森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

衝動買いが楽しいホノルル暮らし!

2012年08月28日 | ハワイアナ


今日は写真中心のネタでサクッと簡単に失礼しま~す。
ほんの小さなものですが、最近ショップで見つけて、私を限りなく幸せにしてくれた2アイテムをご紹介。

まずはこのカップ! Gumbyという、TV番組のキャラクターマグ、かわゆいでしょう? このキャラクターのことは知らなかった私ですが、あまりのかわいさに即買いしました。うちの近所のディスカウントショップ、ロス・ドレスにて、確か1つ$3.50くらい。
なんでも1950年代~90年代に人気を集めたキャラクターらしく、うちに主人は懐かしがっていました。このマグで朝、コーヒーを飲むだけで、幸せ~な気分になります。この色も私好み!

もう一つは、ピーナッツバターの小カップ8個詰め。チビなカップは、子供の学校でのオヤツや、(寝坊した朝の)車の中での朝食に大活躍! クラッカーにつけたりセロリなど野菜につけたりすると美味しいようですよ。パッケージの写真では、リンゴ&ピーナッツバターの写真も載っていましたけどね…。これはセールで買って、確か$3足らず。なんてお安いんでしょう! ただしこのチビなカップの一つが、250カロリーもあるというのが、恐ろしいですけどね…。



最近引きこもり状態だったので、今日はこれにして失礼しま~す。皆さんもハワイにショッピング旅行に来てくださいね。小さく、安く、楽しい小物がいっぱいですよ~。
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ダウンタウンの銃声に1人、右往左往

2012年08月24日 | 日記


なかなか更新できず、ごめんなさい。なんだか原稿を書いても書いても終わらず、ちょっと焦っています。
いえ、山のように仕事があって、という(嬉しい)話ではないんですよ。なんかうまく書けないというか、思うように筆が進まないというか。今週は気分を変えて、テラスで仕事しているのですが…。一度のり始めるともう、パソコンのキーを打っているというより、ピアノを弾いているかのごとく、よい気分で指が動くのですが! もう本当に、指先が音楽を奏でるようにスラスラ~と書けるのですが、最近はなかなかそうもいきません。

一昨日も、そうしてテラスで仕事をしていました。すると、パンパン! という銃声が聞こえてきてドキッ! 5,6発聞こえるその音は、銃声以外の何ものでもありません。早速、屋内に逃げ込みカーテンの端から外を覗いたのですが、あたりは平穏無事で。と、しばらくするとまた銃声が! 今度は望遠鏡を取り出してあちこち眺めてみると、コンドからよく見下ろせるフォートストリートに、たくさん人が集まっているのがわかりました。中には警官の姿も。でも、警官が慌てている様子もなく、コーヒーを手にしているみたい。な~んだ。じゃあきっと今日は、フォートストリートで何かの撮影をしているんだろう。

…そう思ったら、結局その通りだったのでした。夕方、仕事から帰ってきたハワイアン夫が言うのは、フォートストリートで「ハワイ5-0」の撮影が行われていて、通行禁止になっていたそうです。

どおりでその前日からフォートストリートに屋台がいろいろ出ていたわけです。それらは結局、撮影のためのセットだった模様。何も知らない私はシェイブアイスの屋台を見て、「あ、宇治金時あるかしら?」と考えたり。「子供達が喜ぶわ。連れてこようかしら」と思ったり。息子は息子で、やはり「シェイブアイスだ! 食べようかな」と思ったとのこと。夫も八百屋の屋台で美味しそうなパイナップルを見て、「買おうと思ったけど、店の人がいなくて」。まんまと一家で騙されてしまったのでした。

それにしても。贋の屋台くらいはまあ、いいのですが、あの銃声! 結局、夕方まで何度も何度も銃声が夕空に轟いてたんですよ。これが1人暮らしのお年寄りだったら、本気で怖くなったのではないでしょうか? なんか~、一帯のコンドやビジネスには、事前に通告があってもよかったのにな~、と思った私。あったのカモしれませんが、少なくともうちのコンドの掲示板には、ダウンタウンで何時間も銃声が轟くことは、何も出ていませんでした。

でもよかった! 家の中で1人でうろたえていただけで、警察に通報しなくて。そのことだけは、神様に感謝しました~。
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続・カワイアハオ教会の壁に何が起こったか

2012年08月19日 | 不思議譚


前回、ハワイ最古のカワイアハオ教会の壁に、市バスが突っ込んだ件に関し、「奇怪な事件だった」と書きましたね。もちろん、それはあくまでも事故だったわけですが…。事故全体になんだかミステリアスな雰囲気を感じてしまった私。

というのも、以下のような事情があったからです。

カワイアハオ教会は1842年創設の、ハワイ王朝ゆかりの由緒ある教会です。広い墓地も教会の横手にあるのですが、数年前のこと。墓地と教会の間にあるカフェテリアを取り壊し、17億円以上をかけて、立派なカフェテリアを新築することになりました。

カフェテリアというより、そこでさまざまなクラスを開いたりもしていたので、多目的ホールと言ったほうがいいかもしれません。とにかくそれは、古ぼけたホールで。私もそこで何度か、日曜礼拝の後に、ランチを食べたことがあります。

ところが。更地になったホール跡地から、古い人骨が出土したから、さあ大変! これは19世紀のハワイアンの骨で、どうやらこのホールが建てられる前には、この敷地まで墓地として使われていたことがわかりました。なぜ~か。墓標だけ除去された墓がたくさんあったのかもしれません。

ハワイではこうして建築現場から骨が見つかった場合、まず考古学者が関わった本格調査が行われます。古代の埋葬地については様々な規制があり、埋葬地に建物を建てるとなると、いろいろややこしい問題が発生するからです。極端な場合、計画を変更して建物の位置を移動することもよくあること。たとえばマウイ島の高級ホテル、リッツ・カールトンでも同様の問題が起こり、ホテルは客室タワーの位置変更を余儀なくされたのでした。

ところが、カワイアハオ教会はホールの場所を変更するほどには敷地が広くありませんからね。そのまま同じ場所にホールを建てようとしました。もちろん出土した人骨は丁重に取り除き、ほかの場所に埋葬しなおしたわけですが…。そんな背景から、市民団体がカワイアハオ教会を訴えて工事をストップしようとしたり~。ハワイ大学の学生たちがプラカードを持って抗議運動を展開したり~。昨年来、もろもろきな臭い出来事が教会周辺で起こっていたというわけなのです。

そのため工事は長い間中止されていて。工事現場は幕が張られてすっぽりと隠され、ガードマンが24時間、張り付いているほど。中の様子は見えないようになっているのですが、
(とは言いつつ)この2月、カワイアハオ教会の2階から見下ろすことができた工事現場を、ついパチリと写したのが、冒頭の写真です。

工事はまだまだ地ならしの段階で止まっていましたが、私は見た! 女性スタッフがテントの下、刷毛のようなものを使って、工事現場で何かをハタハタしていたのを…。あれは工事の人ではなくて、考古学者だったのではないかな~。か弱い女性が刷毛でハタハタ、ですからねえ。手にしていたのは何だったのか。それについてはわかりません。

う~ん、やはり現場からはその後もいろいろ、出土しているのかもしれません。ね? そんなこんなで、なんだかきな臭い状況が、教会を取り巻いていると思った次第です。

しかも、ですよ! 2月14日。ハワイ大学の学生40人がドクロの絵を持ってハロウィーンみたいなおどろおどろしい服装で、カワイアハオ教会の壁の前に立ってハワイ語で建築反対のスローガンを唱えるという出来事がありました。新聞でも報道されたので、私もその出来事をよく記憶しています。

そしてその1ヵ月半後の4月2日。市バスが飛び込んでこなごなになったのが、まさにその場所。その、ドクロのサインを持った学生達が立っていた、全く同じ場所だったのです。

もちろん、市バスの事故の際にはそこに誰もいなかったのだし。バスの運転手も何も意図したわけではないのですが、なんだか私は少し、怖くなりました。何が何だかわからないけれど、なんとも奇妙なバスの事故ではないでしょうか?

…この記事を書くにあたり、昨日、カワイアハオ教会を、覗いてきました。相変わらず工事はストップしたまま。やはりガードマンが、退屈そうな様子ではりついておりました。今後の展開が気になるところです…。

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カワイアハオ教会の壁に何が起こったか

2012年08月15日 | 不思議譚


ちょっと上の写真をご覧ください。重厚な塀が盛大に壊れ、瓦礫が散乱していますね。これ、なんとハワイ最古のキリスト教会、カワイアハオ教会の外塀なのです! あの、ハワイ王国時代には国王の戴冠式や結婚式、葬式も行われた、由緒ある教会の…。

ダウンタウンの中心、キングストリートとパンチボールストリートの角に位置しているカワイアハオ教会。まあふだんから車の往来は多い交差点なのですが、今年4月2日、なんとその壁に市バスが突っ込むという、奇怪な事故が起こりました。

どうやらドライバーは持病を持っていたらしく…。意識を失ったのかもしれませんが、左折専用車線にいたのにそのまま直進してしまい、教会の壁にフルスピードで突っ込んでしまったのでした。バスには客が乗っていなかったので、ドライバーだけが大怪我。ちょうど事故現場に通行人がいなかったのも、後から考えれば不幸中の幸いですね。 

その直後に取ったのが上の写真です。その後も壁の修繕作業が全く始まらず、長らく放置されている状態でした。が、昨日の新聞報道で壁の修繕がやっと近いうちに始まると知り、ホッとしています。由緒ある立派な教会の壁が崩れているというのに、数ヶ月間、放置されていたのはなぜなのか? といぶかしんでいたホノル市民も多かったのではないでしょうか。

新聞の報道によると、この壁は1843年に建設されたもの。その3年前、教会はカカアコ沖の海底から切り出した珊瑚を材料に建てられました。当時のハワイでは珊瑚が、一番頑強な建築素材だったからです。もちろんこの壁も、珊瑚で造られています。

こういった特殊な壁ですから、工事はなるたけオリジナルの珊瑚を集める形で修繕すべく、こういった歴史ある建築の修繕を専門にしている会社が請け負っているそうです。まずはハワイ州の歴史保全課、みたいな部署から修繕計画の許可を得なければならなかったそうで、許可が下りるまでにずいぶん時間がかかったということでした。その間、勝手に珊瑚のかけらを持って行ってしまった人もいるため、欠けている部分については新しい材料で補強することになるよう。

なんとかクリスマスシーズンには間に合うように修繕する計画と言いますから、これから急ピッチで工事を進めるのでしょう。頑張って欲しいものです!

それにしても…。聖なるカワイアハオ教会(のある角)で起きたこの事故、なんだかミステリアスな印象を受ける事故でもありました。幸い死者は出ませんでしたが、一歩間違えれば大惨事でしたからねえ。

近年、カワイアハオ教会を巡ってはとあるきな臭い問題が起こっていたので(古い時代に埋葬された遺体の処遇に関して、なんですが)、勝手にそれと関連ずけて、あれこれ考えてしまった私…。長くなるので、続きはこの次に! 少々お待ちください。

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ヘリコプター取材はイヤ!な理由

2012年08月12日 | 日記


朝9時から、我がコンドの上をヘリコプターが飛び交っています。すさまじい轟音に驚いてラナイに出ると、すぐ近くにヘリコプターが浮かんでいたり! いえ、別に何かの犯人を血眼で探し回っているわけではなく。屋上の貯水タンクを入れ替えるため、ヘリコプターがさまざまなものを屋上に輸送しているというわけなんです。



こういった作業のため安全上の厳しい規制があるらしく、コンドの最上階や地上階のテナントは、今日は9時から14時まで全員退去。駐車場からの出入りも規制もしくは禁止。周辺の道路の通行も規制。あたりには警察官や工事の人々が配置され、なんだか物々しい雰囲気が漂っているのでした。

皆さんはヘリコプターに乗ったことがありますか? 私は2度、取材のために乗りましたっけ。オアフ島で一度、ハワイ島で一度。ハワイ島ではキラウエア火山の火口上を飛び、真っ赤な溶岩ちゃぷん、ちゃぷん…というシーンを見て、大感動したのでした。

でも、今はもうヘリコプターは乗りません。セスナ機もイヤ! なぜって、ハワイで暮らした20年に、こういった小型機の事故が多いことに気づいたからです。なんだかよく、遊覧ヘリやセスナって墜落するような印象が…。昔、初めてヘリコプター取材をした際、その直前に話していたお年寄りが言いました。「今日、ヘリコプターに乗るの? ふ~ん。ヘリコプターはよく落ちるから危ないよ。乗らない方がいいよ」。その時はハワイに来たばかりで全く気にしていなかったのですが、今思うと、本当なんです。こういった事故はよく起きるもの…。

なので、うちの主人のリクエストもあり、「空飛ぶ取材はNG」とさせていただくにいたりました…。「仕事をしてもいいけど、危険な取材はダメ」というわけです。数年前にホノルル夜間飛行、なんて取材を頼まれた時も、そんな理由でお断りしたんですね…。弱虫な私! 

そして先週の某取材の際にも、「空飛ぶ取材はNG。おまけに水着になる取材もNG」とお願いした私。コーディネーターの方には苦笑されてしまいましたが…。だって私、いいオバサンですからね。カメラの前で水着になるのもイヤなのは、我儘だけど仕方ないですよね~。

…朝から頭上を飛び回るヘリコプターを見ながら、つれづれ、こんなことを考えました。

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