(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
岩谷山(いわやさん)は秋田市の東部、太平山の南麓、筑紫森のひとつ手前にある低山(標高366m)だ。
山麓から見ると、オニギリのような形で山頂部にでかい岩が乗っかっている。
秋田では低地も含め、紅葉は終了寸前だが、11月7日の時点でこのお山はまだ真っ赤っかだった。
丸舞口付近から望んだ岩谷山
今回も、春に登った時(記録はこちら)同様、南麓の砂子渕集落から表参道コースを登る。
岩谷山神社の脇を掠め、しばし杉植林地を歩く。
突然、杉林が終わり、目の前に紅葉した雑木林が現れる。
ここから先はけっこう急な坂道になるが、紅葉はとても綺麗だった。
上の方に行くと、岩も現れて来る。紅葉は依然として綺麗だ。
黄葉はオオバクロモジ
穴薬師付近の岩壁
カエデの紅とコシアブラの白、そして青空のコントラストが素晴らしい。
最後は虎縄(ロープ)に捕まりながら、山頂部の岩頭をめざす。
何故か山頂間近に凄くでかいブナの木が。
このお山、山頂手前の岩頭からの眺めは壮絶だった。
熊野古道、大峯山だったか、絶壁で命綱を体に縛って顔面から吊るされる荒行
が出来そうな場所だった。
山頂手前の岩頭から、直下の砂子渕集落を見下ろす。
山頂手前の岩頭から、西側を見下ろす。遠くに白く見えるのは日本海。
この眺めを縦構図で。
岩谷山は小さな山だが、展望と紅葉の素晴らしさはへたな高山や名山を上回るものがあった。
筑紫森入り口付近から見た岩谷山
以上。
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