本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
自身の夏休み最終日、8月16日は近場の秋田駒に行って来た。
今年はコマクサの当たり年だったが、残念ながらその最盛期(7月中旬頃)に行けなかった
((T_T)どうしても休みと天気が合わなかった)。
今回はシーズンも終わりなので、コマクサはもう見れないだろうと思っていたが、意外にも多数の残花があった。
当たり年ゆえの余禄なのか。
通常ならば、山の花記録は登山口から歩き始めて出会った順に紹介しているが、
今回も前回(6月21日)同様、いきなり大焼砂から始めよう。
秋田駒の核心部分(男岳、女岳、小岳、ムーミン谷)と左に田沢湖、手前にコマクサまで入れた ( ̄π ̄; 欲張り写真。
コマクサの残花
オヤマソバとコマクサ
本来、コマクサは荒れ地のパイオニア植物として単独で咲くものだが、
場所によってはオヤマソバやタカネスミレと混じって咲いている。
これから咲こうとしている小さな株。
大焼砂よりムーミン谷(火口原)や男岳を望む。小さな青い池は駒池。
イワブクロの残り花
大焼砂の周囲で見た花たち。
コケモモとガンコウラン ハナイカリ
コケモモとガンコウランの実はどちらも食べられる。私は後者の方が食べやすい。
ハナイカリは秋田では珍しい花。ここでは低木の間に少数咲いていた。
コミヤマハンショウヅルの実 ノコンギク。他にミヤマアキノキリンソウやトリカブト。
今回の非合法マップ
途中から恐縮だが、今日の登り始めに戻る。
八合目登山口から片倉岳の肩を廻り、阿弥陀池に至る最もポピュラーなコースだ。
このコースは歩き始めから森林帯を抜けており、しばらくは低木林や高茎草本(丈の高い草花)の中を進む。
今の季節、咲いている花たちは丈が高く、低地と共通のものが多い。
オニアザミ ハンゴンソウ
ゴマナ
このキク科も低山と共通。高山では丈が縮まる。
ヤマハハコ
(´π`; この花をエーデルワイスと呼ぶ女性に今日は複数回会った。
ウメバチソウ エゾシオガマ
片倉岳の肩が近づくと、大型のセリ科が多くなる。
エゾニュウやトリカブト、ハンゴンソウ、オニシモツケなどが咲く高茎草本のお花畑
エゾニュウは後でもいっぱい出て来る。
片倉岳展望台付近から北側の眺め。左、乳頭山、右に笊森山。
乳頭山をアップで。
阿弥陀池までに咲いていた花たち。
ウゴアザミ エゾオヤマリンドウ
ミヤマコウゾリナ ミヤマリンドウ
「後編」に続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます