(本頁は「中島台はほんのり紅葉・前編」の続きです。)
獅子ヶ鼻湿原の末端から先の林の下には岩石がゴロゴロしていた。
それを過ぎると、今度は湿地になったが、樹木は相変わらず、変な形をしているものが多かった。
うんちんぐスタイルの木には吹き出してしまった。
更に進むと、左側には獅子ヶ鼻湿原が開け、右側は山の斜面になっている。
湿原側の眺め
山の斜面側
そうこうしているうちに、左側に大きな水たまりが現れた。
それは湧水の親玉、「出つぼ」だった。
出つぼから先はいつも通る道を帰って行く。
以下、今回、見た紅葉や木の実を列記する。なお右上は今回、見た唯一のカエデ紅葉。
コシアブラの白い紅葉
オオバクロモジの黄葉
ツルシキミの実
ムラサキシキブの実
中島台の帰り、日中、雲をかぶっていた鳥海山がまた見えるようになっていた。
赤川の橋から。
小滝付近から。
以上。
あの木の変形は何の影響であのような形になったのですか?私も山歩きで見かけます。雪のえいきょうですかね???
こちらの木の変形ですが、長年、薪炭林として利用されて萌芽が生長し、
このような姿になったと聞きました。前編の方に炭焼き窯の跡を載せております。
なお炭焼き用の木の伐採は積雪期に行ったようです。
この辺だと海に近いので積雪は1m程度ですか。
ある程度の高さから分枝萌芽が始まっているのはそのためと推測しています。