森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

日本に帰国しま~す

2012年10月29日 | 日記
突然ですが、明日、日本に向け出発します。
いえいえ、緊急の用事とかではないのですよ。
長らく計画していたことなのですが、バタバタで告知が遅れました…。すみません。
今回はずっと、1週間強、横浜滞在です。山下公園前に!

もし日本から更新できるようでしたら、更新しますね。「森出じゅん、寿司をほうばるの図」か何かの写真とともに…。

では皆さん、ALOHA!
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ハワイにまた津波警報

2012年10月27日 | 日記


なんということでしょう! ハワイにまた、津波警告が出されています。
カナダでの、マグニチュード7.7の地震の影響です。日本は大丈夫なのでしょうか?

今夜、ホノルル・ダウンタウンは、ハロウィーン・パーティの真っ盛り。
コスチュームを着た老若男女でヌウアヌ通りは一杯でしたが、先ほどからパトカーが街をめぐり、「津波警報が出されました。ただちに避難してください」のアナウンス。もちろん、パーティもお開きです。

今夜、16歳の息子は、友人宅(の豪邸)で、ハロウィーン・パーティ中。お泊りしているのですが、タンタロスの山の上でよかった!
もしも海岸沿いのお宅にいたら、きっと今頃、息子を迎えに夜道を走っていることでしょう。

それにしてもカナダでの地震被害が大きくないことを祈ります。詳細はまだわからないのですが。
ハワイに津波が到着するとされる10時22分にも、何事もありませんように…! 神様~!
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楽園のシェイブアイス

2012年10月26日 | 日記


今日は簡単な写真ネタで失礼しま~す。

先ほど、娘とダウンタウンの銀行まで歩いていたら。夕暮れ時なのに蒸し暑くて、汗がタラタラ…。思わず、銀行横の小さなよろず屋風の店に飛び込んで、シェイブアイスを注文しました。小豆とカスタードプリンの組み合わせが絶品で! 甘すぎずもなく、店にアロハシャツ姿のサラリーマン風のお客さんが何人もいたのも、納得の美味しさでした(金曜の夕方ですからねえ)。

写真は、店先で売っていた、私の大好きなアンセリウムの前で撮ったシェイブアイスです。これぞ楽園のコンビネーション!
(この店には私の好きなグリーンのアンセリウムを初め、いつも新鮮なアンセリウムがあります)

お店の場所は、カメハメハ大王像から徒歩5分。アラケア・ストリートとマーチャント・ストリートの角にあります。外にシェイブアイスの写真がたくさん張り出されているので、すぐわかりま~す。
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スパで見たティーリーフのお供え

2012年10月24日 | ハワイアナ


昨日、今日と、仕事でスパ&サロン巡りをしていました。どこも特徴があり、素敵な場所ばかり。海を見ながらマッサージ~とか、庭園で~とか、プライベートな隠れ家的な雰囲気の中で~、とか。

どこを訪れても清なる空気というか良い気が流れていて、そして、お客さんがリラックスできるようにとの気遣いに溢れていました。それはお香だったりリラクゼーション音楽だったり、生花だったり、照明だったりといろいろ。

中でもうち1軒には、写真のようにハワイアンソルトがティーリーフの上に供えられていました。霊的なクレンジングをしているんですね。なんてハワイ的なんでしょう! 

ご存知のようにティーリーフには霊的な洗浄効果があり、よくお清めや御守りに使われますよね。ハワイでは庭にティーリーフを植えた家が多いものです。学校に多いのも…偶然ではないでしょう。 

ですが、ティーリーフといっても霊的なパワーがあるのはグリーンのティーリーフだけ。葉が赤い種もあるのですが、これは別。近世にハワイに入ってきたもので、ハワイの癒しの伝統とは関係ないそうです(ハワイ文化の権威、メリー・カヴェナ・プクイさんによる)。

なのに! いつか霊能者の案内するハワイ、みたいな日本の雑誌を見ていたら。その霊能者とともに大きく雑誌で紹介されていたのは、なんと赤いティーリーフでした。…超有名な霊能者なのに、本当はこの方、ハワイのことなんて何にも知らないんだな~、とがっかりしたのを覚えています(同時に、撮影を世話したコーディネーター氏が勉強不足なのかな?)。

あ、こんなネガティブなことを言っては、清らかなティーリーフに叱られますね。今日はこのへんで失礼します~。
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ハワイの聖地を護る白人レンジャー

2012年10月20日 | ハワイアナ


前回ご紹介したプウホヌア・オ・ホオナウナウ。現在は歴史国立公園になっています。すでに述べたように古来、本当に文化的に重要な聖地でした。そこにあるヘイアウ、ハレ・オ・ケアヴェには昔、カメハメハ大王のひいおじいさんを含め、偉~い首長、23体のご遺体が安置されていてあまりに神聖だったため、1819年、カメハメハ2世によってハワイ中のヘイアウに破壊令が下された際も、破壊を免れたほどです(今は遺体は移されています)。

そんな聖地が1961年には歴史国立公園に認定され、アメリカの連邦政府によって保護されているのは、嬉しい限り。今回の訪問の際も、それが実感できるある出来事を目撃しました…。

公園の海辺の一角は小さな湾になっています。ごく小さな、でも美しいその湾はその昔、王族のカヌーだけが出入りできる特別な場所でした。一般人は立ち入り禁止だったそうです(入ったら、もしかして死刑になったのかも?)。

私がその湾の写真を撮っていたその時。海でスノーケルをしていた白人夫婦が湾近くで顔を出し、上陸しようとしました。すると! どこで見ていたのか、制服を着たパークレンジャーが大急ぎでやってきて、大声で警告。

「そこの人たち!! ただちに湾から出てください~!!!」

そして夫婦になりやら言うと、夫婦はまた湾の外へと泳いでいきました。シニアのご夫婦でしたが、2人に周囲の視線がいっせいに集中して、ちょっとお気の毒だったなあ。

湾の回りのビーチには、黄色のテープが張られていて。まあ立ち入り禁止だったのですが、海から湾に近づいた夫婦にはそれがわからかなったんですよね。ビーチ側からは一目瞭然だったので、私はテープの外から写真を撮りましたが。

でもそのテープの理由は、正直私にはわかりませんでした。まさか、ここが聖なる湾だからじゃないよね~、海亀の生息地なのかな? と私は推測していたのです。

そこで以上の光景を目撃した後、(ちょっと怖かったけれど)パークレンジャーに聞いてみたのです。「なぜこの湾は立ち入り禁止なのですか?」と。パークレンジャーは米本土出身風の白人男性でしたが、

「ここは昔、王族だけが出入りできた神聖な湾だからです」(レンジャー)
「ああ! だから今もしっかり護られているんですね?」(私)
「その通りです」

…私は感動しました。土地で生まれたハワイアンではなくても。パークレンジャーの人たちはしっかりと聖地に目を光らせ、護っているんですね。正直言って、連邦政府の職員って、そういうこと全く気にしていないのかと思いました。でも違った! ハートを注いで聖地を護っているのが、よ~く感じられました。あの人たちのお陰で、これからもずっとこのハワイの聖地は、護られていくのでしょう。

そんなことを考えながら、なんだかとても温かい気持ちになって、美しい湾を後にしました。


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