2015年・米。 監督:スティーヴン・スピルバーグ。 WOWOWからの録画。
わりと評判が良いようなので観てみました。事前の知識なしだったんですが、
クレジットを見て初めてスピルバーグ監督の映画だと気づきました(^^;
まあ全体にそつなく巧く纏めている印象を受けるんで、
けっこう手練れの監督さんかなとは感じてましたけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b9/eef0902066a60c502a86c9b6642e3268.jpg)
FBIはソ連側スパイ・アベル大佐のアジトに突入。
当時は世界が資本主義国側(米陣営)と社会主義側(ソ連陣営)の二手に別れて
何かと張り合っていた時代。”冷戦”などとも呼ばれていました。
当然、スパイ合戦の激しさも一般人が想像する以上のものがあったと思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c5/19b6635a7cdd25fcce3f7ba39af8819b.jpg)
多くの米国人はスパイ=死刑が当然との考え。 米側も優秀な軍人を諜報員として養成。
そのような世情の中、FBIはソ連側スパイ・アベル大佐のアジトを発見、逮捕に至る。
米国民の多くがソ連側のスパイなど死刑に処するのが当然との意見の中、建前だけでも
”米側の公平さ”をアピールするため、議会は弁護士をつけて裁判を開く。
担当したドノヴァン弁護士は米社会の憎まれ役を引き受ける形になることもあって
初めはあまり乗り気ではなかったのだが....。
結局ドノヴァン弁護士の尽力で、米国民の予想とは異なり死刑を免れることになるアベル大佐。
そのことが後になって重要な意味をもつことになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/69/7644781ba1ce981544da8294fe5c46ae.jpg)
米偵察機U2。ソ連側はこれを発見し撃墜。 パワーズ操縦士はパラシュートで脱出。
一方、米側も軍人の中から優秀な者を選抜して諜報活動に従事させていた。
U2と呼ばれる全身黒塗りの偵察機に高性能なカメラを積んでソ連領空を侵犯、大量の
航空写真を撮影していたのだった。
だがソ連側に発見されて撃墜されてしまう。パイロットのパワーズ中尉はパラシュートで
脱出するが捕えられ、禁錮10年の刑を宣告される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9d/fb53eccd20996eafb67267c3bdefb0dd.jpg)
スパイ交換作戦は秘密裡に決定。 妻は今回の夫の出張に軽い不安を覚えて....。
アベル大佐とパワーズ中尉。
ともに米ソ両国の安全上の最高機密情報を握っている二人を極力早期に交換するというアイディア。
映画の後半は両国の利害が一致して、実際にスパイ交換が実行されるというまさかの展開に。
しかし事の性質上、国家が表立つわけには行かない。計画を実行するにしても、あくまで実権のない
一般人としての行動になる。またしても損な役回りを引き受けることになった弁護士ドノヴァン。
だが彼の侠気は「受けるべきだ」と判断。妻には休暇半ばの気楽な出張だと言い置いて
交換の場所=東独ベルリンへ向かう。
長めの上映時間ですが、飽きさせませんね。さすがにスピルバーグ監督の作品だと思いました。
ネタとしては飛びきり新鮮ともいえない題材ですが、それなりに面白かったと感じさせてくれる
あたりはやっぱり大した人です。
U2の存在が明らかになった当時自分はまだ子供、しかし世界中が大騒ぎになったのを
憶えています。特異な形の黒塗り機体はかなり強い印象を受けました。
そして黒い塗料にはレーダーに反応しないための成分が入っているのだとか後から知り
またしてもビックリ。
■
わりと評判が良いようなので観てみました。事前の知識なしだったんですが、
クレジットを見て初めてスピルバーグ監督の映画だと気づきました(^^;
まあ全体にそつなく巧く纏めている印象を受けるんで、
けっこう手練れの監督さんかなとは感じてましたけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/4e/4fa4676e6aee4a9116332c335acc1fdc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b9/eef0902066a60c502a86c9b6642e3268.jpg)
FBIはソ連側スパイ・アベル大佐のアジトに突入。
当時は世界が資本主義国側(米陣営)と社会主義側(ソ連陣営)の二手に別れて
何かと張り合っていた時代。”冷戦”などとも呼ばれていました。
当然、スパイ合戦の激しさも一般人が想像する以上のものがあったと思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ac/ae23b5497a7df6b0d856dcc92aec0a39.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c5/19b6635a7cdd25fcce3f7ba39af8819b.jpg)
多くの米国人はスパイ=死刑が当然との考え。 米側も優秀な軍人を諜報員として養成。
そのような世情の中、FBIはソ連側スパイ・アベル大佐のアジトを発見、逮捕に至る。
米国民の多くがソ連側のスパイなど死刑に処するのが当然との意見の中、建前だけでも
”米側の公平さ”をアピールするため、議会は弁護士をつけて裁判を開く。
担当したドノヴァン弁護士は米社会の憎まれ役を引き受ける形になることもあって
初めはあまり乗り気ではなかったのだが....。
結局ドノヴァン弁護士の尽力で、米国民の予想とは異なり死刑を免れることになるアベル大佐。
そのことが後になって重要な意味をもつことになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/25/f97de671dcc9d1719b241f437759f5f6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/69/7644781ba1ce981544da8294fe5c46ae.jpg)
米偵察機U2。ソ連側はこれを発見し撃墜。 パワーズ操縦士はパラシュートで脱出。
一方、米側も軍人の中から優秀な者を選抜して諜報活動に従事させていた。
U2と呼ばれる全身黒塗りの偵察機に高性能なカメラを積んでソ連領空を侵犯、大量の
航空写真を撮影していたのだった。
だがソ連側に発見されて撃墜されてしまう。パイロットのパワーズ中尉はパラシュートで
脱出するが捕えられ、禁錮10年の刑を宣告される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6a/360fa47b123ef8bdf595c202fdf224b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9d/fb53eccd20996eafb67267c3bdefb0dd.jpg)
スパイ交換作戦は秘密裡に決定。 妻は今回の夫の出張に軽い不安を覚えて....。
アベル大佐とパワーズ中尉。
ともに米ソ両国の安全上の最高機密情報を握っている二人を極力早期に交換するというアイディア。
映画の後半は両国の利害が一致して、実際にスパイ交換が実行されるというまさかの展開に。
しかし事の性質上、国家が表立つわけには行かない。計画を実行するにしても、あくまで実権のない
一般人としての行動になる。またしても損な役回りを引き受けることになった弁護士ドノヴァン。
だが彼の侠気は「受けるべきだ」と判断。妻には休暇半ばの気楽な出張だと言い置いて
交換の場所=東独ベルリンへ向かう。
長めの上映時間ですが、飽きさせませんね。さすがにスピルバーグ監督の作品だと思いました。
ネタとしては飛びきり新鮮ともいえない題材ですが、それなりに面白かったと感じさせてくれる
あたりはやっぱり大した人です。
U2の存在が明らかになった当時自分はまだ子供、しかし世界中が大騒ぎになったのを
憶えています。特異な形の黒塗り機体はかなり強い印象を受けました。
そして黒い塗料にはレーダーに反応しないための成分が入っているのだとか後から知り
またしてもビックリ。
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