ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

越後・登川米子沢~巻機山(1967m)

2009年09月06日 | 沢登り
2009年9月5日(日)

天候:晴れ時々曇り
メンバー:弓さん、よし先輩

やっと山行けたー!!
という感じで、お盆休み以来です。
もう少し仕事がバタバタしますが、もう少しの辛抱です。
さて、4日の晩にまた体調がすぐれず風邪っぽかったのですが、
すっかり吹き飛んでしまいました。
というのも今回のようにいい山旅したからですね~
今回は久々に職場の仲間と行きました。
場所は米子沢。越後の銘渓と謳われるところです。
行っていなかったんです・・・

5日はゆっくり午後出発。
1000円効果を試そうと全線高速で行きましたが、
時間かかりすぎでした。詳細は後ほど。
六日町で下りて、ジャスコで買い物。
今晩の晩酌と明朝の食事等々。
R291を清水へ行きます。集落から上がり、桜坂駐車場へ。
まだ明るいうちに着いたので、入渓点など偵察です。
車で上がっていくと、工事仕立てのきれいな堰堤と橋が架かっています。
これは深沢。この奥のしょぼい橋と古い堰堤が米子沢です。
隣でテントを張っていた名○○からのパーティーがすっかり勘違いしていました。
米子橋を渡った登山口近くの駐車場は既に多くの車あり!
さすが天下の?百名山です。
そこは騒がしそうだったので、手前の駐車場へ。
体調はスペシャル処方で何とかという感じ。
宴会も終わり、寝ていると隣が騒がしくなってテント張っています。
先出のパーティーです・・・
その後、意外と暑くて3人で起きてカヤにしたりして寝ましたzZZ
明朝は4時起床!隣は既に起きていました。
食事を済ませ、テント撤収していると、隣のリーダー格の人が
とんちんかんな事を言い出すではあーりませんか!
すっかり深沢遡行するつもりらしいので、昨日の偵察結果を伝授。
5時半には出発していきました。
私どもも出発!車を登山口近くへ移動し、テント張った駐車場前の
舗装された道を上がります。
左にきれいな堰堤が見えて、もう一本その上の左の道が沢へ行く道です。
一つ堰堤がありますが、真ん中を歩いて行けます。
そして、水流のないゴーロ歩き・・・


こんな感じです。
しばし行くと、水流登場し沢の幅が細くなります。
先のパーティーが沢支度しています。私達も。
すぐにF1(30m)が登場。
先のパーティーがまごついている間にそそくさと登ってしまいます。


F1

ナメ滝が多く、快適に登ります。沢デビューのよし先輩もばっちりです。
滑ノ沢を左から合わせると、すぐにゴルジュっぽくなり3段40mが見えます。
右岸のしっかりした踏跡を行けば、40m滝上に出ます。
刈払いもされている・・・?
その上にも滝が多くあり、ほぼ直登していけます。


20m滝を登るよし先輩を見守る弓さん

そして、すだれ状の滝があるはずだが水量が少なかったのか
横に広い滝はあった。乾いていて快適に登る。
トイ状の滝がありそこから上部ゴルジュの始まりのようだ。


トイ状を登ったところからゴルジュ

ちょっと悪そうだが、ほぼ直登していった。一カ所だけ巻いた。
けっこうヌメっており、一回滝壺へドボン。ちょっと遊んでみた。
意味不明の残置もあった。
そこを抜けたら、本日のメインイベント!大ナメである。

大ナメ

この頃から日差しもあり気持ちいい!
途中、3:1の二俣あり、遡行図の二俣かな?と思ったが、違った。
遡行図の二俣は、源流の様相を呈してきて水流も少なくなった頃現れる。


二俣

写真では見にくいが、右俣はロープが張ってあり、入山禁止とあった。
行ってみたい衝動を抑え左俣へ。
左に登山道のようなしっかりした道が出てきたら、そこを上がると
巻機山避難小屋である。
私達は、左俣をもう少しツメてみた。
出たところは、池塘が3つあるところに出た。
大きいのは、織姫ノ池と言うそうだ。


織姫ノ池とニセ巻機

そこを山頂の方へ少し行き、沢装備を解く。
さすが、百~ 次から次へと人が来る。
そそくさと山頂を目指す。5分登ったところが稜線上の分岐であるが、
そこに山頂標識が・・・とりあえず写真を撮る。


山頂標識にて

本当の山頂はそこから10分くらい行ったところである。
石積みのケルンがあっただけであった。
この周辺の山は、ほとんどが山上草原で気持ちいい~


巻機山稜線 右のピークが本当のピーク

そして、避難小屋もきれいなところが多いですね!


巻機山避難小屋

避難小屋、ニセ巻機を通過して下山する。
下へ行くに従って、暑くなってくる・・・
13時前には登山口へ。
その後、塩沢の上野鉱泉へ。
何件かあるようであるが、最初の1軒へ行く。
女将の対応もよく、お湯もよかった。しかも貸切状態。
ゆっくり疲れを癒し、帰路につく。

アプローチ考
行き:豊科IC~上信越道~北陸道~関越・六日町IC~登山口
帰り:登山口~R17~R353~R117~飯山IC~豊科IC

高速は多少遠回りしても早いかと思ったが、1時間違った。
帰りは、こちら方面へのルートでよく使っていたルートだが、
そんなに混んでいなく、よっぽど早かった。
長野方面からはこちらがお薦めです。
次回、上信越道~関越を試してみたいと思います。



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