モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

今年三度目の草刈りと鳥海山(2022年7月3日)

2022年07月15日 | 実家のこと

7月3日の秋田地方は、約十日ぶり(鳥海山に登った6月22日以来か)の晴天だった。
本来ならどこか山に登って花を見たかったのだが、横手実家の草刈りを優先した。
近所に住む親戚から、何もこんな暑い日に来て、やらなくても・・・と呆れられたが、
予報では4日以降も雨なので草はますます伸びるだろうし、
雨の中で草刈りは不可能なので、この日しか選択肢がなかった。

朝は実家に行く途中、鳥海山がよく見えた。

7月3日、実家付近(横手市平鹿町明沢、金峰山山麓)から見た鳥海山



名物の雪形、「ねんねこぼぼこ」は消滅していた。

【参考】5月25日、由利本荘市直根から見た「ねんねこぼぼこ」



よって、だいぶ雪は減った。と言うべきか、
それとも七月なのに、まだこんなに雪がある。と言うべきか。

引いて撮ったら、写真の左端にめん羊が入っていた。
この果樹園(りんご)から何度も撮っているが、めん羊の放し飼いには、今回初めて気づいた。




私の実家からは、西側に住宅や果樹園が有り、鳥海山がほとんど見えない
(二階の屋根に上がると見えるが、怖くて上がれない)。
かわりに東側に奥羽山脈の前衛の低山、金峰山や真人山が見える。

真東に金峰山






その南に(左から)女亀森、男亀森、少し離れて真人山が並ぶ。
これらの山は最近、『りんご三山』と呼ばれているようだ。




あと意外にも、低山の隙間から、岩手宮城の県境に聳える栗駒山がちらと見えるのだが、

このことを知ってるのはたぶん私だけだろう。

実家玄関前から栗駒山を望む。
 

                                           実家花壇から金峰山


実家の草は思ったほど伸びてなかった。

しかし折角来たのだから、刈って行くことにする。

before




after




今回、主に刈った草。

ギシギシ
 

                                               ハルジオン

オオアレチノギク

 

                                            エノコログサ


イネ科は葉が草刈り機の刃に絡まるため、刈り取りには難儀した。

日差しは強烈で、横手市の気温は33.4℃まで上昇した。
既に梅雨明けし、殺人的な猛暑の続く南東北以南の皆様に、
この程度の暑さは屁でもないかもしれないが、

昨日までの秋田市の最高気温は26℃前後で推移していた。
今日は急な晴れで湿度も高いままでの気温上昇なので、作業はとてもきつかった。

荒れた花壇エリアと旧・畑を望む。




かつてこの場所にはりんごの木が植わっており、
ときおり山羊が草を食んでいたが、父が亡くなった翌年、全て抜いて、野菜畑にした。
私はその跡地の草刈りをするため、秋田市から二時間かけて通っているが、
通えなくなったらなんと成るものやら。


草刈の終わった午後の帰り道では鳥海山は雲をかぶっていた。
帰宅後、夕方近くなったら、自宅付近(秋田市四ツ小屋)から見えるようになっていた。




暑くてしんどかったが、今日は鳥海山がよく見えた一日だった。

以上。


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