goo blog サービス終了のお知らせ 

ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

石川東部・白山(2702m)

2011年11月10日 | 山歩き
2011年11月5日

天候:曇り

日本三大霊峰の一つである。他は登った。残すはここだけである。
いつも北アルプスなどから拝んではいたが、今回が初登山である。
別当出合とか室堂など話し聞いてもどうもイメージつかず、どんなところだろうと思っていた。
ようやく来られたという感じである。
昨日の偵察から山全体が崩落している感がある。
そのお陰で別当出合周辺も砂防堰堤の工事だらけである。

さて、今日は帰らなくてはならないし、天候が昼から芳しくなさそうであったので
夜明け前に旅立つ。


夜明け前の登山口

すでに隣の車の方々だっていた。
暗い中、吊り橋を渡り砂防新道へ。今回はお初のためベタなコースです。
ヘッデンでも歩きやすい。よく整備されている。
40分くらいで中飯場。トイレもあり広い休憩場所。
このあたりでようやく明るくなってくる。


夜明け

夜はよく星が見えていたがこの辺りから高曇り気味になる。
前線の先頭の雲が来たかという感じ。
しかし整備されたきれいな道ですな。すれ違いも問題ないくらい広いし。
途中、トレランぽいかっこうした人が抜いていく。
挨拶もしない。。。この手の人は大体そうだね。何が楽しいやら。。。


池塘

上に行くと池塘がボチボチ現れる。
その上で大変きれいな甚之助避難小屋


甚之助避難小屋

昨年新築されたそうで、いいにおいのするきれいな小屋でした。
是非泊まってみたい。
ここで2度目の休憩をし、先を急ぐ。


別山

小屋上の分岐を黒ボコ岩方面へ。


南竜道分岐

トラバース道で水も3カ所くらいとれる。


黒ボコ岩

黒ボコ岩を過ぎ、すぐに木道に出た。ここが弥陀ヶ原だ。


弥陀ヶ原

ここは立山と全く同じ名前の地名が多い。
木道を行き、ハイマツの中の五葉坂を上がると室堂だ。


室堂センター

結構大きな建物で宿泊人数も相当なものだ。
この時期もうやっていないが。
ここで一服入れてさて行こうとしたら、いよいよガスが上がってきた。


白山神社

寒さも出てきたので防寒羽織って手袋もする。
ガスなので、池巡りしようかと思ったが今回はピストンする。
30分くらいで山頂へ。


白山奥宮


御前峰山頂

ちょっと負荷かけて3時間ちょっとでここまで来た。
走ってきてすぐ帰る人もいるしいろいろな人が来た。
少し休憩してから下りにかかる。
それにしても結構な人が上がってくる。
弥陀ヶ原を過ぎるとガスも抜けた。
黒ボコ岩からは観光新道を下る。千年以上前からある越前禅定道の一部である。


観光新道の尾根

こちらの方が登山道ぽい。


蛇塚

ここは白山を開山された泰澄大師が千匹の悪蛇を埋めた場所とのこと。
ただの岩クズって言えばそれまでだが。。。


別山方面

別山方面を見ると朝来た砂防新道方面が一望できる。
この登山道も結構人が上がってくる。


殿ヶ池避難小屋

ここは展望のよいところである。釈迦岳方面もいい感じである。
その後、岩っぽくなりヤセ尾根となる。


仙人窟

ここをくぐり少し下ると別当出合との分岐だ。
ここで休憩し、急な階段を下る。ここ結構キク。。。
道がなだらかにトラバースするようになると別当出合の建物が見えてきた。


別当出合

ここまで2時間半であった。まだ雨は降っていないが、もう時間の問題だろう。
駐車場に行き、帰り支度をする。
白峰の温泉は昨日入ったので、今回初めて行く白山スーパー林道方面へ。
こちらも何カ所か温泉あるが、中宮温泉へ行ってみた。


中宮温泉

ここのお湯もいいお湯であった。この辺で雨がパラパラと。
しかし今回は次に行く温泉が目的である。
軽で2540円とバカ高の料金を払い、観光スポットを横目に目的地へ向かう。
姥ヶ滝の駐車場へ車を停め、蛇谷へ下りる。
結構観光客が大勢来ている。


遊歩道

紅葉の遊歩道を行くと、トンネルがありそれをくぐってすぐに温泉がある。


遊歩道その2

対岸には姥ヶ滝。その正面に露天風呂があり、その上に足湯と展望台。
観光客も来ているがお構いなしにここは一湯入魂!


露天風呂

湯加減も最高で、正面のナメ滝をきれいであった。


入魂の図(笑)

是非来てみたかった温泉に入ることが出来てよかった。
もう一つ岩間噴湯丘が近くにあるがこれはまたにしよう。
あとは、雨の中白川郷まで行き帰路につく。

やっと白山のイメージがついた。スキーにもいい斜面は多い。
お花もきれいそうだ。
また違う時期に来てみたいと思う。












信州中部・京ヶ倉(990m)~大城(980m)

2011年10月31日 | 山歩き
2011年10月29日

天候:ドピーカン

ドピーカン3日目のこの日は、午後から富山へ医療系の勉強しに行かなければならない。
ということで、いつも行きたいな~と思っていた京ヶ倉へ。
私のうちから見ると、ゴツゴツとして食指の動く山である。
国道19号を生坂村へ。
入山口と下山口が違うので、得意のチャリンコ戦法で行く。
下山口の下生坂の集落上の林道入口に車をデポ。
万平上の登山口へ向かう。上生坂の集落からご機嫌な登りだ。
30分くらいで到着した。


万平から京ヶ倉(右)

朝霧で山は見えなかったが時間が経つにつれすっきりしてきた。
駐車場には3台停まっていた。


万平登山口

登山口には立派な看板もある。
ここから早速里山らしく踏跡何本かある。。。
これ左に行くのが正解。多分他行っても上で行き合うと思うが。


登山道

赤松が多い山である。ということは。。。わかる人にはわかる。
当初は、トラバース気味に行くが途中から尾根をつづら折れに登る。
途中おじさん2人抜く。
おおこばの見晴台へ行くと大展望。


後立山連峰


京ヶ倉山頂方面

北は白馬から鉢盛山まで大展望である。
これは冬はさぞかしきれいであろう。来てみたい。
尾根を北側へトラバースするようになると稜線はすぐだ。


稜線の分岐

稜線に出ると看板がある。
私の調べによると、右へ行くと剣刷山へすぐであるはずだ。
木で通行止めのようにしていたがそれを乗り越えそちらへ。
登山口から1時間程度で剣刷山へ。


剣刷山山頂

山頂は展望無し。松の落葉が気持ちいいのでここで休憩。
山頂少し先の岩の上からは展望がよい。
元の道へ戻ると徐々に岩っぽくなってくる。


馬の背と京ヶ倉山頂

結構楽しく行ける。戸隠の蟻の戸渡りなどよりは歩きやすい。
岩質はもろいが。


燕岳方面

岩を巻きながら最後の急登を登ると京ヶ倉山頂だ。


京ヶ倉山頂

ここは後立方面の展望がよい。誰もおらず快適。
ツツジの季節はえらい混むようであるが。


左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳

京ヶ倉から下ると天狗岩


天狗岩

これ登っていけるようであるが左から巻き道がある。
ここ過ぎてから登って行くと大城である。
戦国時代この辺を治めた丸山氏の本城あとのようだ。


大城跡看板

ここからは、浅間山はじめ上信国境の山が望める。
その後は薄暗い樹林の下りである。
途中、物見岩などあり。そこからすぐで、はぎの尾峠である。


峠看板

東屋

広葉樹林の中の明るい平らなところである。
ここから、眠峠へ行きたかったが、時間的にここで下山する。
結構いい道を下っていくと林道に着く。


登山口看板

看板から10分くらいでゲートがある。
これは獣除けのためクサリはずせば開く。
ゲートのすぐそばに車を停めてある。
約3時間のいいハイキングであった。
あとはチャリ回収し、村のお風呂(温泉ではない)に入る。
途中、新そば祭りの看板に引きつられ地元のおじさん達がうった地粉の新そばをガッツリいただく。
うまかった~~

一旦帰宅し、海産物目当てに富山へ向かう。こちらもうまかった~v


身延・七面山(1982m)「巡礼の山旅」

2011年10月20日 | 山歩き
2011年10月19日~20日


18日から三連休であった。
天候はまずまず、しかし長期出張の疲れなどから18日は、
冬物へ衣替えなど家仕事をこなし、19日から山という計画であった。
2007年1月にここへ参拝している。
今回が2度目である。
ここは、日蓮宗の総本山身延山の一角である。

第1日目

天候:曇り時々晴れ

中部横断道が、増穂まで延びていた。
そこから国道52号で身延へ。早川方面へ分岐ししばらく行くと登山口の集落に着く。
前回、表参道から登ったので、今回は裏参道(北参道)から行く逆コース。
ここ高住の集落には駐車場はない。
よって、帰りにタクシー乗るということでタクシー会社の所へ停めさせて貰う。
ちなみに、下山口の羽衣から1250円。駐車料金は取られない。
羽衣は河原と登山口に無料駐車場はある。


俵屋観光駐車場

この駐車場から少し上に行くと神通坊がある。


案内看板


神通坊


標石


登山口の鳥居

ここから四十八丁で本日泊まる敬慎院である。
当初から杉の鬱蒼とした急登というかつづら折れの道をひたすら登る。
ちなみにここの標高は約300m。山頂が1982mなので標高差1600m・・・
私のうちの周りの北アルプス並みである。ただ道がいいので結構あっさり行ける。


一丁目の標石

ある程度標高を上げると、笊ヶ岳方面がきれいに見えた。
一頑張りで七丁目休憩所。


七丁目休憩所

この山は、各御坊の他、田舎のバス停のような休憩所やベンチが至るところにある。
まあ考えてみればこの標高差である。山慣れていない人にとってはツライものである。
途中、一回目の休憩を入れようと思って上を見たらおじさん三名作業服着て登っている。
どうも測量会社の方々のようで、1238.9mの三角点の測量に来ているようだ。
一本入れて、先を急ぐ。


安住坊


大とちの木

確か十五丁目かそこらでここ安住坊である。
ここには、七面山開祖の日蓮聖人高弟の日朗上人がお手植えの木らしい。
樹齢700年ものである。
ここからしばしで尾根に出る。そこで一本入れる。
そこからすぐに明浄坊に着く。


明浄坊

ここには上から引水している水がジャブジャブあるが、冬は凍結して出ないので注意。
ここでようやく富士山が見えた。


明浄坊から富士山

この辺りから紅葉も見られるようになる。



尾根に出てからはたまに登るが、トラバースするようになると奥の院は近い。


奥の院

ここには、影ごう石という大きな岩がある。
七面大明神がお姿をここでお表しになったようだ。
ここも泊まることが出来る。次回ここもいいな。


影ごう石


奥の院から富士山

ここから林道のような道を行くと二の池である。
水が少なくただの水たまりのようになっていた。


二の池



カラマツの黄葉もきれいな道を行くと敬慎院へ到着。


敬慎院

とりあえず、富士山展望台から七面山山頂へ行く。


敬慎院から富士山

当初ちょっとわかりにくいが、少し行くと看板がある。


看板

看板を三つくらい見送るとあとは一本道。
当初は、スズタケとカラマツの林の中を行く。




七面山山頂方面


ナナイタガレ


七面山東面は、大崩している。ナナイタガレというらしい。
カラマツの樹林帯が終わると、急登になる。
この先、八ヶ岳のようなコメツガの林になり一頑張りで山頂に着く。


山頂


山頂にて

山頂には誰もおらず独り占めであるが、360度樹林のため展望はない。。。
一休みしてから、敬慎院へ向かう。


山門

この山門をくぐると本堂が見える。紅葉がきれいであった。


敬慎院本堂

本堂の左手の玄関を入ると受付がある。
とりあえず部屋へ行き、荷物置いてから受付をした。
今回は広い部屋に6名とのことであった。
3時から入浴可能となり入浴する。
入浴といっても石鹸等は使えず、汗をお湯で流して湯船に浸かる。
それでも充分気持ちよいが。
5時から夕食。ご飯にみそ汁、おつけもの、煮物、ひじき。
精進料理である。生ぐさもの禁である。
その後、本堂にて夕方のご開帳とお勤め。
お題目「南無妙法蓮華経」と唱える。私は日蓮宗ではないのでそれ以上はわからない。
しかし、お勤めに出ると心落ち着く。
この日は、ご別当がおらず次席の御坊がお経を唱える。
修行御坊の方もいる。みな若くかっこよい。
日蓮宗のお経は、速い。なかなかのスピードである。
お説教の時言っていたが、やはり今年は登山者多く、誰でも受け入れているが、
ご開帳の時に御神体に指さしコソコソささやいているとのこと。
これはいけない。同じ登山者として恥ずかしかった。
その後9時消灯となるが、御神酒いただきすぎて8時過ぎにはくたばっていた。。。


大やかんの部屋


第2日目

天候:曇りのち晴れ

5時起床。
日蓮宗のご信者の方々(たしか二百名ほど)がヘッデンをつけてもう出発されていた。


出発の風景

よく見えないかもしれないが、お坊さん達に見送られて次々と出発していく。
5時半からは、朝のお勤めである。
ご来光は6時前であったが、雲も多くそんなに見られないだろうと思い中座はしなかった。
心さわやかにお勤めを終え、朝食を食べてから出発準備。
といってもまだ7時前。どんなにゆっくりでも2時間あれば下りてしまうので、
どうしようかと思っていたが、結局7時過ぎには出ることにした。
ちなみに朝食は、ご飯、みそ汁、おつけもの、切り干し大根にこんぶの煮付け。
ご飯ガッツリいただけば腹はたまる。


朝の富士

下の山門である和光門をくぐり下っていく。


和光門

こちら表参道は、階段状に整備されており休憩場所も多い。
標石も立派である。


四十丁目標石

途中鹿が横切る。ちょいとびっくり。
徐々に晴れてきており、甲府盆地や南アルプスもきれいに見えた。


甲府盆地と奥に大菩薩嶺


北岳、鳳凰三山など

晴雲坊手前で早朝に出た団体の信者さん達を抜く。
奥の院でも行っていたのであろう。
そういえば、ここでの挨拶は「おはよう、こんにちは」と「ご苦労様です」の
二つの挨拶を交わす。
晴雲坊は大入り満員なので、1Pで到着の中適坊で休憩。


中適坊

あとは登山口(参拝口)まで下るだけである。


肝心坊

ここまでは人にほとんど会わなかったが、次の神力坊で多くの信者さん達がいた。


神力坊

神力坊は、二丁目なのでもう一投足である。
と、参拝口には百人は超えようかという信者さん達がいた。
しかも、下は赤ちゃんからご高齢の方まで。若い人が結構多く驚いた。


これから出発の信者さん達


参拝口

参拝口に到着し、タクシーを呼ぶ。
待っている間に対岸の白糸の滝を見に行く。


白糸の滝

戻るとすでにタクシーは来ており、探されていた。。。
タクシーに乗りすぐに土砂が流れてきている現場に出た。
どうも台風12,15号の影響でそこら中に爪痕があった。
まだ10時前であったが、車の所へ到着。

さて温泉であるが、前回は西山温泉へ行ったので時間もあることだし、
その奥の奈良田温泉へ行った。


奈良田ダム湖

集落内は狭いので資料館の駐車場へ車を停め少し登って「女帝の湯」へ。
女帝とは、えらい昔に天皇である女帝が療養されたとのこと。
確かに泉質もよく気持ちよかった。


町営奈良田温泉女帝の湯

古民家風の佇まい。いいねー


風呂入口


浴槽

当然の事ながら貸切状態。
大きい浴槽と小さい浴槽があり、小さい方が温かい。
源泉かけ流しで掃除も行き届いておりきれいだ。
のんびり浸かっても時間あるので、行ったことのない身延山久遠寺へお参りに行く。
町営の駐車場に止め、門中の商店街を見ながら久遠寺へ。


門中の商店街

おみやげ屋や仏具屋が多い。当然か。
そのうちの1軒でいろいろ仏具について伺い帰りに寄ることにする。


三門

総門は、車で通過してしまう。
この三門は、結構な大きさで歴史もありそうだ。
その奥に石段が。。。「菩提梯」というそうだ。
今日はそんなに歩いていないので数えながら行く。
一段が随分高く、筋肉を使う。285段あった。本当は287段らしいが。


本堂

さすがに総本山の本堂だけあって、でかい。
次回は是非朝勤など出てみたいものだ。


鐘楼と五重塔

さて、境内を一回りしてから下る。
先ほどのお店で仏具を少し買い帰路につく。
早速、夕飯で生ぐさものいただく。。。

南無妙法蓮華経




















北ア南部・焼岳(2444m)

2011年09月27日 | 山歩き
2011年9月27日

天候:ドピーカン
メンバー:大勢

今日は、お仕事。
仕事で山へ行ける何てなんて幸せなのでしょう。
しかも、今シーズン1番くらいの快晴。


白水の滝


中尾峠から笠ヶ岳


槍穂


霞沢岳と大正池


火口湖


下堀沢

また滑りに来よう。

北ア北部・雲ノ平~高天原

2011年08月22日 | 山歩き
2011年8月19日~21日

メンバー:あーさん

今回は、あーさんリクエストにより雲と高天原へ。
私も雲の二朗君に新築の御祝いを届けたいと思っていた。
日程が2泊しか取れないということで、いつものごとく2泊3日で行くことにする。

第1日目

コース:折立~太郎平~薬師沢~雲ノ平
天候:雨のち曇り時々晴れ

予報通り、雨模様の富山である。
有峰林道が開く6時少し前にゲート到着。
しかし、随分待たされる。どうも一部土砂崩れがあったとかで、
その撤去作業に約1時間かかる。
7時近くにオープン。折立に向かう。
相変わらずの雨模様でテンション下がるが、行程も長いので気合い入れて出発!


折立登山口

この空模様でも随分人はいる。
当初の急登を頑張る。
樹林帯を抜け、三角点に着く頃には雨もやむ。
時折パラパラと来るが、大したことはない。
太郎に着く頃には視界もよくなってきた。


太郎平小屋


太郎から薬師岳


太郎平標識

中休止をとり、先を急ぐ。
薬師沢への下りであるが、一昨年に比べ随分と整備され歩きやすくなった。
ガレガレしていたが、ガレ防止網やハシゴなど設置されていた。
薬師沢小屋に着くとなにやらガイドパーティーが準備している。
そういえば、雑誌に同じような行程のガイドツアーあったなーと思い出す。
志水哲也氏のパーティーだ。結局3日間同じ行程であった。
さて、ここから雲ノ平への急登である。
この2Pでいつもやられる。その後の木道1Pでヘロヘロといつもはなっていたが、
今回はペース配分などいろいろと配慮し、比較的楽に登れたかと。
あーさんもきつかったと思うが、笑顔も見られ結構お強い。
木道に出てからしばし行くと雲ノ平山荘が遠くに見えてきた。


中央の白い建物

周りの山も見え始めてきた。


黒部五郎岳


水晶岳

やはりここの景観は素晴らしい。
晴れていればもっと素晴らしいが。
長く感じる木道を行くと、やっと小屋が見えてきた。


新雲ノ平小屋(上)と旧小屋(下)

玄関は、左手から回り込んだところにある。


看板と入口

久しぶりに二朗君と再会である。以前に比べゆったりした作りになっていると感じた。
1階が受付、食堂、厨房、トイレで、2階が客室。
客室もうまく段で作ってある。しかも結構暖かく過ごしやすい小屋となった。


客室

おみやなど渡し、すぐに夕食となる。
メシ喰ったあと二朗君と語り合おうと思っていたが、すっかりくたばってしまった。。。
6時過ぎにはポックリで1回も起きなかった。いつものことだが。。。


第2日目

ルート:雲ノ平~高天原峠~高天原
天候:雨

夜から雨となったらしく、朝もガスに雨とアチャーという天候である。
水晶経由で高天原行こうと思ったが、断念。
他のお客さんは早々に旅立ち、我々は少しのんびりして
やっとこさ二朗君とお話が出来た。彼の考えを聞くのが好きである。
のんびりお茶をいただいたあと雨の中出発。


チングルマ

もう秋の気配である。アキノキリンソウなども咲いていた。
歩きながら、明日のこと考えると一昨年同様、連泊した方がいいかなと思ったが
こちらもリニューアルされた高天原山荘に泊まっても見たかった。
泥と沢と化した登山道をのんびり行く。
途中、キヌガサソウもあったが花が緑となり真ん中に種をつけていた。


高天原

ここはいつ来てもいい雰囲気である。

小屋へ着くとこれまたすっかりきれいになった高天原山荘である。


新高天原山荘(上)と旧小屋(下)

旧小屋の今にも倒れそうな雰囲気がよかった。
今までの小屋番の小池夫妻はおらず。下りてしまったようだ。
2階の大部屋に泊まる。
1階にも部屋あるが素泊まりとかの方の部屋のようだ。
早速、風呂へ行く。何と言ってもこれが目的みたいなものである。
昔入った河原の湯も今はあるかどうか探索するつもりだ。
15分ほどで高天原温泉。


高天原温泉

3つあるはずだが、一番上は使用されていなかった。
下が女性用で上が混浴というか男性しかいないが。。。
ここで小屋番のお兄さんといろいろとお話しする。
と、学生さんが3人入ってきた。どうも話聞くと信州大ワンゲルとのこと。
今回の行程を聞くとどうも1週間前に会ってるぞーということで、その時のテン場の写真と今回。

→→
船窪のテン場(一週間前)と今回の高天原温泉

鹿嶋槍から入って、縦走してここまで来たようだ。
そして、剱まで行くとのこと。学生でなければ出来ないうらやましい限りの山旅である。
あと女子も2名いる。皆さん強いね。
雨の中であるが、頑張って欲しい。
皆さんと楽しくお話をしてもやっとこお昼である。
源泉探索に出る。どうも以前の源泉は土砂崩れで消えてしまった様だ。
今の源泉はだいぶ下から引っ張っている。


源泉のおこぼれ

おこぼれの所、工事すれば入れないことはなさそうだ。
手掘りで工事して、一湯入魂!である。
湯温ぬるめながら寒くない程度で程良い。
この後は、昔の高天原温泉(今の対岸)に湯だまりあったので、ここでも一湯入魂!


雨の中 一湯入魂

あーさんはあきれて、今の温泉に再入湯。これ入らなくてどうする!?
って私がお馬鹿か?(爆)
この湯だまりは先ほどよりちょいぬるめで、肌寒い。
服一式持って、すっぽんぽんで徒渉して対岸の今の風呂に入りなおす。
この時は誰もここにおらず貸切状態であった。
充分温まったところで帰る。ここで随分大勢のパーティーとすれ違う。
少しの時間差でゲロ混みである。
小屋に着くと一つ忘れ物に気づく。相変わらずのお間抜け。。。
時計をどうも忘れたらしい。徒渉する前に寒くてよく確認しなかったのがいけなかった。
ダッシュで取りに行く。やはり岩陰に置いてあった。
もう一風呂と思ったが、ゲロ混み継続につき帰る。
あーさんいないと思ったら、食堂で1日目抜きつ抜かれつしていたお姉さんAyaさんとお話ししていた。
一人で縦走とのこと大したものである。



おいしい夕食をいただいた。特に米がうまかった。
今日はのんびりしたのであまり眠くないも7時くらいにはくたばっていたか。
他の皆さんも結構早かったように思う。
外は昼過ぎから強くなった雨が降り続く。明日の大東新道は無理であろう。


第3日目

ルート:高天原~高天原峠~雲ノ平~薬師沢~太郎平~折立
天候:雨のち曇り

朝起きると雨は相変わらずである。
案の定大東新道も通れない。雲経由である。随分と歩くぞー
朝食後速攻で出ることにする。
志水氏パーティーも同時期に出た。峠でお先に行かせてもらう。
雲へ行き二朗君と再々会。温かいお茶をいただき元気貰って出発。
ここまでえらい順調である。しかしここからの急な下りが。。。
やはり沢と化した岩ゴロゴロの急登を一気に下る。
あーさん思いの外、元気である。雲から2Pで薬師沢小屋へ。


黒部川奥の廊下

黒部川は激流となっていた。そういえば初日に結構沢ヤいたと思うが、
この週末は赤木沢無理であったであろう。
薬師沢小屋を出る頃には雨もやっと止みはじめた。
その後キツーク感じる太郎への登りをこなし、予定より早く折立に着く。
林道も通行止めになっておらずよかった。
いつものように白樺ハイツで温泉に浸かって、大沢野でラーメンや新規開拓。
さかえやというお店であったが、これが超オーソドックスでうまかった。
その後、あーさん送りに高山へ行き、帰路につく。
あーさん今まで歩いたこと無いくらい歩いたと思うが、よく歩き通し頑張りましたね!
次は晴れることを祈ろう。





北ア南部(乗鞍)・十石山(2525m)

2011年08月05日 | 山歩き
2011年8月4日

天候:曇り時々晴れ
メンバー:後輩2名

この日は9月に上がるための偵察で行った。
6月に行った時より笹が伸びており、少し藪漕ぎ状態の所もあったが、
それがまたいいのである。
お花もきれいで、いい時に行った。
6月に石囲いしたコマクサもきれいに咲いていた。
景色は、2500mくらいから上がガスがかかっており残念であった。


登山口当初


分岐から少し上がったところ


森林限界付近


避難小屋


小屋周辺に咲くイワギキョウ(これ大好き)


小屋裏のコマクサ


コマクサ


雨トイはずれている


補修完了(これで水がとれる。)


小屋下のチングルマとコイワカガミ


ミヤマキンポウゲ


沢渡方面(下界はよく見える。。。)


お山見えず

では、また。

戸隠・五地蔵山(1998m)

2011年06月24日 | 山歩き
2011年6月21日

天候:曇りのち晴れのち雨

これまた、カモシカスポーツ松本店で油売ってる時に
戸隠小舎の常念さんとお話ししていて、どうも以前から
地元の人が使っていて、ガイド組合などで整備した
五地蔵山への直登ルートがあるという。
BCでは、よく使われているのは聞いていたが、
夏道として使われているのは知らなかった。
五地蔵山を高妻への通過点ではなく一つの山として
捉えて整備されたようである。
ということで行ってみた。


戸隠牧場入口

牧場駐車場へ車を停め、牧場内へ。
この時パラパラきていたが、そんなにでもない。
通常の高妻山への登山道を看板通り行く。


牧柵と登山道入口

この入口へは入らず右折。


牧場作業道

この作業道を行くと、左の藪に赤布がある。
ここが入口。


左の藪の所

そこを入るとすぐに沢があるのでこれを徒渉する。


最初の沢の所

ここから気分のいい広葉樹林の急登である。
これがいい汗かく。


ギンリョウソウ

湿ったところにあるギンリョウソウなど見ながら
急登を上がっていく。
ここはしっかり歩かれているようである。
道はしっかりしている。
樹林帯を抜けると背後にきれいな景色が広がっていた。


戸隠スキー場と長野市内


飯縄山


黒姫山と小黒姫

五地蔵山の方はちょっとガスがかかっている。


五地蔵山方面

この辺りに来ると日当たりもいいのかお花がきれい。


ツクバネソウ(左の四つ葉)とマイヅルソウ


ツバメオモト


ゴゼンタチバナ

※もしお花の名前間違っていたり、わからないのあった時
ご存じの方は、ご指導、ご指摘をいただければと思います。

天気もよくなってきて気持ちよく歩く。


山頂手前

一般登山道と合流する手前です。
登山道と合流したところは赤布など派手についています。
六弥勒の手前に飛び出します。
早くさっさと行けばだいぶ一般道よりここまでショートカット出来るでしょう。
整備など携わった方々に感謝です。


合流地点

五地蔵へはすぐ行かず、花を見に行ったりしました。


ガスの中の高妻山

高妻方面は低い雲かかっており、西の空も暗いです。
そのうち降るでしょう。


イワハゼとゴゼンタチバナ


シラネアオイ

ここでこの時期は、やはりシラネアオイです。
少し行っただけでも結構咲いていました。


案内看板


五地蔵山山頂

山頂は特にありません。
ここから一不動方面へ少し行った所に五地蔵ありますが、
そこにも山頂看板あります。
しかしこちらが山頂でしょう。
あとは、一不動経由で下山です。
この頃から雨降り出してきて、不動滝あたりはえらい降りになりました。


一不動避難小屋(緊急時のみ使用)

クサリ場の所は濡れるとちょっといやらしいです。
いやらしい私などが通る分には問題ありません(笑)


タニウツギ

登りをこっちにして下りを新道の方へ行った方が良かったかも。
だけど新道の方はこれからますます需要が増えるだろう。

神告げ温泉入って雨で濡れた体を温め、いつものそば屋で
戸隠蕎麦いただいて帰路につく。



上信国境・湯ノ丸山(2101m)

2011年06月16日 | 山歩き
2011年6月16日

天候:曇り

そろそろレンゲツツジいいかなーと思って行ってみました。
しかし、HP確認すると地蔵峠でボチボチ咲き始めという感じです。
まあ、散歩がてらということで。


キャンプ場へ向かう林道

地蔵峠に11時とちょいと遅いですが、ここからキャンプ場へ向かって歩き始めます。
駐車場は結構車止まっていました。リフトも営業中です。


まだ蕾

10分くらいでキャンプ場です。誰もいません。


キャンプ地

その奥に臼窪湿原があります。


湿原の看板

木道がつけられており、この看板からの時計回りの一方通行です。


臼窪湿原

ここを一回りしましたが、特に何も咲いていなく。。。(笑)
カラマツの樹林を少し登ると、中分岐に出ます。


中分岐標識

ここから湯ノ丸山へ向かいます。
この先に烏帽子岳との分岐あり、そこまで行って湯の丸回ると周回コースになります。
人の声が多く聞こえてきました。
おばちゃんハイカーなど多くの人がいます。


鐘分岐

ここに鐘があり、この横にツツジ平があります。
あと、広い斜面にレンゲツツジがありますが、ほんの少ししか咲いていません。
湯ノ丸山へ登る途中80人の小学生が下りてきました。
皆元気があってよろしい。気持ちよく挨拶。
そして、イワカガミがそこかしこに多くあります。


イワカガミ

シャクナゲはまだ蕾でした。


シャクナゲまだ蕾


ミツバオウレン

ガスが上がってきて、視界はあまりよくありませんが、地面はお花がきれいです。
山頂手前にイワカガミの群落が。
これだけイワカガミが群落しているのは初めて見ました。


イワカガミの群落

そして、程なく山頂です。ハイカーがボチボチ。


山頂標識

だいぶぼろくなってしまった標識です。○○山しか字が見えず。
ガスったりして寒いのですぐに出発です。


山頂から烏帽子岳

あっという間に鐘分岐で後はのんびりゲレンデ方面へ。


カラマツの新緑


ツガサクラ


レンゲツツジ蕾


レンゲツツジ

この辺歩いていると、以前見たツツジの群落が思い浮かびます。
あと1週間くらいでしょうか。


ゲレンデ

ゲレンデを転がるように下へ。
この辺でも一部咲いているツツジがありました。
来週以降お時間ある方は是非!

帰りは、いつもここへ来て寄る、鹿沢温泉でなく帰路にある霊泉寺温泉へ。
ここいきなり昭和です。
ここの共同浴場は、何もありませんが気持ちいい。
気分もリフレッシュで帰路につく。

明日はどうしようか?天候がね~






北ア南部(乗鞍)・十石山(2525m)

2011年06月15日 | 山歩き
2011年6月14日~15日

第1日目

天候:曇りのち晴れ

約2年ぶりの十石山である。前回は、09年の小屋閉め。
なかなか来られなかったが、この休みを利用しない手はない。
今年の小屋開けはすでに1ヶ月前に終了しており、何もすることはないかなと
登山口の白骨温泉へ向かう。


登山口

新緑がきれいである。9時にスタート。


分岐指導標

この山唯一の最後の指導標。
小屋のノートに指導標が少ないだの書いてあったが、
そんな方は、ね~


カンバの新緑

最初は、カンバなどの広葉樹林とカラマツの針葉樹林の混合樹林である。
いつものお宝は、すでに大きく成長していた。


第1高点(通称)

湯沢平の入口である。
ここからしばしフラット。
この辺からお宝あり、いつものように思うように進まない。
次の休止点の東尾根に乗っかった第2高点へはだいぶ時間かかってしまった。


2150m付近

第2高点からしばしで雪登場。
たまに踏み抜きながら行くと、しっかり雪繋がってきて厚みも堅さもあり歩きやすい。


森林限界手前

森林限界手前から穂高など見えるが、今日は高所は雲がかかっている。


十石東面

スキーだと気持ちの良い斜面です。雪質もザラメで快適そうですが、今日は歩き。。。
ここで残雪あると小屋の方向わかりにくいです注意。
キックステップ決めながらのんびり行きます。


ハイマツの下のショウジョウバカマ

クラックもはしっていましたが問題なし。
小屋前に直上し到着です。


十石峠避難小屋

小屋前は、夏はきれいなお花畑になります。
まだまだ雪の下。雪の上には、冬シーズンのものと思われる、おう○こ様が。。。


こんな状態

スキーヤーの皆様。冬しか来ないかもしれないが、もうちょっと考えよう!


夏の入口

冬は南の屋根裏から進入です。
小屋はきれいに片付いており、利用者の皆様が大切に使っていただいてるのが伝わります。
少しお茶して山頂へ。


小屋裏から見た山頂

まったりした山頂で、三角点は、ハイマツの中にあります。
山頂へ至る道は崩落が進んでおり今後考えなくてはなりません。


三角点と山頂標識

ここの標高正確には、2524.8mです。
ゴロがいいのと、四捨五入で2525mとしています。


イワウメ

高山植物も咲き始めました。
そしてふと気づいたのが、いつもはあるコマクサを守る石囲いがありません。
以前の記憶とコンタクトレンズを探すように、小さな株を見つけては、石囲みをしました。


コマクサ(まだ未開花)

だいぶ増えたように思います。


コマクサの石囲み

全部で12カ所ありました。夏が楽しみです。
そうこうしてるうちに、夕方。晩ご飯の準備して展望台へ。


焼岳から穂高連峰、霞沢岳

やっとこさ、顔を出してくれました。


月と小屋

窓から赤い光が入ってきたので、夕日を観に行きます。


笠ヶ岳から穂高などなど


雲海に沈む14日の夕日


穂高連峰


茜空

カメラよかったらもっときれいだろうけど、
この胸にしっかりリアルな思いと映像が焼き付けられています。
すばらしかった!


晩ご飯

もう晩ご飯食べたら、就寝準備。
20時頃にようやく暗くなり始めます。
今日は2回で窓からのお月さん眺めながら眠りにつく。

第2日目

天候:晴れのち曇り

ご来光拝むため、4時起床。すでに空はきれいに焼けていた。


朝焼け

この時期は、四阿山あたりから登る。


四阿山からのご来光


十石山頂と乗鞍岳

ご来光もまたきれいだった。
松本など下界は雲の下。富士山から中央、南、八ヶ岳と大展望であった。
朝食とり、掃除をして、早々に下山にかかる。
やはり朝早い行動は気持ちよい。


十石峠避難小屋

青空に浮かぶ小屋に別れを告げ、サクサクと雪の斜面を下りる。
これスキーだったらなー何て考えながら。


奥穂、前穂、霞沢

今日は登山道から見えた。
帰りはあっという間であった。
白骨のおみやげ屋で以前から欲しかったものを買い、温泉浸かって帰路につく。
今回も思い出深い山行であった。だから好きなんだな~ここ







北ア北部・風吹大池

2011年06月10日 | 山歩き
2011年6月10日(金)

天候:晴れのち曇り
メンバー:N

今日は、この時期に行ったことのなかった風吹へ。
来馬地区から上がって行ったが、途中、橋を渡る下りの途中で上部からの崩落箇所があり。
ギリギリ軽なら通れるという所があった。
その手前には軽トラなど数台が止まっていたが、タケノコか。


崩落箇所(この奥に岩クズが堆積)

私のジムニー君なら問題なしではあったが、ギリであった。
無事登山口到着しても当然車はいない。静かな山行が出来そうだ。


登山口標識

まあ、時期が時期だけにお宝がそこかしことあり、一向に歩みは進まない。
お花もきれいに咲き始めていた。


イワカガミ

標高あげて行くと、徐々に季節が戻っているのが実感出来る。
ということはこの時期は季節の進みが早いんだな~と感じる。


ミツバツツジ

細い尾根に乗っかるとしばしで硫黄臭がしてくる。
冷鉱泉が湧いているクセエ沢だ。


クセエ沢

硫黄成分が沢床を白くしている。
滝の釜など見ると入りたくなるが、冷たいため、さすがの源泉マニアも今は入らない。
夏はいけるかも。。。
ブナの林を登っていくと何回か沢を横切る。
雪渓の融けた所にミズバショウが咲いていた。


ミズバショウ

その後結構至る所で見かける。


ショウジョウバカマ

他にもいくつかあったが、春のお花オンパレードである。
さて、だいぶ上に来ると、緑も少なく初春の様相。


風吹岳の斜面

そして、雪がだいぶ出てきて、快適なザラメをキックステップを決めて行く。
雪渓が平になるとその先に風吹山荘が見えてきた。


雪渓と風吹山荘

山荘はすっかり出ていたが、周りは2~3m位の雪が残っていた。
そして、山荘の庭みたいな所にシラネアオイが咲いていた。


シラネアオイ

少し休憩し、大池へ。


山荘から大池方面

木道一部出ていたが、ほとんどは雪の下。
そして、雪がまだ残る風吹大池。
この雰囲気が堪らない。何回来てもイイネ~ 写真ではちょっと伝わらないかもだけど感動した。


風吹大池

しばし佇み、山荘へ。


大池方面から山荘

雲も厚くなってきたので、天気怪しいかなと下りにかかる。
下りは早いもので1時間ちょっと。登りほどお宝意識しなかったのが早かったかも。
途中びっくりしたのは、じいちゃん2名とばあちゃん1名のパーティーと行き会う。
よくあの崩落の道来たものだ。時間遅かったが、ちゃんと帰ってきただろうか?
あとは若干お宝ゲットして、行きつけの来馬温泉風吹荘へ。
温泉と蕎麦セット1000円を注文し、温泉へ。
ここは源泉かけ流しのチョーお気にの温泉です。
そばは、上がった頃ちょうどカッティングしており、出来たていただきました。
これまたおいしかった。
その後、ちょっとトラブル。。。
ライトつけっぱなしの私のジム君バッテリー死亡。。。
親切なご主人のお陰で事なきを得る。
これは今度お泊まりせねばです。また来ようと思う。