ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

石川東部・白山(2702m)

2011年11月10日 | 山歩き
2011年11月5日

天候:曇り

日本三大霊峰の一つである。他は登った。残すはここだけである。
いつも北アルプスなどから拝んではいたが、今回が初登山である。
別当出合とか室堂など話し聞いてもどうもイメージつかず、どんなところだろうと思っていた。
ようやく来られたという感じである。
昨日の偵察から山全体が崩落している感がある。
そのお陰で別当出合周辺も砂防堰堤の工事だらけである。

さて、今日は帰らなくてはならないし、天候が昼から芳しくなさそうであったので
夜明け前に旅立つ。


夜明け前の登山口

すでに隣の車の方々だっていた。
暗い中、吊り橋を渡り砂防新道へ。今回はお初のためベタなコースです。
ヘッデンでも歩きやすい。よく整備されている。
40分くらいで中飯場。トイレもあり広い休憩場所。
このあたりでようやく明るくなってくる。


夜明け

夜はよく星が見えていたがこの辺りから高曇り気味になる。
前線の先頭の雲が来たかという感じ。
しかし整備されたきれいな道ですな。すれ違いも問題ないくらい広いし。
途中、トレランぽいかっこうした人が抜いていく。
挨拶もしない。。。この手の人は大体そうだね。何が楽しいやら。。。


池塘

上に行くと池塘がボチボチ現れる。
その上で大変きれいな甚之助避難小屋


甚之助避難小屋

昨年新築されたそうで、いいにおいのするきれいな小屋でした。
是非泊まってみたい。
ここで2度目の休憩をし、先を急ぐ。


別山

小屋上の分岐を黒ボコ岩方面へ。


南竜道分岐

トラバース道で水も3カ所くらいとれる。


黒ボコ岩

黒ボコ岩を過ぎ、すぐに木道に出た。ここが弥陀ヶ原だ。


弥陀ヶ原

ここは立山と全く同じ名前の地名が多い。
木道を行き、ハイマツの中の五葉坂を上がると室堂だ。


室堂センター

結構大きな建物で宿泊人数も相当なものだ。
この時期もうやっていないが。
ここで一服入れてさて行こうとしたら、いよいよガスが上がってきた。


白山神社

寒さも出てきたので防寒羽織って手袋もする。
ガスなので、池巡りしようかと思ったが今回はピストンする。
30分くらいで山頂へ。


白山奥宮


御前峰山頂

ちょっと負荷かけて3時間ちょっとでここまで来た。
走ってきてすぐ帰る人もいるしいろいろな人が来た。
少し休憩してから下りにかかる。
それにしても結構な人が上がってくる。
弥陀ヶ原を過ぎるとガスも抜けた。
黒ボコ岩からは観光新道を下る。千年以上前からある越前禅定道の一部である。


観光新道の尾根

こちらの方が登山道ぽい。


蛇塚

ここは白山を開山された泰澄大師が千匹の悪蛇を埋めた場所とのこと。
ただの岩クズって言えばそれまでだが。。。


別山方面

別山方面を見ると朝来た砂防新道方面が一望できる。
この登山道も結構人が上がってくる。


殿ヶ池避難小屋

ここは展望のよいところである。釈迦岳方面もいい感じである。
その後、岩っぽくなりヤセ尾根となる。


仙人窟

ここをくぐり少し下ると別当出合との分岐だ。
ここで休憩し、急な階段を下る。ここ結構キク。。。
道がなだらかにトラバースするようになると別当出合の建物が見えてきた。


別当出合

ここまで2時間半であった。まだ雨は降っていないが、もう時間の問題だろう。
駐車場に行き、帰り支度をする。
白峰の温泉は昨日入ったので、今回初めて行く白山スーパー林道方面へ。
こちらも何カ所か温泉あるが、中宮温泉へ行ってみた。


中宮温泉

ここのお湯もいいお湯であった。この辺で雨がパラパラと。
しかし今回は次に行く温泉が目的である。
軽で2540円とバカ高の料金を払い、観光スポットを横目に目的地へ向かう。
姥ヶ滝の駐車場へ車を停め、蛇谷へ下りる。
結構観光客が大勢来ている。


遊歩道

紅葉の遊歩道を行くと、トンネルがありそれをくぐってすぐに温泉がある。


遊歩道その2

対岸には姥ヶ滝。その正面に露天風呂があり、その上に足湯と展望台。
観光客も来ているがお構いなしにここは一湯入魂!


露天風呂

湯加減も最高で、正面のナメ滝をきれいであった。


入魂の図(笑)

是非来てみたかった温泉に入ることが出来てよかった。
もう一つ岩間噴湯丘が近くにあるがこれはまたにしよう。
あとは、雨の中白川郷まで行き帰路につく。

やっと白山のイメージがついた。スキーにもいい斜面は多い。
お花もきれいそうだ。
また違う時期に来てみたいと思う。













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