モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

三ツ石山でリンドウを見る。(2021年9月11日)

2021-09-23 | 裏岩手・三ツ石山

県外往来の自粛要請が出て久しいが、9月11日は禁を破って岩手の三ツ石山に出かけてみた。
三ツ石山は紅葉が素晴らしい処だが、それは九月も下旬近くなっての話。
今頃、何故、三ツ石山に行くのかと言うと、ある種のリンドウを見たかったから。

三ツ石山の山頂部




ところが県境を越えたら、岩手の山々はすべからく雲に包まれていた。

これはやたらと県境を越えるなとのアラームか。
それでもこれは雨を降らすタイプの雲ではないと見て、そのまま三ツ石山に向かった。
奥産道の駐車場に車を置き、奥産道の舗装登山道を歩き出したら、案の定、ドンドン晴れ出して来た。

今回の非合法マップ(今回は三ツ石山山頂までしか行っておりません)



奥産道の登山口(ゲート)は相変わらず物々しいと言うかけばけばしい。




早速、咲いていたのはクロバナヒキオコシ。
花が埃のように細々と咲き、風に揺れるのでいつもピント合わせに難儀する。




クロバナヒキオコシをもう一枚。




次いでサワアザミ。どこにでもある遅咲きのアザミだが、ここでは白花も一緒に咲いている。

奥産道を歩いてる最中、ふと振り返ったら、槍ヶ岳のような乳頭山が見えた。岩手ではこの山を烏帽子岳と呼ぶ。
なおこの日、乳頭山はずっと雲に包まれ、再び見たのは下山する時だった。

サワアザミ                                     乳頭山(烏帽子岳)
 



ゴマナ



約40分間、広い舗装道路をテクテク歩いたら、やっと本物の登山口。
此処から先は林の中の山道になる。

 


早速、立派なキノコに遭遇。
個人的には有毒のツキヨタケじゃないかなと思ったが、帰りにはみんな毟られていた。

秋田では中毒事故があったばかりだ。岩手(の人とは限らないが)でも早晩、報道されるのだろうか。

三ツ石山荘から三ツ石山を望む。



三ツ石湿原の草紅葉。手前の赤味のあるものはサワギキョウ。






今回、三ツ石山に来た主な目的、ある種のリンドウとは、真っ白いエゾオヤマリンドウのことだ。

いつも私が三ツ石山に来るときは九月も下旬近くなってからだ。
その頃は紅葉が盛りで、平日でも駐車場はパンク、山の上も登山者の行列、山頂の岩場は特に密な状況になる。
リンドウはその頃は終わってしまうので、まだ新鮮なうちに見ようと今回の登山となった。

リンドウは途中の三ツ石山荘付近から咲き出していたが、今日はここで変わったものを見つけた。
花が茎頂だけでなく葉腋にも付くタイプだ。

三ツ石山荘付近で見つけた葉腋にも花が付くタイプ
 


北東北の高山に咲くリンドウは
(ミヤマリンドウやタテヤマリンドウを除けば)
花が茎頂だけに付くエゾオヤマリンドウばかりと思っていたが、

葉腋にも付くタイプはエゾリンドウということになってしまう。
数株有ったが、その周りに多く咲いていたのはエゾオヤマリンドウだった。

エゾオヤマリンドウでも栄養状態が良く、丈が高くなったものは葉腋にも花を付けてエゾリンドウになるのだろうか。
こんな考えがつい浮かんでしまう。
同じような事例は乳頭山や栗駒の秣岳でも経験している。

エゾオヤマリンドウの大株



岩手山をバックに。                                 エゾオヤマリンドウ
 



真白いリンドウは山頂近くに咲いていた。なお登山道脇に有ったのはたった二株。そのひと株。


エゾオヤマリンドウの白花

 


私のすぐ後に上り下りした友人k氏の話では、下りの時、ひと株が毟られていたとのこと。
とても悲しい気分になった。

他の花たち。

ネバリノギランの草紅葉



ウメバチソウ                                  オオノアザミ(アオモリアザミ)
 



三ツ石山と言えば、紅葉が有名だ。しかも本州では一番早く紅葉する山と言われる。

例年だと20日前後に見頃を迎えるが、11日はこんな状況だった。
その時点では、見頃はあと一週間後くらいかなと予想したが、やはりその通りになった。今年はペースが速い。


山頂付近



北西、八幡平方面(大深岳、源太ヶ岳)を望む。



今回、行かなかった覘標(てんぴょう)ノ台



北の方角



岩手山



南側、乳頭山からはなかなか雲が取れなかった。



こちらは2019年9月26日の三ツ石山・南側。この日は紅葉が絶頂だった(詳細はこちら)。




いつもならば、覘標(てんぴょう)ノ台を越え、小もっこ山まで縦走するのだが、
今日は天気がイマイチだったので、三ツ石山山頂で終わり、さっさと下山し、
午後は近くにある鞍掛山に向かう。

鞍掛山」に続く。


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コメント (4)
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