前世占い

――幕末に人知れずところで影のように暗躍した暗殺者――
これが私の前世だそうです。「人知れずところで」という謎のキーワードが不気味ですが、ま自動翻訳か何かのせいでしょう。
そうか、暗殺者か……となると、ラドラムの「暗殺者」――映画のジェイソン・ボーンですね――を夢中になって読みふけったのは、そのせい？　……
テレビの必殺シリーズは好きだけど、何故か幕末の新選組は好きじゃない。何故新選組が嫌いなのか、理由が分からなかったけれど、前世がそういうことなら、敵対してたのかな？
そもそも鹿児島の生まれなので、もしも幕末の京都に居たとしたら目が合っただけで「キサマ薩長の犬だな！」なんて、問答無用で切られていたかも……昭和に生まれて良かった。
だいたい人と命を賭けて刀のやりとりをするなんてガラじゃないし。
幕末、刺客、とくれば「るろうに……」でしょうか。また映画が公開されるようですね。
面白いのかな、前作は……個人的にはイマイチでしたが……
逆刃刀というのが、イマイチよくわからん。
話は飛ぶけれど、時代劇で比較的好きだったのが、必殺、と子連れ狼……
どっちも刺客物じゃん。
必殺の中では、中村主水よりも、緒形拳（だっけか？）が演じてた藤枝梅安が良かった。
本では池波正太郎さんのシリーズも良かったけれど、一番お気に入りは「最後の忠臣蔵」
映画は最初から最後まで、すっと辛気臭い映画でしたが……
映画は北川景子さんの「花のあと」が良かったな、いい映画でした。