(本頁は「大間越にフクジュソウを訪ねて。」の続きです。)
大間越の帰り、珍しく能代の街中を通り過ぎる(いつもは郊外の広域農道を走るので市内には立ち入らない)。
能代では家人の希望もあり、旧料亭・金勇(かねゆう)に寄ってみた。
ここは勤め人時代、一二回、通り過ぎることはあったが、中に入ったことはなかった。
金勇、二階の大広間
なお金勇の駐車場は狭いので、近所にあるイ〇ン立体駐車場をお借りする。
そこからは金勇の他、白神山地の山並みも見えた。
能代市から見た白神山地。能代病院の奥が白神岳(1235m)、
その右の白い立派な山が向白神岳(1250m)。左の海に近いピークは大鉢流山(626m)。
イ〇ン立体駐車場から見た金勇
ウィキペディアによると・・・
金勇(かねゆう)は能代市中心部の柳町に所在する。1890年(明治23年)に料亭として創業され、
1937年(昭和12年)に本館が現在の建物に建て替えられた。
天然秋田杉などを豊富に使用した建物は、木都として栄えた能代市を代表する歴史的木造建築物として評価され、
2000年(平成10年)10月に国の登録有形文化財に登録された。
長く市民の商談や会合の場として使用されてきたが、2008年(平成20年)8月に諸事情により料亭は廃業した。
その後建物の保存を求める動きが高まったことに加え、
経営者の「今後も何らかの形で市民に利用してほしい」という意向もあり
2009年(平成21年)3月に建物と敷地が能代市に寄贈された。
その後は試験的な無料公開が行われているほか、茶会や展示会などのイベント会場として利用されている。
また一部の広間は有料での貸し出しも開始されている。
もっと詳細はこちら。
玄関付近の様子。
一階のハイライト、満月の間。
満月の間から庭園を望む。
能代七夕・天空の不夜城の模型 こんなイベントも有るようだ。
「吉野の間」
こんなところで飲食したら、越後屋と悪代官の気分に浸れそう。
なおホームページによると、豪華弁当をテイクアウトで取り寄せられるようだ(お酒はわからない)。
一階の廊下。継ぎ目のない特注の上敷が敷かれていた。 二階の縁側。凄く広い。個人的には特に気に入った場所。
二階の大広間。
広さは110畳。舞台廊下を合わせるとなんと159.5畳。
側面に壁がなく小屋組みにはトラス構造が用いられ、洋風建築の技術が取り入れられているとのこと。
二階の縁側は春の光が眩しかった。 二階の縁側から見た庭園。
帰り道、生垣の間から金勇の南側、全容が見えた。凄い建物だと思った。
以上。
能代は高校生の頃毎日通っていました
懐かしい
こんな料亭があるなんて知りませんでした
高校生には関係ないですからね
今度帰ったらぜひ見てみたいです
今朝は未明から遠方の山に行ってましたので、今拝見しました。
能代の金勇ですが、私も知ったのは行く少し前でした。
秋田って何も無いところと思ってましたが、
偶々知らなかっただけで、他にもいろいろ有るようです。
ビックリするほど贅沢で、素晴らしい建造物ですね。
2年前に団体で(シルバーカレッジ)見学し、お弁当も頂きましたよ(^^♪
今度行く時は豪華弁当テイクアウトに挑戦ですな。