みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

XLRケーブルを試してみた。

2016-01-17 16:00:00 | オーディオ
自分はケーブル類の違いには可なり疎い方です。
しかしアンバランス接続とバランス接続では可なり音の違いがあるとも聞きます。
そういうわけで今回CDプレイヤーとプリメインアンプの間を両方の接続で試してみました。

ただしケチな自分は結果がどう出るか分らないようなものに
初めから大金をつぎ込む気にはなれないです(^^;
一応なじみのショップ(販売員さん)に聞いてみると彼いわく、
「安い商品も結構あるけど、最低でも3万円以上の品を使わないと
良い結果が出ない場合もある」との回答。
高いアンプを買った直後の勢いで、サンマンエンでも良いか~とも思ったが
いやいや3万円も出して、大した違いが出なかったら悲惨だし。
とか思うとなかなか踏みきれないでいました。

そんな時にネットで出会ったのが "オーディオケーブル市場" というショップです。
ここはケーブルの銘柄・長さ・端子をお客さんの要望に合わせて製作するという
システムで価格もかなり良心的。
この店のお薦めの銘柄ゴッサムケーブルを使用して2mのものを注文。
欧州ではゴッサムはプロの現場で広く採用されているとのことです。
2~3日で現物が届いたので早速試して観ました。

今回試したCDP:ラックスマンD-06。アンプ:同L-507uX。
でアンバランス接続とバランス接続の両方を接続して、リモコンで切り替えて比較。
これはバランス接続の一方的な勝ちとなりました。
バランス接続では音量が大きくなり、音像もハッキリするうえに滑らかな感じになる。
アンバランス接続だとその逆ですね。音像がぼやけて引っ込んだように聴こえるのには驚きました。
今までは何も問題を感じずにいたのだから、知らないゆえに気づかないでいる幸せという
ものは有るかもしれないです(^^;
今回のテストで、ケーブルって換える意味があるものなんだなあ、とは思いましたが、
だからと言って、さあケーブルの総とっかえをしよう!とかいう情熱までは無いです。
ただ今回は、結果的にCDの音質が向上したのでちょっとだけ嬉しい。


今回テストに使ったCDは、次の三枚です。
㊧ ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」:独エテルナ1963年録音。
  (F・コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウス交響楽団)
㊥ 森昌子「古賀メロディを唄う」:ポニーキャニオン1988年録音。
㊨ ラモー「空想の管弦楽曲」(SACDシングル):独アルヒーフ2003年録音。
新しい録音のCDほど、ケーブルによる音質の差が縮まるという感じでした。