森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

ハワイでも風邪が蔓延中&ハワイアンと大雪

2015年01月27日 | 日記


久しぶりにひどい風邪にやられ、一家全滅しました...。最初はハワイアン夫、そして娘、最後が私。私と夫は39度の熱が出たのですが、唯一、ドクターに看てもらった娘は、検査の結果、インフルエンザではありませんでした。確かに娘は高熱は出てなかったのですが...ちょっと不思議です。

娘も今日はやっと学校に行き、私も今朝からようやくパソコンの前に座ることができました。

これは昨年のデータなのですが、ちょっと面白いデータを見つけたので、ご報告です。「全米で雪の多い大学トップ10」みたいなのがあって、そこでなんと、我が息子の行っている大学が1位になっていたんです!(NY州のシラキュースというところにあります) 

な、なんと最果ての地アラスカよりも、スキーリゾートのコロラドよりも雪が多く、年間3.5メートルの降雪量ですって! ああ...。よりにもよって、ハワイからそういう大学に行くなんて...。

ともあれ、彼の地で息子が、風邪もひかず最初の冬を乗り切ることを祈ります。エベレスト登山靴か?と友人にからかわれたあのブーツも、決して大げさではなかったのですネ。
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本物のアフプアア境界線を見た話

2015年01月21日 | ハワイアナ


寒さのなか、しばらく冬眠?していました…が、最近のハワイは南国らしい気候が戻ってきました! 毎日、爽やかな気候が続いています。

さて、現在発売中のフラ専門誌「フラレア」、見ていただけましたでしょうか? 今回、表紙撮影にも立ち合いましたが、今号は珍しく、現代フラではなく古典フラのダンサーが表紙を飾っています。カッコイイ!



撮影場所は、オアフ島東部のクアロア牧場なのですが。撮影日は雲一つない晴天で、素晴らしい表紙が撮れました。モデルは、クムフラ、故アロハ・デリレイの孫のキリちゃんです。

昨年12月には、この表紙撮影のほか、神話の記事の取材のためにもクアロア牧場を訪れました。クアロアは、オアフ島でも1,2の聖地。神話の宝庫でもあるんですよね。私もクアロアは大好きで! 子供達が小さい頃は、よくビーチパークでキャンプしたものでした。

さらにこのたび、最高にラッキーなことに、クアロア牧場内で本物のアフプアアの境界の石垣を見ることができたんです。あ、アフプアアというのは古代ハワイの地区区分のこと。海の恵み、山の恵みが各村落に行き渡るよう、ハワイの土地は山から海辺にかけて縦割りされ、統治されていました。どんな小さな地区でも、必ず海と山が入っていました。その区分をアフプアアと言います。

最近オアフではこのアフプアアの境界を示す、看板などが新たに設置されているので、住民にも「ああ、ここから先がホノルルのアフプアアなのか」なんてよくわかるのが嬉しい限りです。

前置きが長くなりましたが、昔、各アフプアアは、石垣のようなもので区切られていたとか。さらに祭壇(Ahu)もあり、その上には豚(Puaa)の頭を模した像が置かれていたそう。アフプアアとは、Ahupua‘a、つまり豚の祭壇、を意味するハワイ語なんですね~。

そして! このたびクアロア牧場で、何世紀も前から残っている本物のアフプアアの境界の石垣を見ることができたというわけです。それが冒頭の写真でございます。ちょっと暗いですが、上の方に石垣が伸びていますね? 昔々のアフプアアの境界線が保存されているのは、今ではここだけのよう。

あいにく祭壇は見当たらなかったのですが、それでも。古~い古い、噂?のアフプアアの境界を見ることができて感激! なんだか、とたんにアフプアアが歴史上の語彙ではなく現実的になって、古代ハワイにタイムスリップしたような気分になりました。石垣の左側がクアロア、右側がカアアヴァのアフプアアになるそうです。

ちなみに、牧場に近いカメハメハ・ハイウェイ上にクアロアのアフプアアを示す看板が立っており、そのごく近くに、石垣のようなものがあります。正確にいうと、クアロア牧場の敷地を囲む金網の中になります。が、ここの石垣は、アフプアアの看板の近くにイメージとして復元された、新しい石垣だそうです。本物は牧場のグッと奥にありますので、どうぞご注意くださいね。

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ハワイでは今、厚着が必要!

2015年01月08日 | 日記


常夏、のはずのハワイ。ところが先週から寒々しい日々が続き、街にも厚着しまくる人々がいっぱいです。

まあ11月から2月は雨季なので、肌寒いのは当たり前なのですが。今年は特別。各地で朝晩15度くらいになり、この寒さは、数十年ぶりとか。地域によっては観測史上、最低の寒さだそうです。夜も温かくして休まねばなりません。夏もひどい酷暑だったし、やはり楽園ハワイでも、年々、気候が変化しているようです。

息子は今日、NYに戻る予定で。氷点下のかの地に比べたら、こんなの寒いうちに入らない、と生意気にもせせら笑っています。

ちなみに息子の高校の友人達は、けっこう東海岸の大学に行っている子が多いんです。そのうちのS君はやはりNYのロチェスターという街にいるのですが、ハワイよりもNYの気候のほうが好きなんですって。

なんでも「だってハワイにいる時は、いつも肌がうっすらぬれてるだろ」(汗で、という意味と思います笑)とS君が言ったそう。すると友人達も「そうだな、ハワイではいつも身体がベタベタしてるよな」と同意しているとか。でも東海岸では、いつも肌がすべすべ。爽やかな涼しい気候が思いのほか気に入って、S君はもうずっとNYに住みたいんだそうですよ。

ティーンエイジャーにはティーンエイジャーらしい理由で、ハワイの暑さを嫌う理由があるんですね。

というわけで近々ハワイを訪れる方は、温かい寝巻きと、外出用の上着をお忘れなく! 
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2015年もよろしくお願い致します!

2015年01月01日 | 日記


新年、明けましておめでとうございます! 2015年元旦の今朝、ホノルルでは素晴らしい青空が広がっています。まさに清々しい、新年の幕開けです。

今朝、ハワイアン夫と息子は、オアフ島最高峰のカアラ山登山を目指して出かけました。去年も出かけたのですが、トレイルの途中で突如出現した雄牛に阻まれて、断念。今年は違う登山口を目指して登るとのことで、北海岸のモクレイアではなく西海岸のワイアナエへと出かけて行きました。今年はちゃんと、頂点を極めることができるでしょうか?

まあ、カアラ山には、道に迷った旅人を優しく案内してくれるという女神、カイオナが住むとされているので、大丈夫でしょう。

さて、元旦ということで、一応、今年の抱負なのですが...。昨年も言ったと思いますが、今年もまた勉強、勉強、また勉強の年にしたいと思っています! ...数年前から、ハワイ州観光局のお仕事に関わるようになり、ハワイ文化委員会の委員という、大役を承りました。日本の人々にハワイ文化を正しい形でお伝えするという使命を持つこの委員会では、サイト「アロハプログラム」を通じて、文化的なコラムを発信したり、ハワイスペシャリスト検定を実施したり。さまざまな形で、啓蒙運動を行っています。

昨年には初めて、日本とハワイを生中継でつなぐウェブ・セミナーなども始まり、委員会の活動もますます活発になってきましたので、私ももっと勉強しなければ! と、昨年にも増して思うわけなのでした。

そんなわけで、まだまだ未熟な私ですが、2015年もこのブログともども、どうぞよろしくお願いいたします! 2015年が皆さんにとって、素晴らしい年となりますように。

2015年元旦
森出じゅん




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