みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「わが母の記」観ました。

2014-09-29 11:38:23 | 映画
おととし公開されて、かなりの評判をとった映画ですが、自分は
いまごろになって観ました。

BSプレミアムからBDに録画したものです。

作品の中を流れる雰囲気、情感には素晴らしいモノがあります。
いまどき滅多に味わえないような上質な作品でしょう。
原作(井上靖)が素晴らしいからこそと言えます。
出演者の演技レベルの高さも出色のものがあるとおもいます。

ただ、一方でなんとなく言葉にならない不満も感じました。
この感じってなんだろう、としばらく考えてフト思いついたのは、
全員がいい人ばっかりなんですねぇ。
この映画には「悪意」というものがこの世に無いかのような
ちょっと妙な感じを抱かせるところがあります。

あと主人公・伊上の心に長年わだかまっていた問題も、終盤あまりに
さりげなく解明されてしまうので、「その程度のことだったの?」と
やや肩すかしの感を受けました。
でもまあ、映画全体としてみれば大きな瑕疵とはいえないでしょうね。

親を見送る話ですから、基本的に明るい映画では無いのですが、
それでも暗くなったり、べったりした感じにならないのは
とても良かったと思います。
そういう意味では「新しい映画」と言えるかもしれませんね。

電動工具。

2014-09-27 15:37:13 | 工作
最近スピーカーの工作に関心が向いているせいかどうか、電動工具の購入が
続いています。

まず買ったのがボッシュの電動ジグソー、続いてボッシュの電動サンダー。
そして今日はマキタの振動ドリル。
いずれも新品で一万円前後の価格です。いや~電動工具もお安くなりました。

そうは言っても合計3万円以上の出費となれば軽くはない負担ですが、
まあ冗談ぬきで死ぬまで使えるので......。

ドリルも今迄のがあるので、それを使い続ける気でいたんですが、
今日の作業として10cmくらいの穴を板に開けようとしたら
全くパワー不足で使いものになりませんでした(^^;

無理に作業を続行しても危険なので、今日は早々に作業打ち切り。
今のドリル=70W ですが 700Wを買い足すことにしました。

出来合いのスピーカーをホイッと買っちゃえば、こんな苦労は無いですが。

ベテランぶって、赤っ恥(^^;

2014-09-26 18:47:07 | 工作
前項では板取りの場合「鋸しろを2mm見てね」とか書きこみましたが、
実際は3mm必要でした。

今日ホームセンターで板を買い、カットの受付のお姉さんに図面を渡した時に
「鋸しろ=3mmを見込んでいますか?」と言われてしまったのでした。

「鋸しろ=2mmでは?」と聞き返しましたが、これは自分の思い違いで、随分
長いことSP自作から離れていたための、単純な思い違いでした。

「鋸しろ=3mm」ということで改めて図面をチェックし直し。大丈Vでした。
ちょっと冷汗。へたにベテランぶると赤っ恥ですね(^^;

SP(スピーカー)製作記~ドルビーATMOSへの途

2014-09-25 07:29:24 | 工作
ドルビーATMOSにむけて、SP(スピーカー)を製作するという
方針は決った。

次にすることはSPユニットの選定だが、これも割とスムーズに決った。
PARC‐Audio社のDCU-F121W

ちょっと前にTV用SPのユニットを交換した話をしたが、それがPARC‐Audio社
のDCU-F131Wという製品。(DCU-F121Wのひとサイズ上の商品)
実際に使用してみて、かなり気に入ったので、同じシリーズの製品を今回も
使ってみることにしたわけです。

メーカーの仕様書には2種のキャビネットの紹介がされている。
 ① 標準として6.5ℓバスレフタイプ。
 ② もう少し容積を抑えた小ぶりのタイプ。

自分は6.5ℓバスレフタイプでいく、と決める。
ただし紹介例そのままでは、ちょっと使いにくい。縦・横・奥行きの比率を
自分の都合に合わせて変更する。

奥行きをかなり抑えたので、音の厚みの点では標準BOXには負けるかもしれない。
しかしサラウンド用SPなので、さほど問題にはならないと思う。

板取り図面をグラフ用紙に書く。
なんとか90×90の板、一枚で間に合うようだ。というか間に合わせるのだが、
ちょっとした組み合わせパズルの感じがして、ピシャッとおさまった時は
嬉しい。これをカインズホームあたりでカットしてもらえば良い。

ちょっと注意すべきことは鋸のカット分を見こんでおくこと。90cmの板で
22.5cm×4枚に取る、ということは不可能だ。鋸のカットで一回2mmほどが
喰われてしまい、最後の一枚は≪90.0-22.5×3-0.2×3=21.9
つまり21.9cmにしかならず、板取りは失敗、ということになる。

こんな場合はあらかじめ鋸の分を見込んで22.0cm×4枚(例)としなければ。
とうぜん辻褄合わせというか、この変更に伴い色々と変えなければイケナイ
部分が出てきてしまう。
まあこんなことはベテランの方なら"釈迦に説法"の部類になってしまう(^^;
初心者の方がSP製作に臨む場合の重要注意事項、というわけです。m(_ _)m

「ドルビーATMOS」について

2014-09-24 21:05:05 | オーディオ
「ドルビーATMOS」。
こう言われてソレがナニかを知っているあなた。

オヌシもまたオーディオマニアよのう、ふはっ、ふはっ、ふははっ。

などというボケはともかく、これは映画用音響システムのニューウェーブ
なのだと、ご理解をください。

従来が前・後・横など周囲からの音に囲まれるサラウンド音響だとすると
ドルビーATMOSとは、これに天井方向からの音を追加したもの。

これにより、ともかくもうありとあらゆる方向からの音響描写が可能に
なったとお考えください。

例:天井方向から来る雨・雷の音。後左から前右に走り抜けるレーシング
カーとか。いくらでも色々と考えられます。ただ、これを楽しむためには

① ドルビーATMOS機能のあるAVアンプの新規購入。
② 最低2台のスピーカー(天井用)の増設。
③ それと当然ながらドルビーATMOS方式の映画ソフト。

つまり何かと物入りなのでありますが、
ススンだオーディオマニアにとっては、当面最先端の課題なのであります。
(映画音響再生に関心のない方の場合を除く)

で、自分もドルビーATMOSに興味を持ってしまいました(^^;
しかし何事も先立つものが必要です。
しかし生憎リタイヤの身ではそうそう現役の頃のようにはいきません。

新規のAVアンプの購入など、当分ズンズンと先のことになりましょう。
ですが、比較的いま出来ることもあります。

低予算で小型なスピーカーを自作しておいて、あらかじめ天井の
あたりに配線を含めて準備しておく。
この程度のことなら手間は掛っても、お金はそれほど掛りません。

いざドルビーATMOSを実行する上で、一番面倒な部分でもあります。
なので現実に話を進めるとなった場合、そこの部分が済んでいると
格段に実現のスピードが違います。

不幸にしてドルビーATMOSを断念した場合でも、ステレオペアのスピー
カーが手元に残ります。

そんなわけで、恐ろしく長いマエフリでしたが、久しぶりにスピーカ
ーの新規工作をしたいと思います。ゆっくり時間が掛るとは思いますが。