本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
鳥海山の北麓にある桑ノ木台湿原は鳥海山の眺望スポットとしては最高の場所と思っていたが、
諸事情有ってまだ行けないでいた。
ここに行くには、クマさんに怯えながら、長時間、ブナ林の林道を歩かなければならなかった。
地図もあまり当てにならないようで、単独で行くにはどうしようか迷っていたら、
由利高原鉄道に勤める友人から、シーズン限定で専用のシャトルバスが走り出したと聞いた。
レンゲツツジやワタスゲが綺麗な頃、しかも鳥海山が見える日
でないと行ってもあまり意味の無い場所なので、
タイミングを見計らっていたが、虎毛山(こちら)に登った翌日の6月4日はよく晴れた。
この日を逃したら、今年はもう無理だろう。少々疲れているけど、
たいして歩かなくとも行ける場所なので、この日に決行した。
こちらは2018年5月20日、にかほ市から見た鳥海山。
花立クリーンハイツ前から出るシャトルバスに乗ると、約30分で登山口に到着。
バス終点からのブナ林小道 湿原が近づくと花の終わったミズバショウが。
バス終点から20分程度、ブナ林を歩いたら・・・
2018/06/04 桑ノ木台湿原から見た鳥海山
白い点々はワタスゲの実 。
この日、よく咲いていたのはレンゲツツジ。
赤、緑、青/白のコントラストが素晴らしい。
何とも素晴らしい眺めだ。
此処は単に絶景と言うよりも別天地、極楽のような場所だ。
レンゲツツジやワタスゲが茂る湿原なら全国にもいっぱい有るだろうが、
この湿原の背景には豊富な残雪を抱いた鳥海山が有る。
晴れた日だけだろうが、
こんな素晴らしい贅沢な眺めは全国広しと言えどもここだけかも。
レンゲツツジ
レンゲツツジの蕾 ガクウラジロヨウラクだろうか。
ワタスゲの密生地には近寄れなかった。
ミズバショウやコバギボウシの葉もびっしりと生えていた。
途中のブナ林で見たもの。
ブナの木 ホオノキ
今頃の時期、森林の中で咲く花は地味な花ばかりだが、一応・・・
ユキザサ
チゴユリ ホウチャクソウ
ツクバネソウ サンカヨウの若い実
湿原の帰りに見た鳥海山。霞みが強くなってきた。
由利本荘市矢島町の桃野と谷地沢の間、主要地方道32号線上から見た鳥海山
そろそろ鳥海山に登ってみようかな。と思う。
本当にここは、別天地ですね。
3度行きました。1度は一人であの、砂利道を
40~50分くらい歩いたのですが、まったく私一人でしたから
熊が怖くて、びくびくしながら、歌を歌ったりしながら(;^_^A
今なら,もう行けません。🐻さん怖い。
ここはクマさんがよく出没するようですね。
私が行った日も運動会の朝のようにけたたましく花火の音がしましたが、
あれはクマ除け花火だったんですね。
クマさんは先週、森吉山のゴンドラ上からも目撃しました。
連日、怪我を負われた報道が続いてますね。
山でも街中でもとにかく注意、意識するしかないですね。