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ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

妙高・燕温泉周辺

2014年07月22日 | 山温泉
2014年7月17日(木)

天候:曇りのち雨

~野湯2014 その2~

この日は、当直明けで山行くには時間ないしという状況である。
こんな時は、野湯探しの旅へ。
先日行ったばかりの妙高へ行ったが、ここも比較的至近で野湯があるとの情報。
早速、カシミールで1万地形図見ると温泉マークがある。
久々の燕温泉と北地獄谷へ。
前回の湯俣以来2回目の一湯入魂で。


燕温泉街

人もまばらな温泉街の奥に2つ、管理された野湯がある。
まずは、河原の湯へ。


エゾアジサイ

道標に従っていくと橋があるが、それは渡れず下の道を行き左折。
その先に河原の湯がある。



男女別更衣室もあるが、お風呂は一つのみの混浴である。



白濁したいいお湯である。


セルフ


温泉分析表

カルシウム・マグネシウム・炭酸水素・硫酸塩泉
飲んでみたが、硫黄分は色ほど強くなく、比較的マイルド。
その後、天然野湯へ。


大倉沢の滝


オオバギボウシとシモツケソウ

途中、岩の間から温泉が。これは期待できる。
道からは見えなかったが、ここではと思う所から覗いてみると立派な湯船が。


滝下の湯


上部湯船

ここもどうも有志?の方がうまいこと湯船を作っている様だ。
岩の間からは、ドボドボ温泉湧出。
ここの湯も河原の湯と成分は変わらないか。味も同じ感じである。





2枚目の湯は途中から下の湯船に引っ張っている。
上の湯船の下も、湯船から流れ出た湯が溜まっている。よって少しぬるめ。


上の湯船から下を見る

その先にこれまた立派な湯船があった。


ハング下の湯

ここは上からの湯と岩の間からの湯が溜まっている。


湯船


地球から出てくるところ

ここも地球から出たての湯が楽しめる。
少しふやけてきたので、近くの大岩で寛いでいると、上の道からおじさんに声かけられる。
やはり上からは温泉があるのがわからない様だ。


大岩の上で

そしてまた温まって次へ行くことにする。
北地獄谷の本流筋を行ってみる。
沢の色見ると期待できるが、果たしていい湯があるだろうか?



このような小滝が多くある。
ある程度まで行ったが、少し出ているところはあるもののこれといったものはなかった。
もう少し上に行けば期待できそうであるが、今回はここまで。
上流部は次回のお楽しみにしておこう。


ルリシジミ


ヒョウモンチョウ

綺麗な蝶も飛び交っていた。

そして、もう一つの管理された野湯、黄金の湯。
ここは男女別である。





すでにお一人入っていた。ここは熱めであった。
そして、駐車場へ戻る頃、雨が降り出した。
最後は、燕の一つ下の関温泉へ。



ここは赤倉などと同じような湯の成分である。
ここで入ったあとも、天然野湯パワーで硫黄の臭いは消えなかった。
山の温泉は、いつ行ってもいいですな。






妙高・火打山(2461.8m)~妙高山(2454m)

2014年07月16日 | 山歩き
2014年7月12日(土)~13日(日)

今回は、今シーズン初テントと言うことで、まったりゆったり行きたいというリクエストにより、
そろそろ花も咲き始めるであろう、妙高へ行ってみた。
昨年5月と今年4月に火打に行ったが、諸般の事情でピークを踏めなかったというのもある。
このルートは、20年近く前に単独テント泊で行って以来である。

第1日目

天候:晴れ時々曇り

まだシーズン早いのか、笹ヶ峰の駐車場はそんなに混でいなかった。


野営場駐車場


登山口駐車場

登山口駐車場は、すでに満杯であった。
準備して、出発。


登山口入口

ブナと白樺などの広葉樹林の森林浴。



最初は木道のこんな所を行きます。
1Pで、黒沢橋。
今年の4月と比較写真を掲載してみました。

 
黒沢橋

4月は、少し下流からです。だいぶ埋まっていますね~
ここで一本入れてから、十二曲りを行きます。


十二曲りカーブ標識

木製の階段など整備されて随分と歩きやすくなっていました。
春は、すっかり看板も周りの藪も埋まっています。
一登りで十二曲り上の尾根に到着。

 
十二曲り看板

この先、尾根上を行きます。


ゴゼンタチバナ

そろそろ花がお目見え。


ムラサキヤシオ

そして、大好きな花の登場。今後いっぱい咲いていた。


キヌガサソウ

可憐ですね~



日陰には少し雪も残っていました。暑くなってきたので、涼しげでいいですね。


黒沢岳

黒沢岳が見えてくると、富士見平はもうすぐ。
この辺、雪の季節は、低木も隠れ景色もいいですが、この時期は低木に覆われています。
黒沢岳のトラバースを行くと、いよいよ火打山、影火打、焼山も見えてきます。

 

ほぼ同じ位置から撮っています。


オオバミゾホオズキ?

トラバースして少し下って高谷池ヒュッテ到着。


高谷池ヒュッテ

テン場はすでに8張りほどありました。
まだ、雪が残っており、乾いたところはすでになく、小屋でスコップ借りて雪整地してテント張る。
残雪あり場所が悪いとのことで、1人100円と格安。
腹こしらえして、火打山頂へ。

 
高谷池と火打山

少し角度違いますが、池もすっかり埋まっています。

高谷池の木道を行くと、キヌガサソウがたくさん。


キヌガサソウ


ミズバショウ


キヌガサソウ

どんだけキヌガサソウ好きやねんという感じですが、あしからず。


高谷池と黒沢岳

高谷池から一段上がると残雪豊富に。




イワカガミとイワイチョウ、ハクサンコザクラ

高層湿原は花が綺麗でいいですね~
丸い葉っぱで白い花は、イワイチョウでしょうか。
紫のハクサンコザクラも多く群生しています。


天狗ノ庭と火打山


ミズバショウ


ツマトリソウ


カラマツソウ

葉っぱからするとカラマツソウですかね。この他、モミジカラマツ、ミヤマカラマツとありますが、葉っぱで見分けます。


ベニバナイチヤクソウ


モミジカラマツ

天狗ノ庭からの斜面にも花が多くあります。

 
天狗ノ庭と妙高山

ほぼ同じ位置からの春との比較写真。


ヤマオダマキ


ミヤマタンポポ


ミネサクラ


雷鳥平から火打山

段々と近づいてきました。


ミヤマキンポウゲ

4月に来た場所まで来ました。


山頂方面

途中、雪渓を登って一登りで山頂です。


火打山山頂

大展望です。


焼山と北面台地その奥に昼闇山


北面台地下部


右から焼山、雨飾山、金山、天狗原山、その奥に白馬連峰と栂海新道方面


空沢尾根と鉾ヶ岳


山頂2


妙高山と三田原山

大展望を楽しんでから下ります。
お宝もチラホラ。。。


ミヤマキンポウゲの群落と妙高山


再び天狗ノ庭から火打山


イワイチョウ


高谷池とテン場

帰ってきたら随分とテントも増えていた。本日のお泊まり18張り。
隣りにデカテントと単独の方が張られ、囲まれてしまった。
デカテントは予想通り、うるさかった様だ。
私は、いつでもどこでも爆睡であるが。。。(笑)


第2日目

天候:曇りのち時々雨

この日は、天候はあまり良くない。ちょっと不安定な様だ。
こんな時は、早めの行動。
3時起床。飯食べて4時半には出発。


高谷池と火打山

夜明け直後であるが、雲も厚い。
黒沢池に向け出発。途中、茶臼山を通り黒沢池ヒュッテへ。


茶臼山


妙高山と大倉山、黒沢池ヒュッテ


黒沢池ヒュッテ

丸っこい小屋が見えてきた。



ここにもいつか泊まってみたい。
一休みして、荷物デポって妙高山へ。


キヌガサソウ

キヌガサソウもいっぱい咲いていたが、サンカヨウも多く咲いていた。


大倉乗越から妙高山

外輪山の一部の大倉乗越についた。妙高山も近づく。


火打山方面


妙高山


長助池

大倉乗越から少し下って、トラバース気味に行くと雪渓。それを渡って、沢状の雪渓を登る。



ここからえらい急登。
頑張っていくと、暗めのルンゼから明るいダケカンバの林へ。
少しで稜線に出る。



たまにパラパラ来るが、それほどでもない。


山頂稜線北方面

途中野尻湖も見えてきた。


野尻湖方面

祠があるところを少しで三角点のある山頂だ。





山頂

山頂は、2445.9mで、その少し南の妙高大神が最高点だ。


妙高大神


山頂方面

ガスもたまにかかるが、白馬連峰もまだ見えていた。
降ってきそうなので、早々に戻ることにする。


シャクナゲ

黒沢池ヒュッテに戻る頃には、たまに来るパラパラ雨もシトシトと降り出した。
パッキングし直して、黒沢池へ。


黒沢池


ハクサンコザクラ


ミツバオウレン


ワタスゲとチングルマ


黒沢源頭方面


ワタスゲ

ワタスゲが綺麗であった。
湿原は風の通りがいいので、雨風あったが富士見平へのトラバースの樹林に入ると落ち着いた。
あとは来た道を下る。
14時に笹ヶ峰着。
久々に苗名の湯に入って、ミサで味噌ラーメンいただき帰路につく。

妙高山加えるとガッツリ山行になる。
マッタリなら妙高山省いて、黒沢池経由がいいかもしれない。
テント泊の初級編にはいい場所である。
あと、高層湿原の山はいつ行っても癒やされるのであった。












越中・梨谷川美ヶ谷

2014年07月09日 | 沢登り
2014年7月8日(火)

天候:晴れのち曇りのち雨

梅雨前線に台風とこのところこの時期らしい天候となり、この日も予報は良くなかったが、
直前でいい方向に向いた。
ということで、五箇山は美ヶ谷へ初めての沢登りのヨーさんと行ってみた。

松本を出る時は、低層雲がかかっておりドンヨリしていたが、山の上はピーカンの様であった。
高山で朝食をいただき、初めて五箇山で下りた。
たいらスキー場へ向かい、それを過ぎてオレンジの欄干の橋とコンクリートのミニ橋越えると
農作業用?か小屋がある。そこを左折して未舗装の道を行くと美ヶ谷の出合である。
今回は、細尾トンネル経由で下りてくる予定なので、未舗装路には入らず、トンネル方向へ
少し行ったところの駐車帯へ車を停める。
そこから歩いても15分あれば、出合に着く。出合手前にも何カ所か駐車可能なところはある。


美ヶ谷出合手前

こんな山が出てきたら、美ヶ谷の出合だ。
最初はゴーロの小さい河原。





ササユリが綺麗に咲いていた。


ササユリ

そして、最初の幅広のナメ滝が登場。


F1

ここから、この谷の由来となる美しいナメが続く。


ナメ


オオバギボウシ

その後、小滝が登場。


F2


F3

と登っていく。ちょっと滑っている感じである。
そして、3段20mの大滝登場。


大滝

手前は、3段に含まないかもしれない。この左からも巻ける感じであったが、手前の小滝を登ってみる。
右から支流が滝で落ちていた。
大滝は、右壁から行けそうであったが、滑っているのとお初のヨーさんに高巻き経験してもらうため、
右のルンゼから上がってみる。
随分上がったところで、藪トラバースしていくと小尾根を乗越してガレの支流を下りる。
大滝の少し上に出た。そこで一本。
そこからは、ナメの小滝を行く。


大滝上ナメ

ナメを過ぎると小滝が登場するが、意外と釜が大きい。
暑くなってきたので、積極的に水遊び。



次の滝は、得意のツッパリで。




ツッパリムーブ練習

最初は、要領つかめずドボンしていたが、しっかりと突っ張ると意外と滑らないコツをつかむと、スイスイ来られる。
その後も小滝を越えていく。



小滝越えていくと、2:1の二俣へ到着。


左俣


右俣

ここは右俣を行く。


右俣最初の滝

シャワーで越えたりして、次々と小滝を越えていく。


トイ状

段々と水量も減り、源頭の様相を呈してくる。


最後?の滝

最後の滝を越えると、源頭部。


源頭部のガレ


最初の一滴

このガレの右の上がりやすいところから小尾根に上がり、モンキーでちょいヤブコギで送電線巡視路に出る。
今年は、蛾の発生が多い様で幼虫の毛虫君がブナの木などに大量にいた。。。。
毛虫つかまない様にモンキーしたのは疲れた。
巡視路に出てから、左に行き、三角点1065.6を目指す。
地形図にも名前ないので、仮に「美ヶ谷の頭」と勝手に呼ぶ。


山頂三角点

この辺は、藪に囲まれ展望はなし。手前の鉄塔が展望良し。
ここで大休止。
休憩後、地図にない真西へ下っている巡視路を、小瀬峠に向けて下りる。
えらい急傾斜で滑るので、沢靴だとやばい。アプローチシューズでも結構滑った。
ここが核心かと思うくらい。
そこを下りると、十字路になった。小瀬峠と思われる。
ここから林道に向け、杣道を行く。下草に覆われているのでしっかりルーファイ。
程なく林道に出た。


林道から西方向

だいぶ雲も出てきた。雲が出る前には能登半島なども望めたが、周りの山は雲に覆われてきた。
途中、小瀬峠道という看板があった。
沢を詰めて出た巡視路を右へ行くとここへ出ると思われる。次回行ってみたい。



林道をのんびり行くと、洞窟があった。





小さい洞窟だが、中はひんやり。


キンコウカ

花を見ながら話して行くと、細尾トンネルに着いた。


細尾トンネル


林道入口の標識

来た林道を奥へ行くと、袴腰山への登山口へ行く様だ。
トンネルを抜けて舗装された道を行くと、程なく駐車地へ戻ってきた。
この頃、ポツポツと来始めた。

とりあえず、温泉と言うことで、五箇山温泉五箇山荘へ。
500円で、入った時は誰もおらず貸し切り状態であった。
ここで、五箇山豆腐定食もいただいて、相倉集落へ。



ちょうど茅葺きを葺き替えているところがあった。


相倉集落

相倉集落観てから、国道156号を白川郷へ。


白川郷

世界遺産見物して、国道360号を河合で抜けようと思ったが、落石通行止めとなっていた。
仕方なく、高速で高山へ戻り、今回は桔梗屋でラーメン食って帰路につく。

抜けるまで3時間もかからず、コンパクトな沢であったが、ナメも綺麗で滝もほとんど登れ、
いい沢であった。
山頂まで抜けられるのが、沢ヤとしては満足である。
また紅葉の時期にでも行ってみたいと思うのでした。






飛騨・高原川沢上谷

2014年06月29日 | 沢登り
2014年6月29日(日)

天候:曇り時々雨のち晴れ

さてさて、ここ数年はすっかり短くなったグリーンシーズン。
沢初めはいつものここ。
一部昨日のメンバーと合わせて5名で行く。
今回2台の車があったので、1台を上にデポして出発。
出発少し前にパラパラきたが、一時であった。
今日も天候は不安定である。

本流を少し行くと右岸に現れる、ナメ滝。



ここを上がると五郎七郎滝である。
ナメ滝上がる巻きのところに新しいフィックスがあった。


ナメ~


アップ

水量は平水か。


五郎七郎滝手前の滝

ゴロシチは水量少なめに感じる。


五郎七郎滝


集合写真

ここでしばし休んでから、元来た沢を下る。
本流にかかるナメ滝で、懸垂下降。シーズン初めなので。私は昨日散々やりましたが。
途中、団体さんに会う。ここも随分人が増えた。



ナメと小滝を快適に越えていく。



オタマジャクシが、至る所にウジャウジャいた。


赤ナメ

途中、岩盤に鉄が含まれているのか、赤いナメもある。


ナメナメ

ヒタヒタと行く。
そして、また横に逸れて、岩洞滝へ。


岩洞滝

いつもの裏から。



たまに太陽も見えるが、基本曇り。



本流最大の滝、蓑谷大滝へ。


大滝

ここで大休止とするも、通り雨がきた。
早々に巻きに入る。


大滝上のナメ

たまにはこんなことも。



二俣の滝も新しいフィックスが。



この滝を登れば、ナメナメ続き。
一部山から土砂が堆積していた。


ヒタヒタと


ラスト~

楽しいとすぐだね。もう終了地点間近。



今シーズンもいい沢初めが出来た。
次はどこ行こうかしら。。。





北ア北部(立山)・別山(2874m)~真砂沢

2014年06月17日 | BCスキー
2014年6月14日(土)~15日(日)

立山は、スノーシーズン初めの初冬と夏、秋のシーズンしか行ったことがなかった。
この残雪期は初めてである。
FB友や各小屋などの情報からまだまだ行ける感じである。
金曜に夜勤明けで、自宅を昼に出発し、平湯の森で一風呂浴びてから立山駅へ。
今回4名の予定であったが、諸般の事情により、立山周辺で働いていたよーさんと2名である。
富山へ入ると雨模様。
セブンで買い出しして、空き空きの立山駅駐車場で車泊。

第1日目

天候:曇り

朝のうちもまだ天気はパッとしない。
ゆっくり2本目で出発する。


立山駅

まだ空いている。11月とは大違いですね。


美女平

ここで少し人が増えた感じ。
それでもハイシーズンに比べたら。。。
スキーヤーもチラホラ居られる。
ガスの中、ブナと立山杉の道を行く。雨は落ちていない。
雪の大谷も一番高いところ一部10m残っていた。


室堂

室堂に着き外へ出てみると、ガスの中だ。気温は3度。風もある。
よーさん、センターへ室堂のお母さんにご挨拶。
お言葉に甘えて、警備隊にご挨拶してお母さんのところで休憩。


山岳パトカー

ガス待ちするも回復はない。
雨は降っていないので昼前に出発した。


県警キャット

外にはかわいらしいキャットが停まっていた。


室堂山荘

山荘までは、結構人が来ている。
心配していた称名川源頭部は、雪がたっぷりであった。
荷運びにもキャット使っている様で、キャタピラの車道が雷鳥沢ヒュッテ方面まで繋がっていた。


源頭部

どこでも行けそうですな。室堂山荘裏から雷鳥平まであっという間でした。


雷鳥沢方面

2カ所川は口を開けていたが、問題なしであった。
雷鳥平に着くと、雷鳥沢下部のガスはとれてきた。
スキーヤーズライトに2名と沢芯に1人上がっていた。
我々はスキーヤーズライトを上がる。途中休憩を入れていると、室堂方面も綺麗に見えてきた。


室堂方面

現在地獄谷の活動が活発であるが、ここまで硫黄臭が来ていた。
頑張って上がって行くと、ガスの切れ間から本日の宿、剣御前小屋が見えてきた。


剣御前小屋

上部のトラバースは、雪が切れていた。
風は強く、雲も流れてきて剱岳は見えずであった。
剱沢でも1本という状況でなかったので、小屋でのんびりする。
というか、爆睡してた(笑)
夕食時もガスは流れてきており視界不良。太陽が落ちてから少し天候も落ち着いた様である。
よーさんのお陰で剣と剱沢が一望の部屋であったが、私はいつものごとくまたまた爆睡していた。
山はよく寝られる。


第2日目

天候:晴れ

今日は、約束されたピーカン。
登山者は、4時頃には出発していった。
スキーヤーは、他に2名おり4名で朝食。
部屋からは、朝日があたる剱岳が素敵であった。


ちゅ~るぎ


ご来光と別山北峰

朝食前、外へ出てみた。


奥大日と大日岳


室堂方面

これでもかという天気である。
朝食後、2名のおじさま達は速攻準備して別山方面へ。
我々も跡を追う。


泊まった部屋と別山への登山道

登山道は雪はないので、シートラで上がる。


剣御前小屋

少し上がると景色は絶景である。


室堂方面


剱沢と剱岳


立山三山

三山の中央の一番高い大汝山の所に、昨日公開になった「春を背負って」のロケ場所、大汝休憩所がある。(菫小屋)
まあリアル春を背負ってだねと話しながら別山へ。


別山山頂

山頂からの景色もすばらしかった。
そして、今回の目的の真砂沢。素敵なカール状地形である。


山頂から真砂沢上部

山頂からは、ノールになっており下見えず。
とりあえず行くだけ行ってみた。


山頂すぐの斜面

斜度あるが、雪質が快適ザラメで素敵である。が、、、、すぐ下が切れていた。。。
スキー脱いで少しトラバースして、仕切り直し。
先行者はここから行った様である。


仕切り直し

カールの底まであっという間。


真砂沢上部

山頂を振り返ると、もう少し東の斜面へ行けば雪が繋がっていた。


カールから山頂方面


真砂乗越

鹿島槍ヶ岳と五竜岳を正面に見ながら雄叫び滑降。



まだまだ雪たっぷり。


沢中間部付近

沢は左へ少し曲がっており、下りていくと徐々に白馬三山など見えてくる。
このロケーションはたまらない。


上部を振り返る

この後同じような風景の写真であるが、白馬連峰を見ると違う場所であることがわかる。


中間部


中間部下部

素敵なU字渓谷ですね~
雪質も少し重くなるも滑りやすい。


中間部から振り返る

下部は少し岩が転がっていたりもしたが、支障はない。
滝があるであろう場所は少しクラックが入ってきていた。


沢下部

剱沢出合が見えてきた。


剱沢出合

ここまで標高差1000mちょっと。30分くらいで下りてきてしまった。
随分写真撮ったりしていたのだが。
さて、ここから剱沢の登り返しが待っている。
真砂沢ヒュッテは屋根などが出ていた。


出合から剱沢

長治郎谷の辺りに先行者がいた。


長治郎谷

長治郎谷もたっぷりの雪である。数年前に上った右の八ッ峰、左の源次郎尾根もだいぶ雪は解けたがいい感じである。


八ッ峰マイナーピークと源次郎尾根下部

長治郎谷出合で一本入れて平蔵谷出合を目指す。



スケール感がつかめず、見えていてもいつまで経っても着かない。。。


平蔵谷

平蔵のコルまでバッチリ雪がある。
何れ行きたい、大脱走ルンゼは、山頂下が少し途切れている様であった。
先は長いので先を急ぐ。


剱沢小屋手前

このカーブ曲がると剱沢小屋であるが、さっぱり着かない(笑)
振り返ると、ちゅ~るぎ!!



少し雲出てきたか。登りに入って吹き下ろしの風が心地よく、いい感じで登ってきていたが、
この辺りで風止むと、暑いこと。


小屋の石積み

石積みようやく見えてきたよ~


剱沢野営管理事務所

診療所と常駐隊がいる小屋も出ていた。この上にテントが3張りあったが、人の気配なし。


剱沢上部

やっと、朝ドロップした別山が見えてきた。


振り返ると ちゅ~るぎ!!

たまに振り返って剱岳見ながら、エッチラホッチラ



御前小屋見えた~ 標準タイムより少し早いくらいで到着。ヘロヘロ君。
ここでデポした荷物とジュースいただいて、雷鳥沢へ向かう。
このジュースでだいぶ蘇った。


雷鳥沢ドロップポイント

夏道を少しスキー担いでいく。


雷鳥沢上部

午後でもそんなに雪腐らず快適滑降。
あっという間に雷鳥平手前に着く。ここでシール張って、称名川沿いを上がる。
一ノ越方面から登山者が多く下りてきているのが見える。


立山三山

山崎カールもいい感じですね~


称名川源頭部

この辺、昨日は気がつかなかったが、硫黄蒸気で黄色っぽくなっていた。
一登りで一ノ越からのトレースと合流。
室堂駅へ向かい、バスに乗る。
サッカー気になっていたが、残念な結果となっていた。

この時期に1000下るのは貴重である。
雪質、面もよかった。噂に違わぬ素敵な真砂沢でした。
しかし、登り返しは効き目満点(笑)

これで、13-14スノーシーズン板納めかな??
















乗鞍・剣ヶ峰(3026m)

2014年06月04日 | BCスキー
2014年6月4日(水)

天候:曇り

明日から梅雨入りしそうな勢いだ。
1ヶ月予報だと遅れるみたいなこと言っていた様に思うが・・・
これからの山行は、1年で一番天気読みに気を遣う。
当たる時もあれば外れもありで、これはこれで面白い。
さて、その前に軽く1本。

昼過ぎくらいまでは何とか天気が持ちそうだ。
そして、今回は今シーズン初の乗鞍へ。いつもは近くなので厳冬期でも行っていたが、
最近は、平湯ばかりでこちらへ来ていなかった。
いつでも来られると言うのもあるが。

1発目のバスは7時過ぎだが、ゆっくりと次の9時のバスで行こうか。


観光センター駐車場

初めて観光センターから乗る。いつもは三本滝。
辺りは、レンゲツツジが綺麗である。



バスにはスキーヤー1人のみで、あとは観光客であった。
10時半前に肩の小屋入口着。
雪は、例年より多い様に思う。昨年などあったクラックなどもまだ見られない。


雪渓入口から上部

雪は腐っており登りやすい。


雪渓中間部から

この辺来ると綺麗な雪が見られる。数日の間に降ったものか。


稜線

時折太陽も出るが、下を見たら・・・


ガス上がってくる

途中で朝一の人たちが続々下りてきた。


朝日岳


蚕玉岳から剣ヶ峰

蚕玉岳と剣ヶ峰の雪渓もクラックもなく綺麗に繋がっていた。
ここは斜度も適度にあり、滑り応えもある。帰りはここ滑ろうっと。
剣ヶ峰の少し下まで雪は繋がっていた。


剣ヶ峰手前

ここからはスキー脱いで一投足。


山頂の社


剣ヶ峰標識

風はそんなにないが、濃いガスが上がりだしてきた。
トッとと下りますか。


権現池

今日は、今まで行ったことないところ行こうと思ったが、ガスが。。。
ドロップする段になって、下が見えなくなるも、少し待ちで一気に下りる。
10分ちょっとで、バス停へ。
この辺りは、まだガスかかっておらず。
位ヶ原山荘まで下りようと思ったが、人が多いためここからバスに乗ることにした。
ちょいと物足りなかったが、雪質もよくいい感じで滑られたので良しとしよう。

いつもの銀山荘でご挨拶がてら温泉浸かり、帰路につく。

まだまだ滑りますよ~???天気次第ですけど(笑)

SUBARU XV 車中泊快適化計画

2014年06月02日 | 
2014年6月2日(月)

今までお世話になったジムニー君を手放し、消費税アップ前にXVを購入。
ほぼ、交渉もせず即決であった。
その経緯はまた後ほど。
4月21日に納車から1ヶ月ちょっとであるが、すでに4700kmと過走行車まっしぐら。
インプレもまた後ほど。

さて、ジムニーの時も試行錯誤しながら、快適に車泊出来るかやってみた。
結果、このブログの快適化計画に至った訳であるが、今回は出費をなるべく抑えるべく
快適化を図ってみた。
すでに11泊してみての現在の形である。

まずは、サンシェード(ウインドシェード、マルチシェード)である。



ちょっと太陽光の関係で見にくいかもしれないが、全窓にシェードを作ってみた。
ジムニーの時は、静岡のA車の製品を買ったが、このXVもここだけ出しているが、
全窓3万弱と少々お高い。
ところが今回は、3千円くらいで作った。

1.まずは新聞紙で型紙を作る。
  ※フロントなどはデカいため1枚では足らず付け足した。

2.ダイ○ーで、180×90の薄い銀マット3枚購入
  ※厚いキャンプマットでも作れる。きっちり作れば吸盤など入らないと思う。
   しかし、厚くてかさばる。

3.型紙はきっちりでないので、少し大きめにカット。
  ※銀マット2.5枚分で作ることが出来た。余ったのは補修用に使おう。

4.フロントのルームミーラーの所は、切れ目を入れた。
  ※切れ目を白のガムテープで補強。上部は試行錯誤の結果、ダイ○ーのマジックテープを使って脱着可とした。

5.ネットで日本製の吸盤購入。最終的に40個使った。
  ※リングは、ダイ○ーで。
  ※フロントの黒のボツボツがある部分は、付かないので注意

6.吸盤取り付け穴の作成
  ※先の白のガムテープで補強して穴を空けた。鳩目リング使おうかと思ったが、うまくいかず。

少し余分にカットした分、いい感じで装着完了。
夜、室内明かりをつけてみたが、カーテンの様に透けることはない。明かりがついているのはわかる。
外が明るくても爆睡は可能であった(笑)

最近登山口などでXVを見るが、皆さん汎用品を応用して使っている様であった。
しかし、ジャストフィットのシェードは嵩張らないしいい感じである。
GP系のインプレッサスポーツでも同サイズなので使える。
信州中部の近くの方なら型取りにレンタル可。まずはメッセージを。

次は、就寝スペースである。
確かに、ワンボックスやステーションワゴンの様に広くはないが、ジムニーよりは広いので何とかなるでしょう。
荷室との段差も気になるところだ。アウトドア意識した車ならこの辺をもっと意識して設計してほしいものだ。

運転席、助手席は完璧にはフラットに倒れないので、NG。

まずは後部座席を倒す。



計ってみると、大体こんな感じである。ミリミリ計っていないので大雑把です。
ちなみに単位は、cm
幅は充分であるが、奥行きが140cmと厳しい。高さは私なら問題なし。
ちなみに私は、身長165cm
あと、段差だが6cmと気になるところだ。ハイブリッドは電池分高くなり3cm位。



後部座席ヘッドレストとセンターコンソ-ルボックスの間が、15cmと狭い。
ただ、センターコンソールの上の部分が前にスライドするので、これを利用。
助手席の後ろは、40cmちょっとのスペースがとれる。このところに荷物置けば良いが、
私の持って行く山道具などでは、いいものがない。クーラーボックスなど置いている人もいるが、
普段は、あまり使わないので邪魔である。
そこで、洗車用の足場など考えたが、最終的にキャンピングチェアーとなった。



これを、置いてみると完全には開かないが、この上に着替えなど入れたバッグ程度でいい枕になる。



あと、二人寝ることも可能。他にも外で食事したり、靴履いたりするのに使用している。
よって、小さなキャンピングテーブルも買ってしまった。これは近所のカイン○で購入。

そして段差であるが、これもネットでいいもの見つけた。
6つ折りの1m×2mのマットである。



このマットの厚みは3cmであるが、写真の様に3段重ねにしてちょうど。
高さも幅もジャストフィットだ。
現在使用している時は、大きいビニール袋に入れて防水対策をしている。
この上に、荷室の下にある工具などを覆っているフタを載せる。



そして、ここがポイントであるが、フタの前方にある堅い部分


堅い部分

これを少し前にする。後部座席とマットの間にちょうど載せる感じだ。
これで凹みがなくなる。
寝て起きるとずれる時があるので、これもマジックテープで固定する。(←これはまだ施工前)
そして、ラッゲージマットを載せて、



ほぼ完璧にフラットになる。
そして、エアマットをひく。私の場合、山で使っている140cmのものを使っている。
これでフラット部分にキッチリ。180cmのものでも、キャンピングチェアーの上に載せれば問題なし。



あとは、キャンピングチェアーの上に着替えなど入れたバッグで枕代わりにする。
そして、シェラフをひけばぐっすり眠れる。
私は165cmで真っ直ぐドンピシャ。それ以上の方は、少し斜めにすればいいだろう。



荷物を、運転席、助手席に移せば2名就寝可能である。
ほぼフラットなので頭と足を逆にしてもいいかもしれないが、まだこれは試していない。
またその辺のインプレは後ほど。

基本、山ヤなので涼しいところで車泊ですが、これから海辺での対策も考えていきたいなと。

これまでで、ご意見、ご質問などありましたら遠慮なくメッセください。
よりよい就寝環境を構築していきたいと思います。














  

北ア北部・湯俣

2014年06月02日 | 山歩き
2014年5月31日(土)~6月1日(日)

天候:両日ともピーカン

この2日間は、天候も安定しピーカン確実。
本当は、登って、滑ってをやりたいところだが、どうも心身共に疲労がたまっている。
こんな時はここ。

まだ夜も明けきらない中、出発。
七倉へは、40分くらいで着いた。早朝だからね。
車は1台もいない。


七倉山荘

山荘でご主人に今シーズンもお世話になりますとご挨拶したいところだが、
まだ明るくなったばかりだ。
叩き起こすわけにもいかないので、こっそりと出発する。
当然タクシーもいない。この時期は、たしか6時半にならないとゲートは開かない。


高瀬ダム

ロックフィルダムのつづら折れを登る。
ダムの上に着くと残雪の烏帽子岳と不動岳が姿を現す。


ダム上

しばらく行くと針ノ木岳も見えてくる。
ダムの水は、だいぶ少ない。


ダム湖末端から針ノ木方面

登山道をどうも補修工事やっているらしく、資材などがある。
登山道入って少しで名無避難小屋


名無避難小屋

道沿いには、初夏の花が咲いていた。


ツマトリソウ

一部雪も残っていたが問題なし。



湯俣が近づいてくると、独標と槍ヶ岳が見える。


独標と槍の穂先

雪もだいぶない感じである。

青嵐荘は、まだ営業前でひっそりとしている。
裏の冬季小屋は使われた形跡があった。


青嵐荘入口

誰もいるわけでもなく、また来ないだろう。
数キロ四方誰もおらず。これが自然に身を置くということであろう。
周りには熊五郎や鳥や虫達しかいない。
近いといえば燕山荘に人がいるくらいか。
テントを張って、さて何しようか?
今日は寝たければ寝て、食べたければ食べる。自然の流れに身を任せる。
まだ時間的には朝だ。
とりあえず、憤湯丘&温泉だな。


水俣川と湯俣川の合流部

水俣川の方が水量多い感じだ。しかし、雪代の割には少ないと思う。
湯俣川も流れが少し早いが水量は、夏と同じ感じである。
憤湯丘行く途中にいい源泉がある。


源泉

これは強烈熱いので触らない方がいい。この少し下流でも熱いくらいだ。
この少し下にいい感じになるところがある。ここを少し掘れば快適に入れるだろう。
少し先に行くと憤湯丘。ここに来るまでの間に足跡がいくつか残っていた。


イワカガミ

近くの土手にはイワカガミが点々と群落している。


憤湯丘

数ヶ月ぶりに憤湯丘に再開。下部の湯量が増えている様に思う。
さて、再会果たしたら温泉、温泉



ここは砂が溜まっているだけなので、手ですぐに掘れる。
半身浴出来る程度までスッパで工事。


注意:見苦しい写真なので食事中の方、裸が嫌いな方、ようさんの見苦しい姿を見たくない方はクリックしないでください(笑)

念のため間違ってクリックしても修正してあります。

浴槽工事の前に少し上流の水の流れを変える工事をした。これで水量調整し、快適温度で入れる様にする。
何カ所か工事して、のんびり湯につかる。
大自然の中の湯はほんに気持ちええ~
ここ天然温泉にしては大きめの浴槽である。

1時間も入っただろうか。テン場へ戻って早めの昼食。
その後、読書しつつお昼寝。
お昼寝後、対岸の登山道に3人組のハイカーが見えた。こんな時でも来るんだな~と見送って、
また午睡。。。次起きた時は、2人組がテント張っていた。びっくり。
しかし虫増えてきたが、刺し系の虫はいないので安心。
読書の続きして、腹減ったので飯食って、下界はまだ夕方だが、寝たくなったので寝る。
夜中に起きた時は、空は満天の星空☆☆☆
頭が冴えてきてしまったので、まだ明け方にもならないが撤収して暗い中、ヘッデンで帰ることにした。


夜明けの針ノ木方面

今日は慎太郎祭だな~などと思いながらトボトボと歩く。
しかし人はうじゃうじゃだろうな~などとボチボチ歩きながら七倉へ。
山荘に挨拶もままならない時間なので、トッとと帰ることにするか。

大好きな湯俣。意外や意外人が来たが、大好きなところには間違いない。
今シーズン何回来るかな?

その時挨拶しよう。

中ア・木曽駒ヶ岳(2956m)

2014年05月28日 | BCスキー
2014年5月25日(日)

天候:晴れ時々曇り

このところ恒例となった木曽駒詣。
今回は、平日なかなか休み取れず、例のホテルの割引宿泊は出来なかったので、
日帰りとした。
朝一のバス待ちの人達が菅の台のバス停に行列を作っていた。
ボードが多いように思う。
私達は、2番目のバスで行くことにした。
ちょうど1台分の人数で、余裕を持って行ける。
これは立山なんかもそうである。
この日は、千畳敷スキー場最終と言うことで、ゲレンデスキーヤー、ボーダーも
多く居られた。どうもボードのコブ大会もあったようである。


定番

乗越浄土へは、多くの登山者、スキーヤーなどが上がっていく。
極楽平への斜面もガイドパーティーだろうか、多くの人が上がって行った。
昨日、3千峰行っているので、そんなに息苦しくもなくサクサク登る。


乗越浄土へ

宝剣横の天狗沢がいい感じである。ここへ初めて来た時に滑ったことが思い出される。
ここの急登は、最初からシートラで行く。ツボトレースもあり楽である。
乗越浄土は多くの方が休んでいた。


乗越浄土

昨日に比べて雲が多く、暑いは暑いが快適だ。


中岳

乗越浄土からは、シールで行くことにする。
昨シーズンに比べ、雪はある方だ。
中岳は左から巻いて、シールのまま少しドロップ。
斜面登り返すと木曽駒山頂だ。このお手軽さはいい。


木曽側山頂神社


山頂標識


伊那側山頂神社

山頂はまだ晴れていたが、周りは雲が多い。
昨日の御嶽からの眺望とはいかなかった。


三ノ沢岳

いつ見ても三ノ沢岳はかっこいい。また行きたいと思う。


細尾沢

1本シュプールがあった。途中で登り返したのかな?


宝剣岳方面


山頂その2

ここでゆっくりしたかったが、雲行きが怪しいと判断して、早めにドロップに取りかかる。
雪質は、いい感じのザラメである。



今回お付き合いいただいた、よーさんの華麗な滑り。さすが1級!
昨シーズンあったクラックはまだ入っておらず快適である。



このまま、駒飼ノ池の下のカールまでドロップ。
ここで少し休んで、登り返し。



いよいよ雲行き怪しくなってきたので、今回も昨年同様、伊那前岳の南面を戻ることにする。


稜線から千畳敷カール

ギャラリーたくさんのドロップは緊張する。
ってダレも見ちゃいないが。。。(笑)


伊那前岳南面



いいザラメで、ちょっと斜度あるが、千畳敷カールの中では緩い。
あっという間にカール底へ。
少し登り返して、ホテル千畳敷でランチしてロープウェイで下山。

昨シーズンより、雪もありまだまだここも行けまっせ~!
いつ板納めようかしら。。。笑







木曽・御嶽山(3067m)

2014年05月28日 | BCスキー
2014年5月24日(土)

天候:晴れ

この日、御岳ロープウェイがグリーシーズンの営業を開始するという。
御嶽山へスキーへ行ったのは、2010年3月が最後となっていた。
王滝側からは今でも行くことが可能であるが、三岳からはこのロープウェイスキー場が閉鎖してから、
すっかり足が遠のいてしまっていた。ルート的にもこちらの方が面白い。
今回は、ここのスキー場フリークであったあーさんと駐車場待ち合わせで行くことにする。
車の台数は意外と少ない。皆さん知らないのかな~
0830が始発であるが、その前にオープニングイベントがあるという。
それに参加して、記念撮影にも収まってしまった(笑)


テープカット

終わり次第早速、ロープウェイに乗って山頂駅へ。
この先のいつもの樹林の入口からは雪がしっかり着いていた。


山頂駅を振り返る

樹林帯の中も雪はばっちりであるが、ボコボコしていて登りにくい。


樹林入口

雪解け最終で地形がはっきりしてきているということか。


樹林途中

樹林帯を抜け、ダケカンバの所へ来ると立て溝少なく、面ツルだ。


ダケカンバの疎林

横を見ると乗鞍がデーン。


乗鞍岳

その先も雪はバッチリ。



石室山荘の斜面が近づいてきたら、休憩ポイントの略奪点。
ここからトラバースして左の沢状へ入る。
厳冬期ならこの辺からカリカリ君だ。


左の沢状

略奪点ですでにテレの方が下りてこられていたが、どうも山スキーMLの方々のようであった。
沢状登ると、二の池が見える稜線に出る。


二の池

池もまだまだ雪に覆われている。
そこから稜線を一登りで剣ヶ峰山頂だ。


山頂手前稜線

ここも厳冬期ならシュカブラのカリカリ君。
山頂小屋のところでスキー外し、山頂へ向かう。


山頂の鳥居


山頂その1

王滝側からの方も混ざり多くの方々が休んでいた。


山頂の祠と神様

神様は相変わらず金色の目玉で奇妙である。久々の御嶽詣で。


山頂から一の池と二の池、遠く北ノ俣岳、黒五


山頂その2


山頂から乗鞍岳

ゆっくりしてから、3063.4ピークから一の池への斜面へ。
シュカブラ着いていたが、シャリシャリ君で気持ちえかった~



二の池の手前をトラバースして、登ってきた沢状へ。
右はギタギタだが、左はまだ滑られていなかった。



石室山荘直下をトラバースして、山荘下斜面を滑る。



いいザラメである。カール状になると少し雪も重くなるが、ストップということはなく、
あっという間にダケカンバの所へ。
そこから、ボコボコの修行系を行くと、山頂駅に出た。
あとは、ロープで下って、やまゆり荘で温泉浸かり、開田そばいただいて帰路につく。

まだまだ行ける御嶽山でした。