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みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『娚(おとこ)の一生』観ました。

2016-01-11 16:00:00 | 邦画
2015年:ショウゲート。 監督:。 WOWOWからの録画。
西 炯子(にし・けいこ)さんのヒット漫画を原作として、映画化したものです。
当然ですが原作とはいろいろと違っている設定もあるようです。
まあ自分は原作を読んでないので、細かいことは良く解らないんですけどね(^^;

 
染色作家だった祖母。               その祖母も、とうとう亡くなって....。

都会で失恋を経験して、田舎の祖母の家で一生を終えるべく決心した若い女性つぐみ。
祖母と同じように染色作家の道を歩もうとしている。
だが葬式の直後に、海江田という見知らぬ男が当然のような態度で家に上がりこんでくる。
何やら事情があるらしい。
生前の祖母と彼は恋愛関係にあって、いつでも出入りOKの許可をもらったのだから
自分にはこの家に出入りする権利があるのだ、というのが海江田の言い分なのだが。

 
図々しさの見本のような男、海江田。        友人が訪ねてきて結婚の報告。

食事の支度から洗濯までつぐみの世話になりながら、薪割りなどの男仕事さえ
能書き垂れて逃がれようとする態度には、さすがに観ているこっちもムカッときた(^^;
応分の労働さえイヤなら、お前は金を払って旅館にでも勝手に泊れよと言いたくなった。
だが観ているうちに解ってくるのだが、これは海江田にとって求愛のパターン。
そんな時に友人の岬がつぐみを訪ねてくる。用向きは結婚の報告だった。

 
友人「悪いヤツじゃなさそうだよ」。         夏祭りで。

つぐみの近況を聞かされる岬。だが海江田は岬には至極マトモに対応する。
「悪いヤツじゃなさそうじゃん」そう言い残して岬は帰っていく。
正直なところ、つぐみもしだいに海江田に対して心を開きつつあるのだったが。
そんな二人に関係がすこし変わってきたのは夏祭りの晩からだった。

 
帰りは手近にあった自転車で。           夜店でとった金魚やら。

夏祭りからの帰路、二人は寄り道をして話をする。少しだけお互いの気持ちが近づく....。
実際にはこの映画、二人の”恋のゆくえ”以外にも盛りつけがあって、
ちょっとイッパイかな、て感じもあるんですが。

自分にとって榮倉奈々さんと言えば、3Dアニメ『コラライン』の声優さんです(^^;
本作を見ると、実写の演技でも中々魅力的な方ですね。ちょっとファンになったかも(^^;
W主役のもう一方、豊川悦司氏(海江田役)は相変わらず凄く巧い役者さんと思いました。