森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

またもや怒涛のブラックフライデー

2013年11月29日 | 日記


ふ~。今年も行って参りました、ブラックフライデー真っ只中のアラモアナセンターに。ブラックフライデーとは、感謝祭翌日の金曜日。この日アメリカでは、伝統的にクリスマス商戦の火蓋が切られ、老若男女がこぞって買い物に押しかける日なのですが…。

もちろん、私も混み混みのショッピングセンターに行きたくないのは山々ですが、ティーンエイジャーの娘にせがまれて、やはり毎年出かけることになるわけです。去年は午後遅くに出かけたので、そうでもなかったのですが、今年アラモアナセンターの駐車場は超満員。駐車するのに40分かかり、車を降りた時点でクタクタでした、私。

ですが、その後はなんとなく買い物に狂ってしまいました。今年はなんだか、店丸ごと全品半額! といった豪快なセールが多かったような気がします。たとえば、オールドネイビーは全品半額。アメリカンイーグルや、ギリーヒックスも店内の全てが半額! エアロポステールにいたっては、全てが60%引きでした。なので目をギラギラさせつつ店内を彷徨ってしまうのは、女性の本能というものでしょうか…。

どこもかしこも混んでいた中、特にすごかったのはオールドネイビーでしょうか。なにせ、レジの周りに凄まじい列ができていて。ザッと数えたところ、100人は並んでいたでしょう。その光景を見て一瞬、ひるみましたが、私は息子のパンツ4本を手にしていました。全部半額ですから、ここで諦めるわけにはいきません。

観念して列に並んだところ、30分くらいで順番が回ってきてホッ。レジ台が15台もオープンしていて、しかも従業員が効率よく客を割りふっていたので、案外早く支払いを済ませることができました。

これからクリスマスの狂想曲は高じるばかりでしょうが、さらに。クリスマス翌日のアフタークリスマス・セールというのも待っていますからね。その日は(売れ残りが主かもしれませんが)真のセールというか、年度末の叩き売りともいうべきセールですから、値引率は今日の比ではアリマセン。クリスマスの準備でクタクタになった翌日、娘とともにそこに参戦することを思うと、今からゾ~ッ…いえ、ワクワクしてしまう私です。本当に…。

上の写真は、くだんのオールドネイビーの写真です。レジの前に4列、ジグザグになって列ができ、まるでディズニーランドのようでした。

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ハワイの著名シェフによるチャイリティイベントに行ってきました!

2013年11月26日 | 日記


昨夜は、「シェフズ・フォー・ホープ」というイベントに家族で行ってまいりました。先日のフィリピンの台風被害への募金集めを目的としたイベントで、ハワイの名高いレストランが30近くも集まり、自慢の料理を無料で振舞ってくれました。

これはタイ出身のシェフ、チャイがまとめ役となり、シェフが一団となって行うチャリティ・イベントで、今回で3回目の開催。前回は一昨年の、日本の地震の直後の5月に行われましたっけ。

内容はブッフェとは違うのですが、各レストランはブースを出し、一皿づつ提供するというシステム。それらを好きなだけいただけるという美味しいイベントで、ワイン、日本酒、ビールも自由にチョイスできるのです。

チケットは1人$100。いえいえ、決してこれは高くありませんヨ。シェフもドリンクのブースも100%持ち出しで、チケット代は丸ごと寄付金となるのですから、これはパーティ代を出すという感覚ではなく、「寄付してくれたら、素晴らしい御馳走をしますよ」とシェフ達にいわれていそいそ出かけてきた…という感覚でしょうか。今回の収益は、サルベーション・アーミーという慈善団体を通じてフィリピンに送られるとのことでした。我が家ではいずれにしろ毎年、年末にサルベーション・アーミーに寄付をしていますから、「ならば」と、このイベントに一家で出かけてきたわけです。実は私は東日本地震のイベントに仕事で行ってきていたので(役得でした)、このイベントの素晴らしさを家族にも知ってほしかったのです。



それにしても豪華なイベントでした…。アラン・ウォングスやロイズ、モリモト、12thアヴェニュー、JJビストロ、カフェ・ローファー、カカアコキッチン、マリポサ、タンゴなどなど、ハワイの人気レストランがずらり、ですから。うちの主人は、初めてこれら著名なシェフを目の前にして感激していました。名シェフ達が、ブースの後ろでせっせとお肉を焼いていたりするのですから、これはスゴイです。

しかも、それぞれの料理が豪華! いくらチャリティだとて、彼らは出し惜しみしませんよ。チップス…なんてチープな皿は皆無で、昨夜はシーフードが圧倒的に多かったですね。大きなエビを使ったものや、ポキも多かった…。シーフードヌードルやステーキも我が家では好評でした。なんだか、シェフの誇りを強く感じた夜でした。

さらに! 人気ハワイアンミュージシャンも次々登場して盛り上げてくれました。私の敬愛するロバート・カジメロさんは、男性フラダンサーを従えて登場。あとハパ、ライアテア・ヘルムも歌ってくれました~。もちろん、皆、無償でのサービスです。さすがロバートさんだ!(あ、あとハパとライアテアも)

あれだけのイベントを企画したチャイさん、MAHALOです。そしてチャイさんの誘いにはせ参じてくれ、スタッフから食材、自らの時間を無料でサービスしてくれたシェフ達も有難う。チケット代だけ考えても、昨日はかなりの寄付金が集まったはず。

やっぱりハワイは美しいです! 



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カウアイ王族の生誕地

2013年11月23日 | 不思議譚


今回のカウアイでは、ワイルア川沿いにあるヘイアウ、ホロホロクーと、バースストーンを見ることが第一の目的でした(ワイルアリバー州立公園内)。バースストーンとは、かつて王族女性がその上で出産したと言われる、神聖な岩ですね。

ハワイ各地にバースストーンがありますが、有名なのは、オアフ島ワヒアワのクーカニロコの史跡。ほかに、マウイ島ラハイナの港の岸壁から数メートル先、海水に洗われる状態のバースストーンも、見たことがあります。またホノルルの名門校プナホウスクールの門前にも、バースストーンが鎮座していますよね。

カウアイのバースストーンはポハク・ホウハナウと呼ばれ、一説によると、カウアイ島の王は皆、この岩のもとで生まれたものとか。

バースストーンに関してよく言われるのは、その岩には産みの苦しみを和らげるマナ(霊力)があるとか、その聖なる岩で生まれた子供には神の加護があるとか、そういった言い伝えですね。

出産の際には岩にラウハラ織りのマットやカパ布が巻きつけられたとのことですが、それにしても。岩の上で出産というのは、どう考えても不快そう! それをあえて実行するからには、よほど「岩の持つマナ」への信仰が強かったのだろうと察します(もちろん、岩のマナだけが出産の苦しみを和らげるのではなく、そこには出産を助ける医療担当のカフナがいたり、ロミロミマッサージが施されたり、薬草が駆使されたりもしたようですが…)。

なにせ昔の出産は女性にとって命賭けの大仕事。なので王族女性は、少しでも神の助けを願った…ということなのかもしれません。

…思えば現代の女性は、快適な病院のベッドで、麻酔による無痛分娩も受けられるのですから、古代のいかなる王族女性よりも恵まれていますよね。いにしえの高貴な女性たちにも、「それってズルイわ~」と文句を言われてしまいそうです。


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カウアイ島に行ってきました

2013年11月19日 | 不思議譚


また更新が遅くなってゴメンナサイ。前回、丸亀うどんの話をしたきりでしたね…。実はその翌日から、カウアイ島に行っていました。本邦初、旅行先からのブログ更新を試みたのですが、ITに弱い私は果たせず…。どうぞ次回にご期待ください!

私にとっては今年3回目のカウアイでしたが、主人は20年ぶり。子供達は初めてだったので、なかなかエキサイティングな旅になりました。ええ、いろいろな意味で…。訪問先はまたの機会にアップしますが、今回、私が感銘を受けたのが、カウアイの川です。ワイルア川をはじめ、カウアイには川が多いですよね。しかもハワイ中でも、船が行きかうほどの川があるのは、カウアイだけだそうです。上の写真は高台から見降ろしたワイルア川ですが、こんもりとした緑を連なるその姿は、まるでアマゾンのよう(大袈裟?)。淡水が豊富で肥沃な土壌に恵まれたワイルア川河口が、初期のポリネシア人の入植地となったのも、なんだか納得できました。

カウアイ島の誇るワイルア川ですが、ちなみにその名前の由来は諸説あるそうです。まずは「2本の川」。ハワイ語でルアは数字の2を表しますね。ワイは水です。2本の川がやがて1本の大きな川になったのがワイルア川なので、その名前がついたという説が1つ。

もう1つは、ずばり「ゴースト」ですって。お手元のハワイ語辞典を見ていただくとわかるように、ワイルアにはハワイ語でゴースト、スピットという意味もあります。つまりワイルア川=ゴースト川といったところでしょうか。実際、カウアイ島では、ある決まった月夜の晩、ワイルア川まで行進してきた死者の列がカヌーにのって川を下り、ポリハレという土地へ。ポリハレの崖から無限の闇、つまりあの世に飛び込むという伝説があるそうです。

死者の列が月夜のなかを行進するという「ナイト・マーチャーの伝説」はハワイのあちこちにありますが、カウアイの死者は、カヌーで川を行くのですね…。いかにも川の豊かなカウアイらしい逸話ですが、なんだかリアルな話で、その光景を想像したらゾ~ッとしてしまいました。

夜のワイルア川は、あまり覗いてみないほうがいいのかもしれません!
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丸亀うどんにハワイ住人も夢中!

2013年11月08日 | グルメ


日本でも人気の丸亀うどんが、ついに! ダウンタウンにオープンしました! ワイキキ店も登場して以来、常に行列のできる人気店でしたが、ダウンタウン進出のニュースを漏れ聞いたのは、昨年10月のこと。家族揃って丸亀ファンだったので、それはそれは楽しみにしていたのです。

家の近所のフォールストリートのオープン予定地には、「丸亀うどんがオープンします」みたいな告知は張り出されましたが、それからは何の動きもなく…。待てど暮らせど工事の始まる気配はなく、「もう待ちくたびれたわ」と思った数ヶ月前から、工事が急ピッチで進み始めたのでした。

オープンはこの火曜日で、私は今日、やっと娘と2人で行ってきました! ランチタイムを外そうと、13時半頃に行ったのですが、店内はいっぱい。15人以上並んでいましたが、そこは丸亀うどんです。列がするすると進んで、間もなく美味しいうどん&天ぷらをいただくことができました(空腹のあまりさっさと食べてしまって写真を忘れました…)。うどんもスープも天ぷらも、完璧でした! またすぐ、行きたい!



結局、今日は少なくとも14時半頃まで行列ができていたようです(昨日の4時ころ通りかかったところ、まだいっぱいでした)。この分だと、ダウンタウンの丸亀フィーバーはしばらく続きそう。ダウンタウン周辺では、けっこう話題になってますからね! 

ということで、丸亀ダウンタウン店のニュース?をお知らせしました。場所は、フォート・ストリートとホテル・ストリートの角。次回はきちっと料理写真をUPしますね!
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