ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア南部(乗鞍)・十石山(2525m)

2011年06月15日 | 山歩き
2011年6月14日~15日

第1日目

天候:曇りのち晴れ

約2年ぶりの十石山である。前回は、09年の小屋閉め。
なかなか来られなかったが、この休みを利用しない手はない。
今年の小屋開けはすでに1ヶ月前に終了しており、何もすることはないかなと
登山口の白骨温泉へ向かう。


登山口

新緑がきれいである。9時にスタート。


分岐指導標

この山唯一の最後の指導標。
小屋のノートに指導標が少ないだの書いてあったが、
そんな方は、ね~


カンバの新緑

最初は、カンバなどの広葉樹林とカラマツの針葉樹林の混合樹林である。
いつものお宝は、すでに大きく成長していた。


第1高点(通称)

湯沢平の入口である。
ここからしばしフラット。
この辺からお宝あり、いつものように思うように進まない。
次の休止点の東尾根に乗っかった第2高点へはだいぶ時間かかってしまった。


2150m付近

第2高点からしばしで雪登場。
たまに踏み抜きながら行くと、しっかり雪繋がってきて厚みも堅さもあり歩きやすい。


森林限界手前

森林限界手前から穂高など見えるが、今日は高所は雲がかかっている。


十石東面

スキーだと気持ちの良い斜面です。雪質もザラメで快適そうですが、今日は歩き。。。
ここで残雪あると小屋の方向わかりにくいです注意。
キックステップ決めながらのんびり行きます。


ハイマツの下のショウジョウバカマ

クラックもはしっていましたが問題なし。
小屋前に直上し到着です。


十石峠避難小屋

小屋前は、夏はきれいなお花畑になります。
まだまだ雪の下。雪の上には、冬シーズンのものと思われる、おう○こ様が。。。


こんな状態

スキーヤーの皆様。冬しか来ないかもしれないが、もうちょっと考えよう!


夏の入口

冬は南の屋根裏から進入です。
小屋はきれいに片付いており、利用者の皆様が大切に使っていただいてるのが伝わります。
少しお茶して山頂へ。


小屋裏から見た山頂

まったりした山頂で、三角点は、ハイマツの中にあります。
山頂へ至る道は崩落が進んでおり今後考えなくてはなりません。


三角点と山頂標識

ここの標高正確には、2524.8mです。
ゴロがいいのと、四捨五入で2525mとしています。


イワウメ

高山植物も咲き始めました。
そしてふと気づいたのが、いつもはあるコマクサを守る石囲いがありません。
以前の記憶とコンタクトレンズを探すように、小さな株を見つけては、石囲みをしました。


コマクサ(まだ未開花)

だいぶ増えたように思います。


コマクサの石囲み

全部で12カ所ありました。夏が楽しみです。
そうこうしてるうちに、夕方。晩ご飯の準備して展望台へ。


焼岳から穂高連峰、霞沢岳

やっとこさ、顔を出してくれました。


月と小屋

窓から赤い光が入ってきたので、夕日を観に行きます。


笠ヶ岳から穂高などなど


雲海に沈む14日の夕日


穂高連峰


茜空

カメラよかったらもっときれいだろうけど、
この胸にしっかりリアルな思いと映像が焼き付けられています。
すばらしかった!


晩ご飯

もう晩ご飯食べたら、就寝準備。
20時頃にようやく暗くなり始めます。
今日は2回で窓からのお月さん眺めながら眠りにつく。

第2日目

天候:晴れのち曇り

ご来光拝むため、4時起床。すでに空はきれいに焼けていた。


朝焼け

この時期は、四阿山あたりから登る。


四阿山からのご来光


十石山頂と乗鞍岳

ご来光もまたきれいだった。
松本など下界は雲の下。富士山から中央、南、八ヶ岳と大展望であった。
朝食とり、掃除をして、早々に下山にかかる。
やはり朝早い行動は気持ちよい。


十石峠避難小屋

青空に浮かぶ小屋に別れを告げ、サクサクと雪の斜面を下りる。
これスキーだったらなー何て考えながら。


奥穂、前穂、霞沢

今日は登山道から見えた。
帰りはあっという間であった。
白骨のおみやげ屋で以前から欲しかったものを買い、温泉浸かって帰路につく。
今回も思い出深い山行であった。だから好きなんだな~ここ








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