念岳

2010年09月12日 | 沢登り
2010年9月10日~12日

天候:1日目;曇り
    2日目;快晴のち夕方から曇り夜時々雨
    3日目;曇り時々雨のち一時晴れのち曇り

1日目:上高地~徳沢

当初の予定は谷川方面であったが、天候がどうもよろしくないので
前々から行きたかった一ノ俣谷へ。
昼間で仕事をし、沢渡からバスに乗り換え上高地へ。


河童橋

曇っており、平日で16時近くなので観光客もまばら。
穂高が見えなく残念。明日に期待しよう。
1時間強で徳沢へ。
早速ツェルトを張り夕食。


徳沢

暗くなったいつものように爆睡zZZ
しかし、山来るとよく寝られる。

2日目:徳沢~横尾~一ノ俣谷(二俣まで)

今日は二俣までなのでゆっくり5時起床。
6時半出発。


横尾

快晴で山もきれいに見え気持ちいい。


横尾から屏風岩

上の写真日本みたいでなくいいですねー
横尾から1Pで一ノ俣出合。
ここで沢装備に変換。


一ノ俣谷入渓点

おそらく20数年前に存在した登山道と思われる踏み跡から入渓する。
当初は平凡な渓相である。


当初の渓相

しかし、ちょっと楽しいことをして遊ぶ。
その写真はミクシィーに限定アップ。
しばしで大きな岩が右にあり、その奥が木々に覆われゴルジュっぽくなる。
その奥に二段の滝。


二段の滝

ここからこの谷の核心部である。
最近はメディアも発達し、情報が溢れすぎて冒険チックな部分がない。
よって各滝の細部は、書かない。
現地で判断出来る人が行くべきである。


七段の滝

ゴルジュの中にある。一段一段はそんなに高くない。


涸沢岳と北穂高岳

途中、後ろを振り返ると北穂などきれい。


一ノ俣の滝

これは釜もなかなか深そう。
滝の落ち口にワイヤーがあり、登山道の橋があったのを伺わせる。
この滝の上で本流は左折するが、そこに右から落ち込んでいるのが山田の滝。


山田の滝

ここで一本。
ここからナメの小滝がいくつかかり楽しい。


中間部の滝1


中間部の滝2

と、ふと上を見ると右の一枚岩から豪快に落ちている滝がある。
これが常念の滝。
本流左には大岩があり、その上に登山道の名残もあった。


常念の滝

この上からは平凡な渓相である。


二俣手前の渓相

少し飽きたなーという頃、二俣に到着。
右を行けば常念小屋。左は東天井へ行く。
ここで14時少し回った頃であった。行けば小屋へ抜けられるが、ここでビバーク。
常念の親方が、話していた東天井へ行く登山道の名残が左俣の右岸にあった。
そこにビバーク。


ビバーク

この晩は雨が予想されていたので、タープ&ツェルトで快適に過ごす。
意外と気温は高く、大汗かいて寝ていたが、夜には通り雨が過ぎていった。

3日目:一ノ俣谷(二俣)~常念小屋~常念岳~蝶槍~横尾~上高地

今日は下山が長いので、早く行こうと思ったが、寝坊する。
外はどんより雲で、たまに小雨が通り過ぎていく。
沢は増水していないのが、助かった。
カッパを着て、右俣にはいる。右俣左岸には登山道の名残あり。
沢筋を忠実に詰めると、小屋の水場がある。
ここから素直に旧登山道を行けばいいものをちょっと冒険しヤブ漕ぎ。
あまり詰めすぎると横通へ行ってしまうので、右にトラバって小屋の下に出る。


常念小屋テラス

裏から回り込んで、小屋で装備変換。
ちょっとゆっくりしていく。
稜線は強風であったが、雨は降っていない。
安曇野方面もきれいに見えた。


常念途中から安曇野

この風の中でも結構登山者はいた。
残念ながら槍穂の稜線は雲の中であったが、雨降っていないだけいいかという感じである。


常念山頂

常念山頂からは松本平はじめ諏訪盆地、浅間山などが見えた。


南側から常念岳

7月にも来た縦走路をアップダウン繰り返しながら蝶槍へ。


蝶槍



蝶ヶ岳二重山稜

蝶独特の二重山稜をみて、最終バスに間に合うように余裕を持たせて
飛ばし気味に横尾へ下山。
その後は単調な道を上高地へ。最終前のバスには乗れてほっと一息、沢渡へ向かう。
車2台あれば、一の沢へ降りて、1泊2日で行けるかも。

古えの登山道と明るい谷。いい山行でした。

西上州・入山川裏谷急沢

2010年08月20日 | 沢登り
2010年8月20日(金)

天候:曇り時々晴れ
メンバー:弓さん

弓さんとは久々の山行である。
曇り基調の天気で、そんなに暑くなく快適であった。
やはり夏は沢ですな!

この時期にここを訪れる人はあまりいない。標高低いので暑いし、何と言ってもヒルっち。
私は今回おへその下をばっくりやられていたが、悪いのを吸い取ってもらっと思えば
何でもない。丹沢のよりは小さいし。。。
さて、松本を6時出発。軽井沢ICから入渓点へ向かう。
鉄塔があり、入山川の堰堤あればそこが入渓点。車はこんな感じのところに止める。


駐車ポイント

そこから少し下へ行ったところのガードレールの間から入山川に降りる。
すぐに入渓点。伏流しており水流はないが滝の音が聞こえる。
すぐにF1(5m)である。


F1

F1、2、3と快適に越える。水流はこの沢にしてはあるほうか。
しばしで3段大滝が見えてくる。


3段大滝

下は快適に越えられる。右の灌木を登っていくが、グズグズで悪い。
木や岩も怪しいので慎重に行く。
何とかここを越えて1本。
その後は、この沢特有の柱状節理の発達した滝が現れる。


柱状節理の滝

階段状になっているので快適に越えられる。
3段大滝の上の2段の滝は、下はサクッと越えて上は左壁行けるが巻いてもよい。
リングピンが1本打ってあった。
これを越えると、3m~5m位の滝がいくつも現れるが、柱状節理で快適に越えられる。
その上にナメが現れる。この沢以外と滑っていなくフリクションがよく効き快適。
左から入ってくる枝もナメがきれい。
と、沢を塞ぐように大滝が現れる。


柱状節理の大滝(20m)

ここは右から高巻く。最初の巻きよりグズグズしていなくていい。
ここで1本。木々の間から上信越道も見える。だいぶ上に来た。
この上は、ナメナメである。
結構立っているのでスリップに注意しながら行く。


上のナメ

数百mはあるか。逆層気味であるが、スタンスはあるのでゆっくりと上がっていけば問題なし。
西ゼンとかのいい練習になるかも。
しばしで4mの滝が現れる。弓さん右から行ってみるもだめ。


4m滝

左から上がれる。
その上はすぐに三俣となる。


三俣

右俣と中俣の間の尾根に上がってもいいが、中俣を詰めてみる。
ナメも傾斜を増し、ナメの涸れ滝を最後に水流はなくなる。
そこから上は落ち葉と浮き石のグズグズルンゼ。すぐに二俣となるが、右を行く。
急傾斜のルンゼを行くとしばしで尾根上のコルに出た。
そこを左折。踏み跡を行くとナイフリッジ上があってひと登りで谷急山山頂だ。
妙義山塊の最高峰である。


谷急山山頂(1162m)

山頂は、三角点と非常に小さい看板が一つある。晴れていれば360度の大展望であるが、
残念ながら今回は下が少し見えた程度。
どうも雲底高度が1000m位にあるから仕方ない。
ここまで3時間。お昼にする。
さて下山であるが、山頂から明瞭に右へ行っているのが登山道である。
左へ踏跡があるが、これが入渓点へ戻る尾根である。
急傾斜で結構はっきりした踏跡を行くと、ナイフリッジになる。
なかなか高度感があっていい。


ナイフリッジ

左が岩壁となっている。
ここを過ぎてもう一段したにも同じようなところあり。
とにかく急なので一気に標高が落とせていい。
左側に柱状節理の岩峰があるが、これがなかなかお目にかかったことのないものであった。


柱状節理の岩峰

これを過ぎると下界も近い。尾根が広くなったあたりから少し左に振ると出合に出る。
あとは、入山川を渡って車へ戻る。1時間半くらいであった。

帰りは、松井田の「峠の湯」へ寄って汗を流し、横川SAでご飯食べて帰路につく。
横川で俳優のN塚さんをみた。いい車乗ってるね。

さて、明日はカモシカでフリマ。その準備に取りかかる。

奥秩父・笛吹川ヌク沢左俣

2010年07月20日 | 沢登り
2010年7月19日(月)

天候:晴れ
メンバー:F師匠、中隆さん、Yさん

18日に引き続き初沢のYさん連チャン参加。
ここヌク沢は何と行っても、大滝の登はんにあるがその下のナメ滝なども美しいが。。。

連休最終日で混んでいるかなと思ったが、意外と空いていた。
準備してボチボチと行く。アプローチはすぐなので沢靴履いていく。


入渓点

ハイキングコースを行けばこの看板が現れる。
樹林が濃いので当初は、陰鬱な雰囲気だ。そんな中にナメ滝が登場してくる。



水量は多い感じである。簡単に登っていけるが、滑っていて注意が必要。
F3だったか、左の壁登れそうだが時間かかりそうであったので、右から巻く。
結果、この方が良かったかな。
しばしで、登山道&興ざめ堰堤である。ここで一本。
堰堤上が崩れやすくなっており注意。だいぶ上まで押し上げられる。
そして、奥の二俣手前より堰堤が連チャンで現れる。
右や左巻いていく。全くここは興ざめのところ。
その後、ナメとナメ滝が続いてきれいなところだったが、台風かの影響で倒木多く残念。
以前来た時はきれいだったんだけどなー


左沢との分岐

左沢からすぐでいよいよ大滝の登場である。


最初の100m

傾斜はないので、右を簡単に登っていける。落ち口の前で左へ。
そして、80m滝の登場である。


80m滝

ここが一番面白い。しかし前来た時は水量少なく、快適に登って行けたが、
今回は水量多く、前登った左ストレートラインはちょっと厳しそうであった。
右から登りバンドを左上。左の水量一番多いところの水際を登る。
少し右へ行くとハーケンとボルトがある。私達はそこでピッチを切ったが、
師匠達は50mいっぱい伸ばして右の灌木まで行っていた。


左上の水際を上がる

ピッチを切ったところから草付きカンテ上を行き、右の灌木へ行く。
この後は、ルンゼ状を登って落ち口に出る。
落ち口すぐで出ると手詰まりするので、少し樹林を行きトラバースするとよい。


富士山方面

ここまで来ると富士山がきれいだが、手前に雲多く頭しか見られなかった。
この上の50mは、左の壁を行ける。


50m滝

その上のナメ滝を越えたあたりで遡行終了。
以前は、そのままツメたが、結構遠回りになる上、ただのガレなので
左の尾根に上がった方が早い。倒木は所々あるもののヤブはうるさくなくよい。
40分くらいで登山道に出る。ちょうど三角点があるところだ。
あとは、徳ちゃん新道を下る。初めてのYさんにはちょっときつかったか。。。

駐車場で地元の中隆さんと別れいつもの温泉へ。
甲府で食事して、帰路につく。

下界は暑い!

中央アルプス・中御所谷西横川

2010年07月19日 | 沢登り
2010年7月18日(日)

天候:晴れ時々曇り
メンバー:SK隊長、Yさん

昨日までの北アルプス縦走に続き、梅雨も明けたので沢二連チャンの一発目。
Yさん初の沢登りということで、クライミングもやられるので滝が登れる西横川へ。
三連休中日。。。見積誤った。
朝っぱらから菅の台駐車場はゲロ混み。。。
ここは一番手取早いタクシーで、しらび平へ。バスより快適に行ける。
しらび平もバスから次々と観光客&登山者の皆さんが降りてくる。


しらび平駅

ここで入渓準備。沢はちょっと見、水量多そうだ。何回か来ているが初めての量。
堰堤を越え、沢を行くと左に大岩が見え、東横川との分岐だ。
F2で休憩。


F2

日当たりいいところはもうすでに暑いくらいだ。
水遊びにはいい天候。
次々と滝を越えると、大滝30mが登場。


大滝

ここは快適に左壁を行くが、高度感あるためロープを出す。
この後も快適に滝を越える。


ナメ滝を登る

奥の二俣まで行くと少しガスが上がってきて涼しいというか寒いくらい。
左から来る30m滝を見るという最寄り水量多く、びしょぬれ必須。
案の定、びしょぬれだったが。。。
この後は小滝を超えると水が涸れるはずだが、水は涸れず終了点へ到着。
途中、お宝ゲットし今晩のつまみとする。


シナノキンバイ

千畳敷はゲロ混み。。。ロープウェイは2時間待ち。
のんびりと過ごす。宝剣の岩場登っているパーティーが見えた。
気持ち良さげだ。また来よう。


千畳敷カールと宝剣岳

しかし下山はいい時間になってしまったなー。
だけど沢はその分空いていた。
暑い日は沢に限る。

飛騨・高原川沢上谷

2010年06月29日 | 沢登り
2010年6月27日

天候:曇り

今シーズン初沢である。いつもより1ヶ月くらい遅いスタート。
天候はいまいちだが、行きたかったのだ。
沢上谷と書いて、「そうれだに」と読む。
ここは一人でも安心。毎年来ているからね!←あとでえらい目に遭う・・・

いつものように、上に車置いてここで必需品の折り畳みチャリで入渓点へ。
やはり梅雨。水量は多い。。。
入渓して少しで右岸から出合う滝を登り、五郎七郎滝へ。


出合の滝

水量多い。いつもより豪快だ。
ナメとゴーロをしばらく行くと、ナメ滝が現れる。右を登りナメ滝上を行くと五郎七郎滝。
いつも5月に来るので、水量少ないがこの日は豪快に流れていた。


五郎七郎滝

右と左から出合。右は70mはあるだろうか。
ここで1本(休憩)して本流に戻る。
この後はアカナメになる。さっきより水量増したか位の勢いだ。


本流F1

いつも行けるところが行けなかったりして、レベル少し上がってるか。
大体他の沢も水量増すとレベルは上がるが。行けなかったりもするけど。
本流をしばしでまた左から沢が出合う。ここへ入る。
最初いいナメを少し行くと陰鬱な渓相となる。
明るくなったなーと思うと岩洞滝に行き当たる。周囲は岩壁でオーバーハングから落ちている。


岩洞滝

滝裏へも回り込めるが、落ちて滝壺で発する爆風が強くて行く気せず。
風としぶきの来ないところで1本。まあマイナスイオンたっぷりだけどね!
少し休んで本流へ。しばしで本流最大の蓑谷大滝。
上から轟々と水が出ている。


蓑谷大滝

ここでお昼とする。そしていつもの巻きにはいる。
下りは泥で滑るので、懸垂かける。
沢どこへ下りると、ちょっとやばい感じ。。。1歩足を入れたらもって行かれそうになった。
ここでもって行かれたら、30m大滝ダイブである。
さすがにロープ出して、対岸の水流少ない方へ。ちょっとやばかった。
レッドツェペリンの「天国への階段」が頭の中で聞こえる。。。
この上のナメも、まあいい勢いでした。
二俣の滝は何とかなった。


二俣右の滝

この滝は、FIXあるが慣れた人ならほとんど使わず行ける。
初心者はロープを出そう。
この上からがメインディッシュのナメナメ。
がしかし、いつものようにヒタヒタというわけに行かず、頑張って突き進む感じでした。


水勢強いナメナメ

本当はもっとのどかですよ~
程なく、林道に出てデポ車へ。帰りの県道から見た各滝は水量多くきれいでしたが。
カメラマンの方も何人かいたな。
あとは入渓点でチャリを回収し、行きつけの貸切露天の温泉へ。
貸切といっても入浴料500円のみで、露天は4つもあるし快適。
あまり混んだこともないし、混んだとしても貸切空いていればゆったりと、
私にとってこの辺ではNo1だ。
ゆっくり疲れをとり、飛騨牛いただいて帰路につく。

沢はいいね!




越後・登川米子沢~巻機山(1967m)

2009年09月06日 | 沢登り
2009年9月5日(日)

天候:晴れ時々曇り
メンバー:弓さん、よし先輩

やっと山行けたー!!
という感じで、お盆休み以来です。
もう少し仕事がバタバタしますが、もう少しの辛抱です。
さて、4日の晩にまた体調がすぐれず風邪っぽかったのですが、
すっかり吹き飛んでしまいました。
というのも今回のようにいい山旅したからですね~
今回は久々に職場の仲間と行きました。
場所は米子沢。越後の銘渓と謳われるところです。
行っていなかったんです・・・

5日はゆっくり午後出発。
1000円効果を試そうと全線高速で行きましたが、
時間かかりすぎでした。詳細は後ほど。
六日町で下りて、ジャスコで買い物。
今晩の晩酌と明朝の食事等々。
R291を清水へ行きます。集落から上がり、桜坂駐車場へ。
まだ明るいうちに着いたので、入渓点など偵察です。
車で上がっていくと、工事仕立てのきれいな堰堤と橋が架かっています。
これは深沢。この奥のしょぼい橋と古い堰堤が米子沢です。
隣でテントを張っていた名○○からのパーティーがすっかり勘違いしていました。
米子橋を渡った登山口近くの駐車場は既に多くの車あり!
さすが天下の?百名山です。
そこは騒がしそうだったので、手前の駐車場へ。
体調はスペシャル処方で何とかという感じ。
宴会も終わり、寝ていると隣が騒がしくなってテント張っています。
先出のパーティーです・・・
その後、意外と暑くて3人で起きてカヤにしたりして寝ましたzZZ
明朝は4時起床!隣は既に起きていました。
食事を済ませ、テント撤収していると、隣のリーダー格の人が
とんちんかんな事を言い出すではあーりませんか!
すっかり深沢遡行するつもりらしいので、昨日の偵察結果を伝授。
5時半には出発していきました。
私どもも出発!車を登山口近くへ移動し、テント張った駐車場前の
舗装された道を上がります。
左にきれいな堰堤が見えて、もう一本その上の左の道が沢へ行く道です。
一つ堰堤がありますが、真ん中を歩いて行けます。
そして、水流のないゴーロ歩き・・・


こんな感じです。
しばし行くと、水流登場し沢の幅が細くなります。
先のパーティーが沢支度しています。私達も。
すぐにF1(30m)が登場。
先のパーティーがまごついている間にそそくさと登ってしまいます。


F1

ナメ滝が多く、快適に登ります。沢デビューのよし先輩もばっちりです。
滑ノ沢を左から合わせると、すぐにゴルジュっぽくなり3段40mが見えます。
右岸のしっかりした踏跡を行けば、40m滝上に出ます。
刈払いもされている・・・?
その上にも滝が多くあり、ほぼ直登していけます。


20m滝を登るよし先輩を見守る弓さん

そして、すだれ状の滝があるはずだが水量が少なかったのか
横に広い滝はあった。乾いていて快適に登る。
トイ状の滝がありそこから上部ゴルジュの始まりのようだ。


トイ状を登ったところからゴルジュ

ちょっと悪そうだが、ほぼ直登していった。一カ所だけ巻いた。
けっこうヌメっており、一回滝壺へドボン。ちょっと遊んでみた。
意味不明の残置もあった。
そこを抜けたら、本日のメインイベント!大ナメである。

大ナメ

この頃から日差しもあり気持ちいい!
途中、3:1の二俣あり、遡行図の二俣かな?と思ったが、違った。
遡行図の二俣は、源流の様相を呈してきて水流も少なくなった頃現れる。


二俣

写真では見にくいが、右俣はロープが張ってあり、入山禁止とあった。
行ってみたい衝動を抑え左俣へ。
左に登山道のようなしっかりした道が出てきたら、そこを上がると
巻機山避難小屋である。
私達は、左俣をもう少しツメてみた。
出たところは、池塘が3つあるところに出た。
大きいのは、織姫ノ池と言うそうだ。


織姫ノ池とニセ巻機

そこを山頂の方へ少し行き、沢装備を解く。
さすが、百~ 次から次へと人が来る。
そそくさと山頂を目指す。5分登ったところが稜線上の分岐であるが、
そこに山頂標識が・・・とりあえず写真を撮る。


山頂標識にて

本当の山頂はそこから10分くらい行ったところである。
石積みのケルンがあっただけであった。
この周辺の山は、ほとんどが山上草原で気持ちいい~


巻機山稜線 右のピークが本当のピーク

そして、避難小屋もきれいなところが多いですね!


巻機山避難小屋

避難小屋、ニセ巻機を通過して下山する。
下へ行くに従って、暑くなってくる・・・
13時前には登山口へ。
その後、塩沢の上野鉱泉へ。
何件かあるようであるが、最初の1軒へ行く。
女将の対応もよく、お湯もよかった。しかも貸切状態。
ゆっくり疲れを癒し、帰路につく。

アプローチ考
行き:豊科IC~上信越道~北陸道~関越・六日町IC~登山口
帰り:登山口~R17~R353~R117~飯山IC~豊科IC

高速は多少遠回りしても早いかと思ったが、1時間違った。
帰りは、こちら方面へのルートでよく使っていたルートだが、
そんなに混んでいなく、よっぽど早かった。
長野方面からはこちらがお薦めです。
次回、上信越道~関越を試してみたいと思います。


那須・那珂川湯川井戸沢

2009年08月16日 | 沢登り
2009年8月13日(木)

天候:晴れのち曇りのち雨
コース:三斗小屋温泉~井戸沢出合~井戸沢~流石山~大峠
    ~三斗温泉小屋~峰の茶屋避難小屋~峠の茶屋

やっと沢登りが出来る~!!
朝食をいただき早々に出発!
三斗小屋温泉にはもう一軒、大黒屋がある。ここも雰囲気ある。
その前を通って湯川へ下る。


大黒屋

40分くらいで井戸沢出合へ。
対岸の林道終点には何台か車があったが、小屋の人達のであろう。
沢支度をして、橋を渡り上流へ20mくらのところが井戸沢である。


井戸沢出合

写真の左から流れているのである。
遡行図には、伏流とあったが、この上部に堰堤が出来て流れがあるかと。
出合から少し登ると左手に道が出来ていた。
堰堤用のものである。堰堤は遡行図には出ていない。


堰堤

堰堤は、グズグズのところを左から越す。踏み跡あり。
これを越すとすぐにF1(3m)がある。
この滝、小さい堰堤かと思ったが、近づいてみると花崗岩の滝であった。
そしてその上の右に曲がったところにあるF2末広がりの滝が
本日の核心ぽい。


F2(15m)

右のリッジ状を上がり、かぶり気味のところに古~いハーケンとお助けがある。
頑張って上がって、上で確保。
踏み跡通りに行くとルンゼ状のところをクライムダウンし、戻る。
その後は快適に登れるナメ滝が出来てくる。
15m階段状を登るとそんなに大きな滝はなく、ナメ状を快適に登る。


15m階段状

ナメ状

右俣を過ぎると水流も少なくなるが、小滝が多くあり飽きない。
いよいよツメの部分でようやく水流も消え、後方には那須連山が見える。
ガレた様なところを行き、膝くらいの笹の所を行くと登山道へ飛び出す。
右へ少しで流石山。


流石山(1822m)

ここの稜線上は笹原ですこぶる快適である。人もいなが道はしっかりしている。
山頂で食事して、とりあえず大峠へ下る。
途中、三斗小屋温泉が見えた。


三斗小屋温泉方面

ガスって来ていて見づらいですねー
大峠に下って、時間を見ると少し遅れ気味。
三本槍~朝日岳を縦走しようかと思ったが、三斗小屋温泉経由の道を行く。
ここは、遠い昔からの会津中街道である。
ちょっとお疲れ気味で途中雨にもあったが、人の全くいない静かな
峰の茶屋避難小屋を通り過ぎ、駐車場へ戻る。

帰りは、三斗小屋のお客さんから聞いた「鹿の湯」へ立ち寄る。
硫黄泉で温度の違う浴槽がいくつかあり、浸かるだけだが、
いい温泉であった。
ここが那須温泉の源泉のようだ。

あとは、ちょっと渋滞の東北道から信州へ帰る。


飛騨・高原川沢上谷

2009年07月05日 | 沢登り
2009年7月4日(土)

天候:曇り時々晴れ
メンバー:RYO

今シーズン初の沢登り!!
当初の予報では、あまり良さそうでなかったが、実際行ってみると晴れ(^^)
9時に入渓口に着く。荷物をデポって、終了点に車をデポ。
MTBで再び入渓口へ。
入渓口には、6,7名の神戸ナンバーのパーティが準備していた。
賑やかくなりそうなので、早々に準備して遡行開始。
すぐに左手から12mナメ滝が落ちている。
この左のしっかりした踏み跡を登り、五郎七滝へ。
ナメやナメの小滝を超え、五郎七滝へ到着。


五郎七滝

以前来た時より水量少なめか?
少し休憩して次の滝へ。
下降途中、先ほどのパーティーにあった。
本流に戻り、しばし。左手より大きめの支流が入ってくる。
これを遡行。その先は、岩洞滝。
滝の後ろへ回り込み写真撮影。


岩洞滝裏から

ハングの壁の上から降り注いでいる。
マイナスイオンをたっぷり浴びて、本流へ戻る。
本流へ戻ると、赤ナメが続く。
その先ゴーロを行くとこの沢最大の蓑谷大滝である。
スラブを落ちる水は、量もそこそこできれいである。


蓑谷大滝30m

神戸のパーティーは岩洞へ行かなかったのか、すぐに追いついてきた。
左岸を少し戻り、しっかりした踏み跡を行くとトラバース道に出合う。
そこを少し行ったところが、高巻きの下降地点。
以前来た時は、傾斜のある樹林の泥でよく滑るので懸垂したが、
今回は新しめのトラロープがあり、それを頼りに下りる。
下りたところがこの沢のメインイベント、ナメナメである。
すぐに二俣になり、右の15mナメ滝を登る。
RYOさん初沢のため、念のためロープを出す。
その上もナメナメ!快適である。
昨年のクワウンナイには適わないが、ここはいつ来てもいい。
そうこうしているうちに終了点の道へ出る。

飛騨に来たらいつもの温泉へ行く。
そしてこの日は、十石避難小屋で知り合った藤田君の結婚披露パーティー!
お風呂入ったら、乗鞍へ向かう。