(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
(2017年)4月2日は家人を連れて青森県の大間越まで行ってみた。
私事で恐縮だが、前日・・・(都合により削除)
今日、反対側の北へ走ったのは、前日の反動だったかもしれない。
途中、秋田青森県境で見た烏賊干し風景。
ここは切り立った断崖絶壁(高さ約50m)になっている。
もしかしたら自殺の名所なのかもしれない(※)。
今回、私は自殺までは考えなかったものの、かなりダウンしていたのは事実だった。
それを引き留めてくれたのは、もしかしたらこの烏賊干しだったかもしれない。
これは秋田青森県境にあるドライブイン「いかやき 福寿草」の店先に干したもの。
真っ青な海と空をバックにそれは強烈な癒しになった。
家内に「父さん!」と呼びかけられなければ、ずっと眺めていただろう。
なお本表題はフクジュソウなので、烏賊はこれくらいで止めておく。
この後、道路は海岸に下りて走る。向こうに見えるのは艫作崎。
大間越は海べりなのにフクジュソウが咲く処。
青森県では野生のフクジュソウが一番早く咲く場所だと聞く。
早い年ならば三月上中旬に開花するが、年によって幅がある。
今回は満を持して四月になってから訪ねてみた。
フクジュソウは少し山の上にある大間越関所跡(福寿草公園とも呼ばれる)が有名だが、
そこまで登らなくても、その手前でもけっこう咲いていた。
稲荷神社の境内に入ると・・・もう咲いてる。咲いてる。
フクジュソウ
他のスプリングエフェメラルも咲き出していた。
キクザキイチゲ
キクザキイチゲ アズマイチゲ
カタクリは開き出したばかりだった。
カタクリ フキノトウとフクジュソウ
※後日談
二年後、この地(秋田青森県境)で悲惨な事故が起きた。
当時の報道によると、
「2019年6月9日夕方、青森県深浦町でパトカーに追跡されていた車が崖下に転落し、
近くでいずれも30代の男女2人が死亡しているのが見つかった。
追跡していた秋田県警のパトカーは緊急走行はしていなかったということで、
警察が当時の状況などを調べている。」とのこと。
次は「能代の金勇」へ。
最後の文章をみて、やっぱり!でした^^;
あの事件は、驚きましたね~。
秋田に居て三月のフクジュソウと言えば、にかほ、男鹿と並んでここ大間越ですかね。
あの事件以降は私も行ってないのですが、ほとぼりも冷めたようなので、時期を変えてまた行ってみます。