goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

うじゃじゃけた

なんじゃこれ? 宮部みゆきさんの「楽園」を読んでいたら出てきた言葉です。
ネットで検索してみたら、どうやら静岡弁ではっきりしない、とかいう意味らしい。宮部さんって、東京のご出身ですよね。ご両親のどちらかが静岡出身なのかな。
でも、これがそのまま出版されたのは、編集者の手抜きですね。
ま、宮部さんの原稿なら、下手にいじらない方が良いと判断したのかな。

昨日の朝日新聞にインドのタタ財閥のことが書いてありました。この記事は面白かった。ゾロアスター教の一族経営。でもこの一族、そんなにお金持ちじゃない。利益は社会に返す、という経営哲学があるらしく、役員もボスも、報酬は年に二千万円くらいらしい。
会社の利益は財団を通じて、医療や電力・道路工事等で、社会に還元している。
――タタグループの売上高は年間6兆円くらい。
そのせいか、労働者にストライキもなし、もちろん大量解雇も無し。
馬鹿なアメリカ人の真似をすることが、グローバルスタンダードなんて信じている、間抜けな日本の経営者にこそ、読んで欲しい記事ですな。
カーストの厳しいインドで、実力重視らしいです。
まあ、それでも後継者がいないらしい。やっぱり、それなりに報酬がなければ、誰も仕事なんかしないもんね。
ゾロアスター教はその閉鎖性で信者が減り続けていて、今のタタ財閥の会長も独身。
インドのような超大国でもゾロアスター教の信者は6万人ほど。だから、いくらお金持ちでも、結婚相手を見つけるのは相当難しいらしいです。

私は中国っていう国をもっとダメな国だと思っていました。中国人と共産主義の相性が良かったのかな。
あの国は出身や家やらで固まるんですよ。このご時世に家柄だの学閥だのでまとまっちゃうどこかの国とソックリ。
インドは少なくとも、カーストが間違っている、って自覚しています。だから、実力を重視する。タタグループは後継者が外国人でも構わないと言っています。

ところで押尾裁判。何だか判決が中途半端、って感じたのは私だけ?
以前、薬物の譲渡や販売は死刑もアリで、って書いたのは本気です。歴史というか社会で習わなかった――アヘン戦争っていうのを――中国みたいな大国でも、お薬で滅びかけたんですよ。
日本じゃ薬物の罪が軽すぎて、北朝鮮や中国の良いカモにされてるじゃん。

日本でもメディカルツアーで外国人を呼ぼうとしているらしいけれど、欧米の金持ちはインドに行くんです。
英語が通じるし、一日に何十件と手術をこなす優秀な医者がゴロゴロいるし。
でも――一日に何十件と手術をこなすせいで――妙な耐性菌が出てきちゃったわけですが……
耐性菌と抗生物質のイタチゴッコは、当分続きそうですね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 菅さんだったね お薬といえば »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。