モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

紅葉真っ盛りの太平山へ。(2019年10月24日)

2020年10月29日 | 太平山/秋、冬

本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。

私にとって地元の山、太平山(1170m)は山を覆う天然スギやブナ林はみごとだが、
花は少なく、ヤマビルも居るので、春以外は登山を敬遠していた。

特に紅葉の頃は一度も登ったことが無かった。
これではいけないと、10月6日、登ってみたが、紅葉にはまだ早かった(記録はこちら)。

20日過ぎならよかろうと思い、24日、再挑戦してみた。結果はご覧の通り。

奥岳山頂から秋田市方面を望む。
 



今回は久々に旭又コース(御滝神社、御手洗経由で奥岳山頂)を往復した。

今回の非合法マップ



歩き始めは杉林ばかりなので、紅葉はほとんど無かった。

歩き始めは延々と植林された杉林が続き、あやめ坂の辺りから杉の天然林に変わる。

植林地で来し方を振り返ったところ。                                                                   天然スギの根っこ道
 

 

あやめ坂の急坂を登っているうちに天然スギの間に少しずつ、紅葉が現われて来た。

紅葉の量は少ないが、スギの深緑とのコントラストが素晴らしい。




天然スギ
 


カエデの紅葉

 



コシアブラの白葉とカエデの紅葉
 



御手洗の手前からブナを主体とした広葉樹林に変わる。

オオカメノキの紅葉
 


御手洗付近のブナは紅葉真っ盛りだった。


御手洗のブナ紅葉



御手洗の地蔵さんも紅葉に包まれていた。                                                          
オオカニコウモリの古花 
 


ブナの紅葉は地味な色合いだが、個人的にはたまらなく好きだ。













手洗上部の紅葉はまだ続いている。







高くなるに従い、落葉が目立つようになる。

                                                                                                                             ブナの葉をアップで。
 



やっと稜線。ここから先は高木が無くなる。

赤倉岳分岐点付近から北側を望む。バックは馬場目岳。
 



山頂に到着。
太平山山頂はとても眺めが良い。個人的には西側、秋田市側の眺めが好きだ。

奥岳山頂から秋田市方面を望む。
 



弟子還岳をアップで。
 


 

南側を見ると、今日は残念、鳥海山は霞んで見えなかった。
こちらの紅葉は終盤モードだった。


南面をアップで。



東側の眺め。今日は秋田駒ヶ岳は見えたが、岩手山は見えなかった。


秋田駒ヶ岳方面。

 


白子森



 



御衣(みそ)森方面


 


だんだん北へ。


森吉山

 



太平山の山頂部では紅葉は終わっていたが、眺め下ろす分にはまだ十分だった。
なお中腹の御手洗付近はベスト、その下の天然スギ地帯はこれからだと思う。
今回は秋田の近場にこんなに綺麗な紅葉を見つけられて嬉しかった。


以上。


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2 コメント

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Unknown (翡翠)
2020-11-21 10:23:49
「お早う御座います」

意外に太平山は根張りが大きくて貫禄が十分、背梁が連なるような山並みも雄大ですね。

ふと、上越国境に位置する谷川山域が懐かしく思い起こされました。

*別件ブログですが、見る角度から雰囲気が変わる二つの岩峰の件も、興味深く拝読致しました。
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翡翠さんへ。 (モウズイカ)
2020-11-21 10:53:02
コメントありがとうございます。
太平山奥岳は高さこそ1170mと低いですが、登山口からの比高が900m近くあるので、個人的にはけっこう登りごたえのある山です。
特に前半の登りがしんどいので、以前は敬遠していたのですが、最近は涼しく晴れの多い秋によく登るようになりました。
谷川山域は新幹線が走る前、上越線から眺めるだけでしたが、憧れの山域です。いつか行ってみたいものです。
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