(本頁は「晩夏の秋田駒ヶ岳。前編。」の続きです)
今回はこのところご無沙汰気味だったムーミン谷にも降りてみようと思う。
女岳とムーミン谷
ムーミン谷の谷底には何やら白っぽい花のようなものが見えるが、何だろう。
その正体は下ってからのお愉しみとしよう。
急斜面にはいろんな花が咲いていた。
トウヒレン属とはわかるが、種名まではわからない。
ヒトツバヨモギ ハクサンフウロは終盤モード。
谷底の白っぽいものの正体はエゾニュウだった。
エゾニュウ
その数は夥しく、ここはお花畑と言うよりも密林(ジャングル)だった。
巨大ロベリアや巨大セネキオが林立するアフリカの高山(キリマンジャロやケニア山)に迷い込んだような気分。
ムーミン谷にはクマさんが居るようだが、エゾニュウが好物と聞く。
サラシナショウマ オクトリカブト ?
少し進んで振り返ると、男岳。
駒池の畔は天国のような景色だった。
が、今日は無風で ( ̄π ̄; 蒸し風呂のように暑かった。
オニシモツケ ウサギギク
オニシモツケとウサギギクは他の場所では終わっていたが、駒池周辺には残り花が有った。
ハクサンシャジン
トウゲブキ ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)
チングルマの実
チングルマの実 エゾツツジの残花
ムーミン谷の入口(男岳分岐)付近は黒い火山灰地になっている。
そして前編冒頭の景色に繋がって行く。
以上。
山の風景はいいですねぇ。
そしてム―ミン谷やんて夢がある名前で素敵ですね。ピエロ
ここは正式には「馬場の小路」と呼ぶそうですが、30年前頃からムーミン谷と呼ばれるようになり、
現在はその愛称の方が多く使われています。
風景もいいですが、七月のチングルマ大群生は素晴らしく、
たぶん大雪山を除けば国内屈指花風景だと思われます。
参考↓
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/6979f5c67f2cc792cb76a2b4aeab8755