森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

「この木なんの木」とカメハメハ5世の関係

2015年10月27日 | 歴史


これまでに何度か写真だけ、ご紹介していた「この木なんの木」。日立のCMの木として、日本でも有名ですね。はい、日立の木は、今もホノルル西のモアナルアガーデンに、元気に鎮座しています!

日立の木を見るため、恐らくオアフ島周遊ツアーの途中、大急ぎでモアナルアガーデンを訪問する日本の方が多いよう。CMで見たとおりの立派な木の前で、嬉しそうに写真を撮る方を、ガーデンを訪れるたびに目にします。

ですがこのガーデンには、日立の木だけではなく、モンキーポッドの巨木が何本もたっております(なにせ22エーカーもの広さを誇るガーデンですから~)。駆け足で日立の木だけを見て帰るのでは、もったいない! ゆっくり訪問してほしいナ、と思います。もちろん、見所は木だけではありません。

たとえばガーデンの一角には、カメハメハ5世の別荘が残っています。カメハメハ5世はモアナルア渓谷全体を昔、所有しており、この地をこよなく愛していました。王子時代の1850年に別荘を建て、友人たちを招いては、楽しい時を過ごしたそうです。



別荘の前には、タロイモの水田なども。



近年、一人$3の入場料が課されるようにはなりましたが、今も昔も、モアナルアガーデンは、地元の人々の憩いの場。ぜひ! お弁当でも持って、ゆっくり遊びに行ってみてくださいね~。


コメント (2)
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