モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

久々に男鹿三山駆け。(2020年9月12日)

2020年09月20日 | 男鹿半島8~10月

9月12日は久々に男鹿三山(真山、本山、毛無山)を駆けた。

下山後、なまはげ大橋から見た男鹿三山。手前は安全寺の棚田。
今年は手前の棚田の稲が大雨の影響か、潰れてしまい、可哀そうだった。



朝、毛無山に向かう途中。今日の海越しの鳥海山は雲を被っていた。




毛無山の南山麓、五社堂のすぐ上の坂道は花の多い処。今はタムラソウが最盛期だった。

タムラソウ



タムラソウ



タムラソウはアザミに似ているが、棘が無く、葉の形もだいぶ違う。花の色もより鮮やかで遠目にもそれと分かる。

他には・・・

シラヤマギク                                                                                              ミヤマセンキュウ
 


ミヤマセンキュウにアサギマダラがとまっていた。本格的に撮ろうとしたらすぐ飛んで行ってしまった。

毛無山の山頂部では春ならばオオサクラソウなど珍しい花が咲くが、
初秋の今頃は一般的な花ばかり、しかし種類は多い。


ノコンギク




キオン                                                                                                      ツリガネニンジン
 


ナギナタコウジュ



男鹿固有種のオガアザミが咲き出していた。花はとても地味だ。


オガアザミ                              トガヒゴタイ
 


トガヒゴタイは男鹿で発見された花。こちらも花は地味だ。
別のトガヒゴタイにはアサギマダラが逗留していた。

トガヒゴタイにたかるアサギマダラ
 


昨年、アサギマダラを見た時、集っていた花はヒヨドリバナだったが、今回は咲き終わっていた。
その代わりがトガヒゴタイとさっき見たミヤマセンキュウとは意外だった。


毛無山の加茂青砂漁港展望ポイント。


毛無山と本山は山頂が自衛隊のレーダー施設になっているため、立ち入り出来ない。

そのため山頂からの展望も何も無い。仕方ないので、私は毛無山の散策路のこの場所をいつも仮の山頂としている。

この日は久々に毛無山から本山中腹を掠めて真山にも行ってみた。
こちらはスギ林が多く、花はあまり無いが、スギ林の中の一本道もいいもんだ。

フタツアイ手前のスギ林一本道                                                                コウモリソウ属の一種
 


トチバニンジンの実があちこちに。



ミズヒキ


このあたりには山菜が多い。

ミズ                                  シドケ(モミジガサ)
 


今日はフタツアイの広場で昼餉。



男鹿三山の縦走路で腰かけのある場所は真山山頂とここだけ。

 
真山山頂が近くなるとスギの樹形が変わる。たぶん天然スギだと思う。

 


真山(567m)は男鹿三山の中で唯一、山頂まで行け、しかも展望のきく山でもある。
男鹿では珍しく椅子やテーブルもあり、休憩しながら風景を愉しめる。

東側の景色



寒風山と奥に森吉山




太平山




北東側の景色。西側、南側は林で見えない。




以上。




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