モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

晩夏の鳥海山・祓川から。1(2021年8月17日)

2021-09-02 | 鳥海山/祓川・夏

鳥海山にはいくつかの登山ルートがあるが、
祓川(はらいかわ)ルートはここしばらく登ってなかった。

このルート途中から康新道に入れば、チョウカイフスマやイワギキョウが豊富に咲いている。
今年は七月に二度、別ルートから鳥海山に行ったが、どちらの花もあまりよく見てなかった。
今ならまだ間に合うだろうと思い、今回、訪ねてみた。

登山口の祓川には旧矢島町濁川経由ではなく、旧鳥海町上原から奥山放牧場経由で入った。
こちらの方が道幅も広く、途中、猿倉付近に鳥海山のビューポイントが有る。







晩夏の鳥海山は残雪も少なくなり、すっかり黒いお山になっていた。
奥山放牧場からも一枚。




祓川の駐車場から遠くの山々を望む。左は秋田駒ヶ岳、右は岩手山。




どちらも見えたのは早朝の限られた時間だけ。この日、奥羽山系の山々は雲にとりつかれていた。

今回の非合法マップ



祓川の駐車場から歩き出すと、まずは竜ヶ原の湿原。

竜ヶ原の湿原から鳥海山を望む。



竜ヶ原の湿原から稲倉岳を望む。




ここは秋めいてくると竜胆が多く咲く処だが、この日は一部の株が咲き出していた。他にも花がちらほら。

エゾオヤマリンドウ                                   
ミズギク
 



こちらは紅色なのにシロバナトウウチソウ。



サワギキョウ                                ヒオウギアヤメ(神社向かいの池に生育)

 



竜ヶ原湿原を過ぎると、一旦、林の中に入り、祓川神社の跡地を過ぎる。
跡地と思ったら、この神社、いつの間にか再建されていた。
とてもちっこくてめんこい神社だ。

再建された祓川神社



神社の先の坂道



その向かいは急な坂になっているが、ここはベニバナイチゴがたいへん多いところ。

ベニバナイチゴの花



他にもアオノツガザクラやチングルマなど、いきなり高山植物が現れるが、
今、開花中なのはカラマツソウとモミジカラマツだった。

標高1200mなのに高山帯のようになっているのは、この場所の雪解けが特別に遅いせいだ。
この登山ルートではこれから先、七高山の山頂部(2200m)まで同じような花があちこちで見られるが、
これは遅くまで残る雪渓のせいだ。他の場所は晩夏なのに、この坂道はまだ春か初夏だった。

カラマツソウ                                      モミジカラマツ
 


モミジカラマツの花はカラマツソウにそっくりだが、モミジのように裂けた葉で識別する。

このルートにはこの先もすこぶる多く、秋の初雪の頃でも咲いている。

見慣れぬ木の花。調べたらムクロジ科のオガラバナのようだ。




ベニバナイチゴの多い坂道を登りきると、樹林帯に入る。
この先、花は少なくなるが、
木の実はけっこう有った。

クロヅル



オオカメノキ                                      
ハリブキ
 


樹林帯の登りはまだ続く。タッチラ坂という標識があったが、どの辺の坂道を指すのかよくわからない。
上の方に行くと、坂道は急になり、樹林も濃くなる。道端に花はなかったが、今度は草の実があった。

タケシマランの実




ツバメオモトの実                                  オオバタケシマランの実
   


この地味なセリ科は何だろう。                         急な坂道の上の白いものは何だろう。
 


坂道の上の白いものは匍匐したダケカンバの大木だった。こんなに折れ曲がっていても、この木は生きていた。




なおダケカンバのことをこの地方ではタッチラと呼ぶと後で知った。


」へ続く。

モウズイカの裏庭(トップ)へ。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする