森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

私を追いかけてきた声@アラモアナビーチ

2022年06月28日 | 日記


昨日はいつも通り、アラモアナビーチをウォーキング。気持ちのいい汗をかいた後、車に向かって歩いていたら、「ガハハハ、グァハハハ!」という野太く下品な声が追いかけてきました。

平静を装いながらも「背後にちょっとイカレタ人がいる?」と恐る恐る振り返ると、なんと長い足を垂らした体長30センチほどの大きな鳥が、低空飛行で私を追いかけてくるではありませんか! 

見ていると鳥はバサバサと音を立ててヨットハーバー前の木に降り立ち、ノンビリしていました。









ハワイは野鳥天国ですが、この鳥を見かけたのは初めて。図鑑を見たところ、アウクウという野鳥のようでした。目が真っ赤! 夫によると、釣り人のおこぼれを狙って、よくハーバー近くにいるようです。

…それにしても、あの鳴き声! 人間そっくりで、鳥の声とはとても思えませんでした。人面鳥だったらそんな声でなくかな…という感じ。

また発見したら、写真撮ってきますね~。
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改めて考えたハナウマ湾のモオ伝説

2022年06月26日 | 日記


時間が経ってしまいましたが、ハナウマ湾に行って以来、ずっと書きたくてうずうずしていた内容を書かせていただきますね。いえ、大したことではないのですが…。

今回、久しぶりにハナウマに出かけてつくづく思ったのが、「湾を取り巻く丘は、本当に半神モオの似姿だなあ」ということでした。ハワイ神話好きの方はとっくにご存知と思いますが、モオというのは大とかげの姿の半神ですよね。それこそハワイ中にモオ伝説が残り、このハナウマ湾もモオ伝説の舞台の一つ。湾を取りまく丘には悲しいモオの伝説があります。

昔、美しいモオの王女に2人の男性が求婚。2人はウマと呼ばれる腕相撲のようなスポーツで勝負し、勝った方が王女の夫になることになりました。ところが二人の力は互角で、いつまでたっても勝敗がつきません。2人が腕を組みあったまま1日が終わろうという時、その様子に心を痛めた王女は二人が同等に自分を見ていられるようにと、ハナウマ湾の見下ろす丘に変化(へんげ)した…ということです。

ちなみに、ハナウマという地名には2つの解釈があり、一つは「湾曲した湾」。もう一つは、「ウマの湾」、つまりこの悲しい伝説にまつわる地名ですね。

そんな物語を頭に、このたび改めて湾周辺の丘を見上げると…。本当に大とかげが寝そべっている様子にそっくりで、唸ってしまいました。特に丘の先端の部分は大とかげの顔のようにも見えます。いにしえのハワイアンがこの地でモオの物語を紡いだのも、ウン、納得、という感じでした。



モオ伝説の背景には諸説がありますが、そのうちの一つが、遠くの山並みに大とかげの姿を連想したから、というもの。ハナウマ湾を訪れた後は、私もその説に1票、入れたくなりました。

皆さんはどう思いますか???

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父の日、おめでとうございます!

2022年06月20日 | 日記


時差の関係で、ハワイ&アメリカでは今日が「父の日」。世界中のお父さん、そして宇宙の彼方(天国)のお父さん方、おめでとうございます!

今朝もアラモアナビーチに出かけてきましたが、BBQ日和だった今日はあちこちにテントが立って、それは賑やかでした。

マジックアイランド沖のサーフスポット「アラモアナ・ボウルズ」ではサーフィンコンテストも開催中! なので駐車場が混んでいたのですね。



広~いビーチパークでは、瞑想をする人々(冒頭の写真)、武術のグループ、家族連れなどが思い思いに父の日の休日を楽しんでいました。我が家は一応、主人のお気に入りレストランに夕食に出かける予定です。

ギフトはもう渡しました…。最近、主人がイラスト入りのソックスばかり履いているようなので、人気アニメ「ボブズ・バーガー」などのソックスの詰め合わせ(?)を贈りました。「ボブズ・バーガーズ」は日本でも放映されたのでしょうか? 映画版も現在公開中で、ヒット中なのです。



日本では地震が頻発しているようですが、何事もなく過ぎますように…。今週も、健やかにお過ごしくださいね。
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コロナ隔離中に重宝した「あるグッズ」

2022年06月19日 | 日記


なんだか、あっという間に時間が過ぎていくこの頃です。ハナウマの続きもすぐ書きたかったのに、時間が経ってしまいました。

…と、そちらは後々書くとして、今日はまた時計の針を戻して、コロナの隔離中に思ったことを少し書きますね。ウィズ・コロナの時代、参考にしていただければ幸いです。

アメリカでは今、コロナ患者の隔離は丸5日間。5日経った段階で24時間以上、熱冷ましなしで熱がなく、症状が改善していれば隔離終了です。さらに5日間は人と接する時は予防措置として必ずマスク着用。なので家族との食事も別々に取るのが推奨されます。

そして濃厚接触者については、ワクチンを追加接種まで接種している人は、症状がなければ隔離の必要なし。ただしワクチンをしていないのであれば、5日間の隔離が求められるという具合です。

私もこうして5日間の隔離を経験したわけですが、コロナで自宅療養中の人が亡くなること、たまにありますよね…。聞くところによると、本人の自覚がないまま肺炎が進行し、あれよあれよと呼吸困難になって…というケースがあるのだとか。息苦しさを感じないまま、知らぬ間に肺が侵されているなんて、恐ろしいですよね!

なのでこのたびの隔離中は、1日に何度も血中酸素濃度を測っていました。なんと昨年、看護婦をしている友人が贈ってくださったのですが、自宅に血中酸素測定器があることの安心感といったら! あれさえあれば、知らぬ間に肺が侵されてという事態にも陥らないのではないでしょうか。

そして血中酸素のレベルを測るのと同時に、熱もしょっちゅう測っていました。体温計はどこの家にもありますが今回痛感したのは、体温計が2つ欲しいな! ということでした。

というのも昨今の体温計は、舌の下に差し込んで熱を測ります。家族が「少し熱っぽいんだけど」と訴えたある晩、その同じ体温計を(いくら洗剤で洗ったとしても)家族に使わせるのは絶対嫌でした。「コロナ患者」が使用中の体温計なのですからね。もちろん、体温計の先端をカバーするキャップも買えるのですが、ずいぶん小さいので、安心感がゼロというか…。なので家に病人がいる場合には、2つ体温計が必要だなあと思った次第です。

もうコロナに罹りたくはないけれど、万が一のために。我が家には今、2つの体温計があります。そして血中酸素濃度の測定器も、コロナ時代には一家に1つ、必要になるかもしれません。皆さんのお宅にもぜひ! と強力推薦したい私です。

皆さんも、どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。
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キングカメハメハデーのお祝いが復活!

2022年06月13日 | ハワイアナ


一昨日、6月11日はハワイ州の祝日、「キングカメハメハデー」でした!

11日にはダウンタウンのカメハメハ大王像にレイを捧げるセレモニーがあり…。翌12日は、大王像近くからワイキキのカピオラニ公園まで、パレードがありました。

パレードではこの日の主役であるカメハメハ大王&戦士を模した一団の山車、それに騎乗の美女(パウライダー)やブラスバンドなどが練り歩き、それは楽しいのですが…私はそれをすっ飛ばし、カカアコのファーマーズマーケットに行ってしまいました。ハワイ文化を学ぶ者として、なんという罪深さ。

ですが12日夕方、ワイキキのロイヤルハワイアンセンターに出かけたところ、そちらもお祭り騒ぎで! フラのステージを中心にレイ作りやラウハラ作りを学べるテーブルや、クラフターのベンダーが出ていて、キングカメハメハデーのお祝いの真っ最中でした。









…思い返せば、キングカメハメハデーのイベントが復活したのは実に3年ぶり。最後は2019年でしたからね。それは盛大にお祝いしたくなろうというものです。ハワイのコロナ陽性者数は相変わらずですが、こうしてハワイ&アメリカは、「ウィズ・コロナ」の方針で21世紀を進んでいくのですね。

幸か不幸か、これが現実。ニューノーマルの時代を受け入れ、私も精いっぱい楽しもうと思います。人生は短いですからネ。
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