みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「ヒア アフター」観ました。

2015-02-28 16:40:00 | 洋画
2010年・米ワーナー。 監督=クリント・イーストウッド。 セルBDにて視聴。
この映画の公開途中に東日本大震災が発生、急遽上映が中止された経緯があります。
BD発売はだいぶ後になりましたが、購入後も3年くらい買ったままになっていました。

 
南洋のビーチで津波に遭遇。             臨死体験をする女性ジャーナリスト、マリー。

 
霊媒師ジョージ。出来ればこんな仕事は辞めたい。   「間違いなく本物の霊媒師だ」と驚嘆する訪問客。

 
交通事故で兄を亡くし半狂乱の弟。         転職を考え、料理教室に通うジョージ。

観終った時の印象としては、案外サラッとした感じのお話だな~と。
そんなに大きな事件も起こらないし。
やはり当時の日本としては大災害直後の中で観る”災害シーン”ということで
受け止める側の心理が正常ではなかったということでしょうかね。

いずれにしても、自分の場合この映画自体から何かしら大きなショックを受ける
ということはありませんでした。
もちろん受け止め方は人それぞれでしょうけど。

あと主要人物=霊媒師ジョージの役にマット・ディモン.....(^^;
個人的にそのキャスティングどうなのよ?って感じがします。
アクションヒーローのイメージが強い彼をこのような映画に起用するというのは
商業的な意味合いが強かったんでしょうね。

最後に。タイトルの「ヒアアフター」とは「来世」のことだそうです。

「ATOM」観ました。

2015-02-26 20:04:30 | 劇場用アニメ
2009年・米/香港。 監督=デビッド・パワーズ。 セルBDにて視聴。
ずいぶん前に安く買ってそのままだったBDです。今だと更に半値以下で買えます(^^;
内容の方は悪くないんじゃないでしょうか。けっこう楽しめます。
ただパナから貰った販促用3D盤の中にATOMの3Dバージョンが数分だけ入っていました。
なので3D版の発売もあるのかと期待してだいぶ待ってたんですが。
結局そのままになってしまいました(^^;

 
天馬博士は、自らの軽慮で息子トビーを亡くす。            アトムの設計図(^^; 今回もっとも手塚先生の匂いを感じました。

 
博士自らアトムに英才教育を施す。                  大変に優秀な能力を示す。だが、やっぱりトビーじゃない!

 
所詮アトムはトビーのニセモノに過ぎない。              天馬博士に拒絶されアトムは居場所をなくす。家を出るしかない。

 
ゴミためのような地上の世界。 ようやくアトムは仲間を得る。     ロボット同士を戦わせる見世物に出される。

いわばインターナショナル的な無難なストーリーですが、これをどうこう言うつもりは
ありません。良く出来ていると思います。
続編がどんどん作られるようならば、出したい要望もありますが、これ一本だけのようだし。

昔、手塚先生が「少年」誌に連載していたころからの「鉄腕アトム」のファンです。
ただTVアニメには正直失望しました。あまりにも手抜きいっぱいの作画と感じました。
当時小学生でしたが、ディズニーなどのフルアニメーションの美しい作品を知っていると
正視に堪えないものがありました。昔は「フルアニメ」が当然の基準でしたし。
でも世間的には評判が良かったようです。

今だと毎週放送に間に合わせなければならない過酷さを理解できますが.....
それにしてもクォリティ的に酷かった。
アトムの良いイメージをグチャグチャに壊されたことから、
長い期間、手塚先生の作品を敬遠するようにもなりましたっけ。

いまは思い直して、ヤッパリ「手塚先生の作品は凄い」と素直に思いますけど。

「天使の涙」観ました。

2015-02-25 14:50:40 | アジア映画
1995年・香港。 監督=ウォン・カーウァイ。 WOWOWからのBD録画。
う~ん、よく解らない映画だ....。
内容が難しくて解らないというより、まずストーリーが曖昧で解りにくい....。

 
パートナーを組んでの殺し屋稼業。          女が仕事を取ってきて、男が実行役。

 
仲の良い養父と息子。                息子は想像力が豊かすぎる?ちょっと変わった性格。

 
相棒とのコンビ解消。 最後の仕事。         夜の闇に消えていく二人。

先ほども書いたけれど、なんか曖昧なストーリーという印象。
雰囲気を狙っているつもりなのかも。
だとすると、この映画、自分には合わないかな....。

ちょっと調べてみたら、このウォン・カーウァイってお人は
あの「花様年華」の監督さんでもありました。
あ~どうりで自分には....ダメだわ (^^;

「マラヴィータ」観ました。

2015-02-24 18:10:44 | 洋画
2013年・米/仏。 監督=リュック・ベッソン。 WOWOWからのBD録画。
実際に観たあとで気がついたのですが、これはM・スコセッシ監督の「グッド・フェローズ」の
後日譚だなということ。もちろんシリアスとコメディの違いは有りますが。
今回スコセッシ氏は、製作者としてクレジットされています。

 
これからの生活上の心構えを説くパパ。                物置で古いタイプライターを見つけ、自伝を書こうと思い付く。

 
ステレオタイプな陰口を叩かれて頭にくるママ。            はらいせに店を爆破してやった。 少しはスッキリ?

   
子どもたちの転校先。 あ~あヤッパリ田舎のガッコだぜぃ(^^;     早速ワルどもに目をつけられ絡まれる。

  
地域に馴染むため近所の人を招んでバーべキューパーティを開く。    学校新聞に載せる小話ネタを何気なく書くウォレン。
                                  それはイタリア系ギャングにはすぐにピンとくるギャグだった。


FBIの証人保護プログラムによって、名前をブレイクと変えて
フランスの北西部ノルマンジーの片田舎に移り住むマンゾーニ一家。
しかし自分たちが世を忍ぶべき立場にいるということがあまり解っていないようだ。
NYに居た時と同様に、やりたいようにして暮らす一家。
結局ちょっとしたことからアメリカの監獄にいるギャングに居所を感づかれてしまい、
殺し屋たちが集団で送られてくる.....。

正直あんまり期待はしてなかったんですが、けっこう面白かったな~。
観て損はないです。
なお "マラヴィータ" とはマンゾーニ家の飼い犬の名前です。

あと小さなことですが、タイプライターのロゴが "ブラザー" とあります。
ブラザーって電動ミシン、OA機器などを製造している日本の電器メーカーなんですよね。
以前は冷蔵庫なんかも作っていたのを覚えています。 



「ブルー・ジャスミン」観ました。

2015-02-23 18:55:00 | 洋画
2013年・米。 監督=ウディ・アレン。 WOWOWからのBD録画。
今年のアカデミー受賞作なんで、自分も観てみました。
ケイト・ブランシェット演じるところのヒロイン=ジャスミンって救いようのない女だなあ。
もっとも演技なんですから、映画の中でそう感じさせたら「女優さんの勝ち」なんですけど。

 
全てを無くし、妹を頼っての侘しい旅のはず。     なのに自慢話が止まらない。 これはもはや病気なのでは?

 
夫のハルは詐欺商法で荒稼ぎする悪党だった。     親戚がコツコツ貯めたのを知るや早速捲き上げにかかる(^^;

 
遂にFBIに通報されハルは逮捕の憂き目に。      息子に会いに行くが拒絶されて....。  

なんか因果応報って言葉が浮かんできちゃいましたね。
で、やっぱりこうなっちゃうについては、ジャスミン自身にもシッカリ責任があるわけで。

この手のキャラが出てくるのは、いかにもウディ・アレン監督の映画って感じがします。
自分はあまり好みじゃないけど。でもあの終り方には結構キました。